「ゆええぇぇぇん!おにゃきゃしゅいちゃよ!」
「おにゃきゃしゅいちゃ!おにゃきゃしゅいちゃ!おにゃきゃしゅいちゃ!」
早朝、またれいむとありすの赤
ゆっくり達の鳴き声で叩き起される。
「ゆゆっ!おちびちゃんごはんさんだよ!」
「ゆっくりたべるのよ!」
「ごはんしゃん!」
「ゆっくちたべりゅよ!」
リビングに行きゆっくりプレイスの中を見るとれいむとありすが赤ゆっくり達に貯めていたゆっくりフードを与えている。
赤ゆっくり達は顔を涎まみれにしながらゆっくりフードにがっつき始める。尻をもるもる振って涎と食べカスを撒き散らす様子は気持ち悪くて仕方ない。やがて食べ終わるとその場ですぐにうんうんをひり出し、それをれいむが拾い上げてトイレに処理する。ありすは赤ゆっくり達にぺーろぺーろをして汚れを舐めとると、赤ゆっくり達はすぐに眠り始める。
「おちびちゃんたちゆっくりしてるよ!」
「とてもとかいはだわ!」
眠る赤ゆっくり達をれいむとありすは笑顔で眺めていた。
あれから1週間が経過したが、れいむとありすは赤ゆっくりに躾を全くしていなかった。ご飯をくれと泣けばすぐに与えたりなど赤ゆっくり達が望む物は何でも与え何でもするが、トイレを覚えたりなどの赤ゆっくり達が嫌がる躾部分は全くしない。
そのせいもあり赤ちゃん言葉が抜けていないのは仕方ないとしても、ゲスな野良の赤ゆっくりでも出来る様な最低限の事もれいむとありすの赤ゆっくり達は出来ない。我儘し放題なので順調に立派なゲスへと成長していた。
「おきゃあしゃん!れいみゅはおにわしゃんであしょびちゃいよ!げしゅにゃちぇんたちばかりじゅるいよ!」
「ゆっ!れいみゅにょたかりゃもにょげしゅにゃちぇんたちにとられちゃままなんだよ!」
「おにわしゃんでときゃいはにゆっくちしちゃいわ!」
「ときゃいは!ときゃいは!」
眠っていた赤ゆっくり達が昼食のゆっくりフードを食べ終わると庭に出たいと騒ぎ始める。
「ゆゆっ!そうだね!れいむもおちびちゃんたちとおにわさんでゆっくりしたいよ!それにゆっくりしたおちびちゃんたちをいじめるゲスなちぇんたちをせいっさいしないといけないんだよ!」
「ゆっくりぷれいすにずっといるのももうあきたわ!おちびちゃんたちととかいはなゆっくりしたごごをすごしたいわ!」
れいむとありすも赤ゆっくり達に言われゆっくりプレイスから出て庭でゆっくりしたいと言い出す。
それを俺は黙って眺めているとれいむとありすが近付いて来て柵越しにお願いしてくる。
「おにいさん!れいむたちをおにわさんにだしてね!いっしょにゆっくりするんだよおぉぉぉ!」
「おにいさんとかいはなありすのおちびちゃんとすてきなごごをすごしましょう!」
「駄目だ」
「どぼじでぞんなごどいうのおおおぉぉぉぉ!」
「ゆうぅぅ!どがいばじゃないいぃぃぃ!」
俺が駄目だと言うとれいむとありすが叫び出す。
俺も最初はれいむ達も庭で遊ぶ事は許可していたが赤ちぇん達にやり宝物として大事にしていたビー玉を赤れいむ達が奪ったり、赤ぱちゅりー達が本を読みながら日向ぼっこしていたのが生意気だと言って赤ありす達が攻撃したりなど暴れれいむとありすも止めなかったのでゆっくりプレイスに閉じ込めた。
反省をしてちゃんと躾れば俺も出してもいいと思えるが、こいつらは自分達がこうなっているのは全部ゲスなちぇん達が悪いと思っている。
「お前達を出せば、またちぇん達に迷惑をかけるだろ。おちびちゃん達にちゃんと躾をすれば出してやる」
「おちびちゃんはとってもゆっくりしてるんだよ!わるいのはげすなちぇんたちなんだよ!」
「なんでげすなぱちゅりーたちのみかたするの!そんなのゆっくりできないわ!」
れいむとありすはちぇん達の味方をするなと言うがそれは当然の事だ。ちぇん達はいつも俺を気遣ってくれるし庭の手入れなどの手伝いをしてくれる。
こいつらは躾も何もせずに赤ゆっくり達を可愛がり、俺に反抗的な態度を取りちぇん達に危害を加えている。
「くしょじじぃ!れいみゅはおこりゅちょこわいんだよ!ここかりゃだしゃにゃいとぷきゅーしゅるよ!」
「しじぃはわかっちゃりゃしゃっしゃっちょれいみゅたちをここかりゃだしちぇね!」
「ときゃいはじゃにゃいわ!しゃっしゃっちょいうこちょきいちぇねぷきゅー!」
「ぷきゅー!ぷきゅー!」
「おちびちゃんたちだめなんだよ!」
「ぷくーはゆっくりできないわ!」
赤ゆっくり達がゆっくりの威嚇行動であるぷくーをして初めてれいむとありすが辞める様に言う。人間には威嚇行動としか思われていないがゆっくり達にとってぷくーとはその相手を殺すという意味があり、馬鹿なゆっくりでなければゲスの野良ゆっくりでも簡単にはやらないし赤ゆっくりも親の躾ですぐに覚える事だ。れいむとありすの様な飼いゆっくりはショップでぷくーをすれば飼い主に何をされるか教え込まれているので、慌てて辞めるように言うが躾をされてこなかった赤ゆっくり達は言う事など聞かずに俺を糞ジジイと言ってぷくーをし続ける。
「もういいか」
俺は目の前の赤れいむに手を叩き付ける。
赤れいむは悲鳴をあげる暇もなく潰れ、手をどかすと潰れた体から餡子が周囲に飛び散っている。
れいむ達は何が起きたのかすぐには理解出来なかったが、周囲に漂う死臭と目の前の潰れた饅頭の塊を見て赤れいむが死んだ事を理解する。
「おちびちゃん!れいむのかわいいおちびちゃんがあああぁぁぁ!」
「おちびちゃん!おちびちゃん!」
「ゆえぇぇ!おねいしゃんがしんじゃっちゃよ!」
「ありしゅはにげりゅよ!ゆっくちにげりゅよ!」
「ゆびゃあぁぁ!こわいよぉぉぉ!」
俺はそのまま逃げる赤ありす達を掴む。
赤ありす達はれいむとありすに助けを求めて泣き、逃げ出そうとそれぞれ手の中でもがいている。
「はなちてねぇ!ありしゅをはなちてね!」
「おかあしゃんたしゅけちぇ!ときゃいはじにゃい!」
「おにいさんはなしてね!れいむのおちびちゃんたちをはなしてね!」
「かえして!ありすのおちびちゃんをかえして!」
俺は無視して徐々に両手に力を込めて行く。
しばらくは元気にもがいていた赤ありす達も苦しくなって動かなくなった所で止める。れいむとありすがよく見える位置に両手を移動して、再びゆっくりと力を込め赤ありす達は口とお尻からカスタードクリームを漏らし始める。
「ゆべぇ……!ぐ……ぐるじぃ…………!」
「やべぇ…ありしゅ………しんじゃう……………!」
赤ありす達が動かなくなった所で俺は最後に力を込めて握り潰す。カスタードクリームまみれの潰れた赤ありす達をありすとれいむに返し、ティッシュで手に付いたカスタードクリームを拭き取る。
最後に残った赤れいむを摘み上げ、テーブルに置いてあるコーヒーの入ったカップの中に赤れいむを放り込む。淹れたてのコーヒーなのでとても熱く、赤れいむは熱さと苦さで悲鳴をあげる。
「ゆびぃぃぃ!あちゅいいぃぃ!にがにがしゃんはあっちいってぇね!ゆげぼっ!」
叫ぶ度にコーヒーを飲み込み苦さで餡子を吐き出す。もみあげを必死に振り助けを求めるがれいむとありすにはどうする事も出来ず、赤れいむの体はどんどんコーヒーを吸い込んでいく。
「たちゅけてえぇぇ!れいみゅしにちゃく……ゆげぇ!ゆぼぼぼ………!ゆべ…ゆっ………ゆごぼ…………!」
コーヒーを吸い続けた事で赤れいむの体が溶け始め、中身の餡子が漏れ出し始める。赤れいむは助かろうと更に体を動かし大量の餡子が流れ出し、徐々に体が沈んでいき見えなくなった。
カップを持ち上げ中身のコーヒーを排水溝に捨て、赤ゆっくり達の処分が終わりひと息ついた。
「がえじで!れいむのおちびちゃんをがえじで!」
「おちびちゃんたちをはやくかえしなさい!」
「煩いぞ」
ゆっくりプレイスで泣き喚くれいむとありすが煩く床を力いっぱい殴る。
れいむとありすは怯えてすぐに黙る。
「れいむ、俺は子供を作るのを許した時に何て言ったか覚えているか?」
「ゆゆっ?それは………」
「はぁ、それじゃあありすは覚えてるか?」
「ゆっ。おちびちゃんが……ゆっくり…してないと………ばつを…………あたえる………」
「そうだ!それで俺はお前達のおちびちゃんを相手にゆっくりしていたか?ちぇん達はゆっくり出来ていたか?」
俺が聞いてもれいむとありすは答えなかった。
「俺もちぇん達もゆっくり出来なかった。だから俺は罰としてお前達のおちびちゃんを処分したんだ!」
「なんで!なんでよ!」
「ゆっくりしたとかいはなおちびちゃんをころすことないでしょ!」
「それはお前達の罰だと言ったぞ。それよりもすぐにまたおちびちゃんを作ればいいだろ?俺はお前達がちゃんとゆっくり出来るゆっくりに育てればいいと言っただろ」
その言葉を聞いてれいむとありすはさっきまでの泣き喚き怒っていたのが嘘の様に顔を輝かせる笑顔になる。
「おちびちゃんをつくってもいいの!」
「あぁ、何度でも作っていいがちゃんと出来なければまた処分するからな」
「わかったよ!こんどこそゆっくりしたおちびちゃんにそだてるよ!」
「とかいはなゆっくりにそだててみせるわ!」
れいむとありすはすーりすーりを始め子供を作り始める。
俺は呆れてれいむとありすのゆっくりプレイスから離れて庭で遊ぶ赤ちぇん達を眺める。
「おにいさん」
「ちぇん、どうしたんだ?」
「れいむとありすまたしっぱいするよ。おちびちゃんたちがかわいそうだよ」
「産まれてくるゆっくり達には悪いが、そうしないとれいむとありすは分からないんだ」
れいむとありすはこれから何度も子作りをして子育てを失敗する。そしてその度に赤ゆっくり達を処分して、れいむとありすには子育てが出来ない事を分からせるしかない。
去勢する事も考えたがゆっくりの中には去勢後もすーりすーりで子作りが出来る個体もいて、れいむとありすは去勢後も諦めずにすーりすーりをするだろうと予想が出来るので去勢はしない事にした。
「ちぇん達には迷惑をかけるかも知れないし、れいむとありすが馬鹿な事をする可能性があるから気を付けるんだ」
「わかったんだよ。ぱちゅりーもけいかいしててひなんばしょをつくってるんだよ」
「そうか。そんなの使わなければいいんだけどな」
俺は気分転換にちぇんと一緒にその日は日が暮れるまで遊んだ。
最終更新:2024年12月12日 20:02