ゆっくりいじめ系525 ゆさくや2_1

fuku1814.txtの続編です。
※多分、今回も虐待は軽めです。








「ゆっくりしていってくださいですわ!」
今、鬼意さんこと虐待お兄さんの虐待ルームに居るメイドキャップをつけたこのゆっくりはゆっくりさくや。
ゆっくりのクセに面倒見の良く、人の家に上がったときの「ここは~~のおうちだよ」の「~~」の部分が自分の子どもになる変り種。
先日、近所の人からおすそ分けとして貰ったんだが、まだ希少なためおいそれと殺すのももったいない。
しかし、まだ幼いので犯させて増やすのも難しい。なんともフラストレーションのたまる銀色クソ饅頭である。
だから今は生態調査をしつつ、殺さずに他のゆっくりの虐待に利用できないか考え中だ。
とりあえず、今日は森で見かけた大人れいむ1匹、大人まりさ1匹、子れいむ3匹、子まりさ2匹という標準的な家族の中にこいつを加えたらどうなるか実験してみたい。
僕は群れの近くまで行きメイドキャップに小型の集音マイクとスピーカーを取り付けてると、「さくや、あの家族の一員になれ」と命令してからさくやを放した。



「ゆっくりしていってくださいですわ!」
「「ゆっくりしていってね!」」
「「「「「ゆっくりしちぇっちぇね!」」」」」
れいむたちは家の近くの広場でゆっくりしていた。
5匹の子どもたちは元気に駆け回り、まりさは温かい笑顔でその様子を見守っている。
この辺りにはゆっくりゃはほとんどど出没しないし、他の鳥獣もあまり居ない。
その理由は食べ物がやや乏しいからだけど、時間をかけて集めれば家族が食べる分は十分に確保できる。
ただ、まりさと子どもたち以外に友達がいないのがちょっとさびしい。
そんなたったひとつのわがままを抱えたれいむ一家の前に見たこともないゆっくりが現れた。
そのゆっくりは銀髪にメイドキャップ、それに青い瞳とずいぶん個性的な姿をしていて、目つきが他のゆっくりよりちょっと鋭いような気がする。
サイズはやや小さく、子どもたちと同じ程度の大きさしかなかった。
「おねえしゃんはゆっくりできるひと?」
れいむは見たことのない容姿にとまどっていたけれど、家族以外のゆっくりを始めてみる子どもたちは興味津々。
物怖じしない性格のゆっくりまりさのうちの姉のほうが元気良く話しかける。
「さくやですわ!とてもゆっくりできますわ!」
その言葉を聴いて笑顔をほころばせる子どもたち。
「ほんとうに!じゃあ、れいむたちといっしょにゆっくりあそぼ!」
「さくや!いっちょにゆっくししようよ!」
「かしこまりましたですわ、おぜうさま!」
「ゆ?」
さくやがおぜうさま、という聞きなれない呼称を用いたことに子どもは首を傾げる。
けれど、「さあ、ゆっくりしましょうですわ!」というさくやの言葉を聞くとそんな事はどうでもよくなったらしく、6匹は鬼意ごっこを始めた。
見ず知らずの個体どころか、見たこともない種族のさくやに少し訝しげな目を向けていたれいむも、子どもたちの楽しそうな姿を見ていると細かいことはどうでも良くなってきた。



「きょうからみんなのおうちでいっしょにゆっくりする、さくやですわ!」
さくやは帰る場所がなかったらしい。以前は人に飼われていたらしいが、目を覚ましたら捨てられてしまっていたそうだ。
そんな話を聞いた子どもたちは、さくやをおうちに連れて帰ろうと言い始めた。
「かわいそうだよ。おうちでさくやをゆっくりさせてあげようね!」
「なんでしょうかですわ、おぜうさま!」
なぜか会話の最中に割り込んでくるさくや。かわいそうだ、と言い出した子れいむの顔をキリッとした表情で見つめている。
「ゆ?さくやにはなしかけたんじゃないぜ!」
「なんでしょうかですわ、おぜうさま!」
会話に割り込んできたさくやに首をかしげながら、子まりさが当然のような返答をすると、今度は子まりさをキリッした表情で見つめている。
そんなやり取りを飽きることなく繰り返している子どもたちを微笑ましく眺めながら母れいむは考えた。
きっと、この子は「さくや」と呼ばれると無条件に反応してしまうのだろう。そして、その異常な体質のせいで人間に捨てられたんだ、と。
実際には「さくや」と呼ばれると勝手に反応するのは種族の特性だし、その特性は寧ろ聞き分けのよさにつながるため人間にとっては極めて有益なのだけど、ゆっくり脳でそんな異なる生物の都合まで想像することなど出来るわけがない。
「ゆぅぅぅううう!さくや、いいかげんにしてね!よんでないっていってるでしょ!」
「もうしわけありませんですわ、おぜうさま!」
「ゆあううううううううぅぅぅうううううう!!?」
さすがに名前を呼ぶ→反応するを繰り返しすぎたせいで子どもたちがいらいらし始めてきた。
「これじゃゆっくりできないんだぜ!ゆっくりできないさくやなんてゆっくりしね、なんだぜ!」
さくやの特性に気付いていなかった子まりさが、知らず知らずのうちにあまりにも危険な命令を下してしまう。
「かしこまりましたですわ、おうぜさま!」
言うが早いか、さくやは猛然と近くの岩に突進し、自らの額を容赦なく激突させる!
「さくや、しんじゃだめだよ!」
さくやは運動能力が非常に高いようで、信じられない速さで激突してしまったけれど、一撃で死ぬことはなかった。
でも、割れた額からはプリンがぽろぽろこぼれ落ちている。
「かしこまりましたですわ、おくさま!」
何とか間に合ったらしい。プリンを滴らせながらもキリッした表情のさくやは母れいむの命令にすぐさま従った、のだけど・・・
「・・・おぜうさまにしかられるぅ~・・・きゅう」
さすがに相当痛かったのか、妙なうめき声を上げて、そのまま気を失ってしまった。



翌朝、まりさが目を覚ますと、新しい家族の姿がないことに気付いた。
一瞬、いろんな不安が頭をよぎる。
もしかして、夜中にふらっと散歩にでも行ってしまったのではないだろうか?
もしかして、本当の親が恋しくなって家を飛び出したんじゃないだろうか?
・・・もしかしたら、人間の命令で野生のゆっくりを探していたのではないだろうか?
そんな親としての不安と家族を守るものとして欠かせない不信、そして何より家族を疑う自分への苛立ちから、急いで家を飛び出すとさくやはそこにいた。
「“おまえ”!なにをしているん・・・だぜ!!?」
「あら、おとーさま!おはようですわ!」
まりさは驚愕するしかなかった。信じられないことにさくやは夜中に食料を探しに行っていた。
それも、家族全員分の食料を。
しかし、それ以上に信じられないのは並べられている戦利品の数々。
小柄な蛇が1匹、鳩が1羽、ネズミが3匹。あとは食べれそうな木の実がたくさん。
「これ、きょうのおゆはんにしてほしいですわ!」
おゆはんも何もまだ朝ごはんも済ませていない。だけど今重要なのはそんなことじゃない。
「ゆ?」
何も言わずにゆっくりとさくやのそばまで進んでいく。さくやはその様子を首をかしげて見つめる。
それから、ようやくさくやに触れることのできる距離まで近づくと体当たりを仕掛けた。
「ゆっぐ!な、なにをするんですわ?!」
「まりさはね・・・まりさはねぇ・・・そんなあぶないことをしてほしくて“おまえ”をかぞくにしたんじゃないんだぜ!」
「ゆ!?・・・で、でも」
「でももすともれぼもないんだぜ!これからはそんなことはおとーさんとおかーさんにまかせて“おまえ”はみんなとゆっくりしているんだぜ?」
「だ、だって・・・みんなさくやってよんでくれないですわ!」
「それは“おまえ”のだめだ!“おまえ”とかぞぐでいるだめにはじかだのないことなんだぜ!」
感極まって、これ以上の言葉が出てこなかった。
けれど、言葉にならない感情を思いっきり抱きしめる?ことで何とか伝えた。
「ゆっぐ・・・おど-ざん!ご、ごべんですわ!」
その感情は何とか伝わったらしい。さくやはまりさの頬に頬を摺り寄せながら、号泣していた。



「オマエにキミ・・・か」
このゆっくりは非常に良く出来た連中だ。
そこそこに知能は高いし、何より良心に則って行動することが出来ている。
しかし、所詮はゆっくりだ。
「あいつらの腐れ脳みそじゃ名前で呼んでもらえないことがどれだけ辛いかなんて分からないんだろうな・・・」
と、柄にもなく不愉快なことを思い出しそうになったので、別のことを考えて気を紛らわすことにした。
それはあの家族の一員としてのさくやの今後のこと。
きっと、あの家族となら上手くやっていくだろう。うっかり「さくや」と呼ばないように気をつけながらも6匹目の家族と幸せを育んでいくのだろう。
そしてさくやは名前を呼んでもらえない、という不満を抱えながら育っていくだろう。
その事実はどれだけの疑念を、不安をさくやにもたらすだろうか?
その疑念とストレスに負けたさくやはどんな風に壊れていくのだろうか?
いや、所詮ゆっくりだし、たいしたことはないかな?
・・・なんにせよ、せめて僕と同じくらいのことはして欲しいな。
でないと、あまりに物足りない。



さくやがれいむの家族になってから1週間が経ったある日。
家族の中で一番活発な子まりさがこっそり遠くに出かけてしまった。
「まりさー!!どこなのー!?」
「まりさー!どこだぜー!?」
「まりしゃ!きこえたらゆっきゅりでてきてね!」
「まりさー!どこですわー!?」
家族総出で必死に探したけれど、なかなか見つからない。
そうしているうちに日も暮れてきたので、子どもたちだけでも家に帰そうと、いったん集合したそのとき・・・
「まりさがあっちにいるですわ!」
何故か瞳を紅くしたさくやが確信に満ちた口調でそう叫び、薄暗い夕闇の中を一目散に駆け出していった。
速いなー・・・いやいや、速すぎる。
1回1回の跳躍距離がれいむの3倍以上はあるし、何よりこの暗さをものともしていない。
「さくや!はやいよ!もっとゆっくりあるいてね!」
「ゆっくりしているばあいじゃないですわ!ゆっくりれみりゃがいるですわ!」
「ゆ!?」
それだけ言うと更に加速していくさくや。
「はっ、はっ・・・はやすぎるよぉ・・・」
れいむが必死に跳ねて、ようやくさくやに追いついた時、さくやはまりさを守りながら3匹ものゆっくりゃと戦っていた。
正確には1匹のゆっくりゃ、それも親ゆっくりゃと思われる一番大きい個体は頭部を完全に破壊されてすでに死亡。
しかも残る2匹の子ゆっくりゃも左右どちらかの腕を失くしている。
「でびりゃのざがらうなんでだばいぎだどー!!」
「ぎゃお゛ーーーーー!!」
何の考えも無しに突進する1匹の子ゆっくりゃを臆することなくぎりぎりまで引きつけると、手近な石を咥えて子ゆっくりゃの足に投げつける。
「う?」
足がもつれて転ぶ子ゆっくりゃの顔面の先にはちょうどさくやの頭があった。
「うー♪ぷっでぃ~ん♪」
子ゆっくりゃはようやく捕らえたと言わんばかりに笑みを浮かべるが、さくやは明らかにそれを狙っていた。
捻転を加えた痛烈な頭突きを無防備な笑顔に向けて放つと、あっという間に絶命させた。
「うぎゃ!?」
子ゆっくりゃの首がもげ、中の具を撒き散らしながら宙高く舞い上がり・・・もう1匹の傍に落ちて、その衝撃で飛び散った。
「うっ・・・!?」
身の程知らずの子ゆっくりゃでも圧倒的な実力差を理解したらしく、顔面は蒼白、表情からは恐怖がにじみ出ていた。
そして助けを求めるようにきょろきょろと辺りを見回す。けれど自分を助けてくれそうなものがいない事に気付くとついに泣きはじめた。
「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!ざぐやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
「なんでしょうかですわ、おぜうさま!」
名前に反応してしまったさくやは素早く子ゆっくりゃの足元まで駆け寄るとキリッとした表情で泣き顔を見つめる。
「おぜうさま」と言うのを聞いたときから薄々気にはなっていたことだけど、もしかしたらさくや種はゆっくりゃと共生関係にあるのかもしれない。
「うぅ~?」
一方、子ゆっくりゃは「おぜうさま」と言う言葉に敏感に反応し、さくやのほうをまじまじと見つめている。
まずい。そう思ったれいむは出来れば使いたくなかった奥の手を使わざる得なかった。
「さくや!ゆっくりゃをゆっくりやっつけてね!」
「かしこまりましたですわ、おくさま!」
その掛け声の直後、自分のことを「おぜうさま」と呼んださくやをじっくり見ようと顔を近づけていたゆっくりゃは振り返りざまの一撃を浴びて尻もちをつくことになった。
あまりに無体な不意打ちを喰らった子ゆっくりゃは再び大声で泣き始める。そんなゆっくりゃにさくやは問答無用で下あごに噛み付き、食いちぎった。
「うあああああ!!うあうあうあうあううううあああああ!!?」
もう何を言っているのか全く聞き取れない。これでは従者モードにすることも出来ないだろう。
右腕で下あごを押さえながら仰向けになって泣きじゃくるゆっくりゃを従者モードになってしまったさくやは無機質な表情で眺めていた。



正直に言おう。流石の僕もこれには興奮した。
長年虐待お兄さんをやっていた僕だが、「ゆっくりやっつけろ」を見事に体現するさくやのゆっくりゃに対する虐待は想像を絶するものがあった。
まず、駄々っ子のように手足をばたつかせでたらめに暴れるゆっくりゃの脚に必殺の捻転頭突きを食らわせ、一切の抵抗が出来ないようにする。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
あまりの唐突で理不尽な痛みに白目を剥いて絶叫する子ゆっくりゃ。しかし、下あごのない口ではその絶叫は何かよく分からない音となって響くだけだった。
それでも、この場から逃げようと子ゆっくりゃは残る右腕で必死に這いずる。
「あ・・・あああう・・・ああ・・・」
焦点の合わない瞳で何とか前を見据えながら這いずっていくその先に白い悪魔がたたずんでいた。
凛々しく無機質な表情をしたさくや。何のためらいもなく右腕を食いちぎると、それをもはや口とも呼べないゆっくりゃのかおに空いた空洞にねじ込む。
「・・・・・・・・・・!?!?!?!?」
手を使って引き抜くことは愚か、咀嚼する事さえもままならないいまのゆっくりゃにとって、それは地獄の苦しみにも等しいだろう。
もはや表情を見れば正気を失っているのは明白だった。しかし、さくやの「ゆっくりやっつける」は終わらない。
這って逃げるためにうつ伏せになったのが災いし、今度は背中に生えた羽を引きちぎられる子ゆっくりゃ。
あのまま狂気の世界に突入していれば楽になれただろう。だが、羽をもがれた痛みがそれを無理やり押しとどめた。
「・・・・・・!?!?」
もはや子ゆっくりゃはだるま状態の体をじたばたさせてさくやを振り払おうとする。
が、さくやはその上で飛び跳ね、落下の勢いに任せてゆっくりゃを蹂躙する。
「・・・!?」
その衝撃で腕から、脚から下あごから、そして羽の付け根から中身の具が漏れ出す。
あまりの痛みに体をのけぞらせるゆっくりゃ。しかし、下あごを失った上に腕をねじ込まれた状態では悲鳴さえも上げられない。
「・・・・・・?!!!?」
さくやは再び跳躍すると悶絶するゆっくりゃを見下ろし、さっきより更に高いところから落下する。
「!!?!」
再び体をのけぞらせながら悶絶・・・いや、もはやただの痙攣だった。
それから数十秒ほど、ぴくぴくと痙攣していたゆっくりゃは、気がついたら動かなくなっていた。
その光景は俺にささやかな感動を与えてくれた。
あの不愉快な肉まんが、何かにつけてすがり付こうとする相手に、もしくはそれに似た相手に惨殺される光景は実に美しかった。
そんな感じで僕が悦に浸っている間に、れいむ一家は従者モードから我に返ったさくやと迷子になっていたまりさを連れて、自宅へと引き返していった。







タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2008年09月14日 06:55
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。