ゆっくりいじめ系3195 ゆっくり発展していってね2

ゆっくり発展していってね 2

  • この物語は「ゆっくり発展していってね」の続きです
  • 今回は虐待皆無です
  • この物語が初めてなのでところどころ口調が変わっているかもしれません
  • それでもよければぜひ読んでいってください


三日目
おれはインターネットから動画を落としてきた。
名前は「早送りで分かる 植物の成長」
というものである。もちろんゆっくりパチュリーに見せるためだ。
これといろいろな物をまとめて俺は家を出た

そして俺は群れについた。
「おにいさんゆっくりしていってねー」
「このあいだのあまあまありがとう!」
などと俺を歓迎している。どうやら警戒心は完全に解かれたみたいだった。俺はとてもうれしかった。
しかし中には
「とかいなありすはあれではものたりないわ。もっとよこしなさい!」
「ここはまりさたちのゆっくりぷれいすだぜ!ここにはいるにはあまあまを500こもってくるのだぜ」
んどと言っているやつらもいる。まあどうでもいい。 
そしておれはゆっくりパチュリーの元に向かった。
ゆっくり達に聞いてみるとどうやら長の所にいるらしい。
「すみません ゆっくりパチュリーはいますか?」
「パチェでいいわよ。それよりいらっしゃい」
「君が聞いていた人間か。ゆっくりしていきなさい」
そういったのは1mほどのゆっくり魔理紗だった。
「ここの長よ、あなたのことはもう伝えてあるわ、条約の事も。」
「それじゃあ話は早いな、長も聞いてくれるとありがたい」
「一応私もパチェまでとはいかないが、そこらへんのゆっくりよりかは賢いぞ」
「なおさらありがたいです」
そういいながら俺は動画を再生する準備をした。
「むきゅー それは何?」
「あとで説明するよ。それより君達、お野菜さんはどこから生まれると思う?」
当然のように答えた
「勝手に生えてくるに決まってるじゃない!」
      • やっぱりか。
「半分はあってる、自分で生えてくるものもあれば逆に人間が育てる場合もある。」
二人は首(パチェしかないけど)をかしげながら
「意味が分からない。どうやって自分たちでお野菜を出すって言うのよ?」
「それがこれだ」
俺は一袋の種を取り出した。
「これからお野菜を出すんだ。何日もかけてな」
そういうと俺は動画再生機器を取り出した
「これは昔あったことをそのまま再生させる機械 今から再生する」
「後で見せてもらってもいいかしら」
「どうせ理解できないよ」
俺は苦笑いしながら動画を再生する

  • 植物の育て方-
「植物は、種から育ちます。今からこの様子を早送りで見てみましょう」
そういって種まきから早送りで再生されていく。
どんどん植物が伸びていく。
「これが花という状態で、受粉すると実になります」
実がなった瞬間普段食べているお野菜さんだとわかり二匹は驚愕する
動画が終わると
「人間はこんなことをやっていたのね・・・餓死しない理由がわかったわ」
改めて俺は取り出した種を見せ
「その種がこれです。大体半年ほどで実ができますよ」
いまだに驚いているが、俺は続ける
「これで種からお野菜さんが出せることはもうわかりましたね?」
「ええ 今までの常識が覆されて正直驚いてるわ」
「さて、ここからが本題です。あれだけあったお野菜さんを人間はどうしようかということだ」
「むきゅー たしかに伝えてきた量は明らかにこの群れ全体の冬を越せるくらいあったわ」
「わかりました。それではまずゆっくり達は物々交換をしますか?」
「聞いたことはあるわ でもここには関係ないわ」
「わしは聞いたことが無いなあ・・・」
「では説明します」
そういって俺は人参とクッキーを取り出した。そしてクッキーをパチェに渡した。

「まず俺がそのクッキーが欲しいとします、俺の元には人参があるのでその人参を渡してクッキーをもらう」
人参一本を差し出した。そして俺がクッキーを受け取った。
「これが物々交換です」
「ほうほう」
「人間もゆっくりにも個性があり、それぞれの得意なことをやって、足りない分は補ってもらう こうして栄えていきました」
「今度わしの村にも取り入れてみようかのう」
「しかし、これには重大な欠点がありました」
二人は困惑する
「まず相手が存在しない場合。そもそも相手がそのものを欲しなければ、交換は成り立ちません。
さらに食べ物は腐ってしまうので、早めに交換しなければならない」
「むきゅー 確かに相手がそもそも欲してなければ始まらないものね」
「そこで登場したのがお金と言う存在です。お金はいわば引換券のようなものです。
お金と言うのは物々交換の中間的な役割・・・つまり」
「 人参→クッキー が 人参→お金→クッキー になったのです。」
「あれ?これじゃあ逆にめんどくさいじゃない。今までのほうがスムーズよ」
「今までの弱点はすべて克服されていますよ。まず相手が必要としていないときでも、
他の人が必要であればその人に売ってからお金を手に入れて、お金から必要なものを交換する。
しかもお金は石や布にすることで、永久保存をすることができる」
「人間さんはすごいことを考えたのう・・・」
「これはやってみる価値があるわね」
今にもこの制度をやってしまいそうな気がするので、
「ただし注意点があります。それはお金の存在自体です お金はとても貴重な存在で、それこそたくさんあれば、一生働かなくても済ませる。
これだけ貴重になれば、当然強いゆっくりが弱いゆっくりから金を奪う可能性がある。
そして、偽造されてしまうと言うことです お金をその辺の石にするとしましょう、すると石を拾ってきたゆっくりが、『これはおかねだよ!』
と言い張るかもしれない。人間は石から青銅 鉄 紙と徐々に偽造されにくくなりました」
「むきゅー お金の存在が大切すぎて、お金を奪う人やすり替える人がでてきたってことね」
「そういうことです。そしてあなた方を殺した人間さんも、お野菜さんを育てて、それを売ってお金にしていたんです。」
「ということは・・・」
「はい。あなたたちがそのお野菜さんを奪い、あの人間さんのお金を無くしたのです。
お金がなくなったらあの人間さんは暮らせなくなってしまう・・・だから怒って殺してしまったんですよ」
わかってくれたのか?
「つまりあのお野菜さんを盗ったから、人間さんはゆっくりできなかったってことね・・・」
「私たちは知らぬままにそんなことを・・・」
「あなたがたが、悪いと思う気持ちがあるなら、謝りに行きますか?わたしもついていきます」
「ええ、頼むわ」
「私もついていこう。いざとなったら私がすべての責任をとる」
「それではいきましょう」




「ん・・・ってこの間のゆっくりか!? 今すぐ潰してやる・・・!」
やはりまだ覚えているようだ。農家の怒りがこみ上げてくるのがわかる。
「まって! 私たちは謝りに来たのよ」
「何を?」
「あなた達のお野菜さんを食べてごめんなさい。このお兄さんに全部教えてもらったの」
「はあ?おめぇらみたいな餡子脳が?
おい そこの兄さん。どうせお前が謝れば許してあげるとか教えてんだろう 余計なことはしなくていい」
「・・・まあ見ていてください」
農家はとりあえず耳を傾ける
「私達はまずこのお兄さんにお野菜さんの育て方を教えてもらったわ。そしてお金の存在意義も」
「本当か? まあ都会には物乞いするゆっくりもいるらしいしありえないことも無いが・・・」
「このパチュリーは他のと比べて比較的物分りがいいのですぐ理解してくれました」
「ほんとうにすまんかったのう・・・ 今度からは手を出さないようにするわい・・・」
「謝った所で許してくれるなら警察なんかいらねえ。第一お前ら絶対忘れるだろ」
「それならわしを殺してくれ。わしで気が済むのなら」
「それなら私も殺してください! 村のためになるのなら!」
責任って言ってたのはこれか・・・ 
つーか世の中には「ヒャッハー ゆっくりの命などアリにも及ばんわ!」とかいっている輩もたくさんいるのに
こんな事言って大丈夫なのか?
「・・・お前ら本当に反省したのか?」
「里にはみんなに言い聞かせるわ。逆らったものはせいっさいする 約束するわ」
「私が言うのもなんですが許してあげてください 意味を知らないでやっただけなんです」
中立派(キリッとか言っていたのになにいってんだろ俺・・・
「まあ誠意は伝わった けど金は戻ってこないしなあ・・・」
「そういえばお金ってどんなものなの?」
「ん? ああそういやまだ現物見せてなかったな」
そういって俺は100円を取り出す
「むきゅ!これなら里にあったわ すぐ持ってくる!」
って100円じゃどうしようもないぞ・・・と思いつつもパチェを見送る
~5分後~
「これよ! それに似てるものよ!」
パチェが来た箱の中に光り輝く何かがあった
「箱なんかに入れて一体何を・・・」
そこには大量の小銭があった。これじゃぜんぜん足りな
「でもこれ見せてくれたやつと少しだけ違うところがあるのよ」
え?
みてみるとそこには穴ずれの5円玉や表記ミスの100円などがたくさんあった
「これまさか盗んで・・・」
「いや 昔わしが金ぴかの何かを見つけたときに人間さんが驚いて『これあげるから』っていって置いてってくれたものじゃ」
金ぴか・・・え?
「金ぴかのことはほっといてとりあえずこれ結構貴重ですよ いったん調べていいですか?」
農家は唖然とした様子で
「ま まあ今日はお前らの態度に免じて許してあげよう・・・」
「それじゃあ私達も帰るわ」
もともと運動が苦手な上に自分の身長分の小銭を持ってきたのだ。辛そうにしている
「パチェは私の上にのりなさい」
「むきゅー ありがとうございます」
後半からほとんどよくわからない状態のまま俺は帰った




四日目
「なん・・だと・・・」
ネットで検索したり図書館で調べてみて、大体の金額を調べてみた
俺は少し青ざめながら 群れの元にむかった

(中略)

パチェと長の二匹を連れてまた農家の元へ来た
「なんじゃまたお前らか この間のことは仕方ないと言うことであきらめ」
「15万です」
「は?」
「調べてみると約15万相当だったんです・・・
まず位置ずれのものを基本に集めていたらしく貴重な曲がり方をしたのがいくつかあって、中には1万円相当のものだってありました
どうやら発行枚数が少ないときのものですから・・・」
「で でもそれだけじゃぜんぜん足りな」
「しかもなかに札が入ってたんですが ぞろ目で10万近くの代物だったんです」
「これだけの物を交換してくれたと言うことはやっぱ掘り当てたの小判・・・」
「ま まあそれは忘れましょう! 下手すりゃ問題になりそうですし」
「それで今回の失った分をこれで解決できませんかね?」
「失った額はそれくらいだけど・・・」
「パチェたちはそれでいいか?」
「これで許されるなら当然」
「まさかもらったものがここまですごいものとはのう・・・」
「ということです」
「・・・ほらよ」
そういって農家はサツマイモをやった。
「食べ物に困ったらうちに来い。あまったら少しくらい分けてやる」
すごくこの農家かっこいいじゃないですかー
「あ ありがとう!」
ということでこの事件は無事ハッピーエンドとなった



数日後・・・
「そういや 冬篭りのために食料盗ってたな 大丈夫なのか?」
「一応足りてはいたんだけど急にお野菜さんがたくさんあるって言ったからつい・・・」
「それならよかった」
「そういえば お野菜さんって私達にも育てられるのかしら?」
「そういう種もいるはずだぞ」
そういやここのうかりんいないな・・・
「また教えてもらえるかしら?」
「もちろん 教育者として今後も村を発展させていくつもりだよ」
村全体に笑顔があふれる瞬間だった





ー番外編ー

「これ小判かと思ったけどぜんぜん違うじゃねえか!
とっさに友人に自慢する予定のコレクションあげちまったよ畜生!」
大事なコレクションをぽいと渡した男はその晩嘆いていた・・・





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ここまで読んでいただきありがとうございます!
前回はどちらかと言うとプロローグみたいな感じです
虐待設定を使ってゆっくりの群れを育てようと思ったのですが案外うまくいかず
なんか変な感じに・・・
こんな作品でも読んでいただければ幸いです

感想・ご指摘・辞めろ!って方は
kannsouyou0044@gmail.com まで送ってきてください
気が向けば続編を書きたいです
せっかくみょんやゆかりをいる設定にしたのに使わないのもったいないですし。
やる気が出ればの話です

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最終更新:2013年05月05日 23:21
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