ゆっくりみんな入ってね!




初投稿となります。
初めて文書を書くので拙い所がありますのでそれが駄目な人は戻る事をお勧めします。





「む~しゃむ~しゃ、しあわせ~」
畑に現れたゆっくりの群れ。
そこには今年は豊作過ぎたため廃棄予定のキャベツがあり、群れはそれに舌鼓を
うっていた。
だからすぐ近くにいる俺に誰も気付きはしない。
別に喰われても痛くはないがこれに味を占められたら厄介だ。
俺は一匹ずつ捕まえていく。
人間が来た事に気付いた奴らもいたが「ゆっくりしていってね」といえば勝手に
反応して硬直してくれるから一匹も逃さずに捕まえられた。

「ひの…ふの…」
合計で二十匹前後ってとこか。
そう思い取り出すのはゆっくり一匹が通れる程度の穴が開いたガラスの箱。
ゆっくりが六匹もいればギュウギュウになってしまうサイズだ。
さて、俺は籠の中にいるゆっくりを取り出す。
「まりささまをはなせクゾジジイッ!!!」
いきのいいまりさだ。おそらくゲスだろう。
「はい、今放してやるよ」
そう言って箱の中に詰める。
「ゆべッ!?」
ベチャ、とまりさは箱の中に落ちる。
「なんなんだぜここはッ!!!
ジジイ、しにたくなきゃまりささまをここからだすんだぜッ!!
あとごはんをもってくるんだぜッ!!」
ダメダメ、君はもうここから出られないから。
続いて再び籠からゆっくりを取り出す。
続いて取り出すのはゆっくりぱちゅりーだ。
「む、むきゅ…こんなことしたからどすがだまって…」
この近くにいたどすは最近虐待お兄さんが殺してたからそんな事言っても無駄だ

「むぎゅべぇッ!?」
箱の中に落ちたぱちゅりーは落ちたダメージでピクピク痙攣し始めていた。
「ぱ、ぱちゅりー。だ、だいじょぶなのかだぜッ!」
ゲスまりさが近付くがそんな余裕はない。
既にぱちゅりーとゲスまりさで底面は座る場所はない。
だがそんなのしったこっちゃない。
籠から取り出したゆっくりれいむを箱の中にいれる。
これは気付くようにゆっくりと入れる。
「ゆッ!?こっちきちゃだめなんだぜれいむ!!
ぱちゅりーがつぶれちゃうんだぜ!」
「む…むきゅ…」
落ちただけで病弱なぱちゅりーには大きなダメージだ。
そこにれいむが落ちて来たらぱちゅりーが助かることなどありえない。
まぁもともとお前等全員生き残ること自体がありえないんだがな。
「やべでぇ゛おじざん…ゆっぎゅりじようよ…」
押し込めようとするの必死で耐えるれいむ。
まあこちらが手加減してるだけで抵抗なんて無いに等しいんだがな。
そして、遂にれいむは箱の中に入って行った。
「ぎぢゃだべっでいっだのに゛いーッ!!」
「ゆべッ!!」
「むぎょッ!!?」
れいむはそのままぱちゅりーの上に着地した。
「ぱちゅりーッ!!?」
まりさが叫ぶがぱちゅりーは力無くヒューヒュー息の漏れる音を出し、口から餡
子の泡を出していた。
「も…もっちょ…ゆ゛…」
もっとゆっくりしたかった。
そう言い切ることすら出来ずぱちゅりーは息絶えた。
「ぱちゅりーいいいいいッ!!?」
恋人か何かだったのだろうかゲスまりさが悲痛な声で叫んだのだった。
「う…ううん…」
落下の衝撃で意識を失っていたれいむが目を覚ます。
「ゆ…まりさ…ゆっくり」
「ゆっぐりじないでじねええええッ!!!」
まりさがれいむに体当たりをする。
「ゆぎゃッ!!」
まともに体当たりを喰らうが場所が狭い為壁に当たり、助走も付けられないから
大した威力にもならない。
「よ゛ぐも゛ばぢゅ゛り゛ーを゛づぶじだな゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!」
「ゆぎょッ!ゆぎッ!げぼッ!」
れいむは言い訳をする事すら出来ずまりさの攻撃を喰らい続けている。
だがかなしいかなまりさの攻撃ではれいむは致命傷にすら至れない。
れいむが死ぬには長い時間が必要だろう。
そこまで待ってやれる程俺は悠長ではない。
というかまりさお前もぱちゅりー踏んでるぞ。
籠からまりさを取り出す。
そしてそれを箱の中に入れた。
「じぶぇッ!!?」
こんどはまりさの上にまりさが落ちる。
いくらぱちゅりーに比べ丈夫なまりさでも自分と同じ体積が降ってくれば無事で
は済まない。
「ゆゆ…?」
体当たりされ続けていたれいむには攻撃が止まったことにより閉じていた眼を開
く。
そこには…、
「れいむゆっくちぶぇッ!?」
まりさが眼前でちぇんに潰される瞬間だった。
「いたいよーわからないよー…」
痛みにうち震えるちぇん。
そこで目の前にれいむがいる事に気付く。
「れいむがいたんだねわか「い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ
゛あ゛ッ!!!!」
ちぇんがれいむにはなしかけようとした瞬間れいむの絶叫が響き渡った。
そんなのお構い無しに俺は次々と箱の中にゆっくりを詰め込んだ。
ゆっくり達が入っている為か落下速度は減るが次々と入れたためどんどん圧迫さ
れている。
「ゆ…ぎぃ…」
「わ゛がらない゛よ゛ぉ…」
先程のれいむもちぇんも圧迫されて見る陰も無い。
だが流石は饅頭。死んでいるのは二番目に入れたぱちゅりーだけだ。
「ま゛り゛ざ…ば…だじげで…」
「じねぇ…ぱち……ころしは…ゆっ…ちじねぇ」

そろそろいいかな。
そう思い準備をする。
この箱上の穴以外に凸凹した床と足場、そしてゆっくりでは脱出不可能な壁をセ
ットする。
そこに残っているゆっくり達を全部ほうり込む。
「ゆっくり…」
籠から出され、安心して挨拶しようと…、
「ぎゃあああああッ!!!」
悲鳴を上げた。
足場にある突起は人間には足ツボ程度のモノだがゆっくりには激痛が走るものだ
った。
自然の大地に鍛えられたの身体でも鋭い痛みには耐えられない。
だが逃げようにも壁が邪魔して出られない。
「だれがだずげでぇ゛え゛え゛え゛え゛え゛ッ!!!」
「ごごがら゛だぢでぇ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛ッ!!!」
「わ゛がら゛な゛い゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ!!!」
痛みから逃れようと跳びはねる。
だがそれは着地のと時に更に痛みを増加させてしまう。
「ゆびいいいッ!!」
阿鼻叫喚の渦。
そして少しすれば逃げ場の無い中一つだけ突起の無い場所があるのに気付く。
あの箱の入口だ。

「あそこはまりささまのものだぜぇッ!!」
真っ先に気付いたまりさが飛び込む。
そうなれば未来は決まったようなもの。
我先にとゆっくり達が飛び込んでいく。
そこにいた数は八匹。
もう少し頭を使えば誰かを踏み台にするという考えに辿り着いたかもしれない。
だが痛みと事前に救いの手が見えた事でそこに至る事はなかった。
ただでさえギュウギュウ詰めだった箱の中に我先にと飛び込んでいく。
そうなれば中にいたゆっくり達はたまったものではない。
「や、やべ…ぎゅぶう゛う゛う゛う゛…ッ!!」
「きちゃだめなんだぜッ!!
きたら…」
「ひどりじめずるわるいゆっぐりはじねぇええッ!!!」
最初に穴に入ったまりさが事態を理解しようとするが痛みから逃れようとする事
しか頭にない他のゆっくり先のゆっくりを押し込み入ろうとする。
体当たりで跳ね飛ばしたりしているが突起のせいで踏ん張れず効果的なダメージにはならないようだ。


「ごろ゛…ぐべぇッ!!?」
そうこうしていると遂に最下層のまりさが白目を向き、口から大量の餡子を吐き出す。
明らかに致死量だ。
かつての仲間に踏み潰されるでもなく圧迫されてじわじわ死ぬなんて中々にない
経験だろう。
ふと、そのまりさの視線が俺と重なる。
この世の苦しみを存分に味わったような苦悶の表情でこちらへ向き…、
「ぐ…じじい…ゆっ…ぐり…じぶぎゃッ!!」
くそじじい、ゆっくりしね。と恨み言も言えずに潰された。
苦悶の表情は餡子に埋まりわからなくなった。ただ眼だけが虚空を見続けている

もう意識もかなり混濁しているのだろう、「ゆ…ゆ…」と小刻みに痙攣していた

そんなまりさに俺は満面の笑みで手を振り見送ってやった。
死ぬ時位笑って見送られたいだろ?
その気持ちが通じたのか一際眼を見開いてそのまま動かなくなった。

一番下が死んだ、次は三番手と四番手の番だ。
上からはどんどんゆっくり達が入り込んでくる。
「や゛め゛でごれ゛い゛じょう゛ぎだらでい゛ぶゆっぐりできないよごべぇッ!
!」
先に入ったゆっくりは後からの侵入を止めよとうするが数の差で次々と潰れてい
く。
止めようとする声もゆっくりできる唯一の場所を独り占めしようとしている悪い
ゆっくりとしか思っていない。
「…………」
ぱちゅりーを潰したれいむは既に声すら上げられない。
まりさにやられた痛みと圧迫…もう死のカウントダウンは始まっていた。
虚ろな瞳で何処か遠く…幸せだった過去に逃避しているのかもしれない。
こいつはもうダメだ。人形と同じだ。見てもつまらない。
れいむの次に入れたまりさは横たわり、頬の部分を圧迫されてムンクの叫びみた
いになっている。
顔の上の方も圧迫されているから目が今にも飛び出しそうだ。
そこでまた新たにゆっくりが投下される。
「ゆべッ!!!?」
目玉がピンボールみたいに飛び壁にぶつかり四散する。
「わ゛がら゛…な゛い゛よ゛ぉ…」
そうしているとまりさの上に乗っているちぇんの重心が動き、顔の上の方に動い
た。その結果、
「げぶればれぼみばべう゛rrrrrrrrう゛う゛う゛う゛うご…」
目の当たりが完全に潰され口の辺りしか残らなかった。
訳の分からない言語をしゃべり口から餡子の泡を出して声が出なくなってからも
パクパクと口を動かし…舌をだらんと出して動かなくなった。
一方まりさの頭…というか上の方を潰したちぇんは下向きになっているせいで下
の奴等がどうなっているか見てしまったのだ。
「ぺぽッ!」
そんな言葉と共に近くにいた人形同然だったれいむが潰される。当然これも見て
いた。
どうやら傷と圧迫で死ぬよりも潰れる方が早かったようだ。
「わ゛がら゛な゛い゛よ゛ぉ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ!!!
?」
中途半端に自分の未来を知ってしまったちぇんは絶望にうちひしがれていく。
だが悠長に絶望する余裕もない。何故ならゆっくり達は今も穴に逃げ込んで来て
いるのだから。
「…………ッ!!!」
もう喉が潰され声すら出ない。
小柄なちぇんは他のゆっくりと違い負担する面積が小さいからより長く苦しむ羽
目となった。それは雀の涙程の差だったがこの地獄ではそれは天国と地獄程の差
にも等しかった。
ちぇんが尻尾しか残らない平面になってからも投下は止まらない。
ぎゅうぎゅうになり、一匹しかいられないスペースにゆっくりが入るとその上に
後から来たゆっくりがその上に乗り先にいたゆっくりが潰れる。それの繰り返し
だ。
潰されたゆっくりはそこから逃げ出そうとゆっくりと隙間へ動いていく。こうし
て隙間なくなったとしても餡子が埋めていく。
こうして、最後の一匹が前のゆっくりを潰してようやく安息する。下はもはや餡
子の塊となっている。
時折壁にデスマスクや飾りが張り付いている以外は元から餡子が詰められた箱に
しか見えない。
さて、これで終わりだ。
俺は上につけていた足場を取る。
「ゆ?」
それに一安心していたゆっくりまりさがこちらに気付く。
足場を手から放し、
「おじさんゆっくり…ぶぇッ!!?」
漏れていた餡子も含め箱の中に押し込める。
「やめでおじざんばりざゆっぐぢできなくなるうううッ!!!」
何か言っているがそんなのは無視。
箱の穴に蓋をし押していく。
「ゆぎッ!…ゆごぉぉぉ…!」
必死に抵抗しようとしているが効果はない。
「げびゃぁ!!?」
まりさの断末魔と共にギュッギュッと押し、完全に蓋が閉まる。
箱がぱんぱんに膨らんでいるがまだ壊れるには至っていない。
「もっ…と…ゆ…」
箱の中から声がする。
まだ生きている奴がいるようだ。風前の灯だが。
俺は箱を床に置き放置する。
一日待てば全員死ぬだろう。

何故こんな事をするのか?というと、こうしておけば普通にその場で殺すよりも
良質な餡子になり、いい肥料として美味い野菜が出来るのだ。
ゆっくりは苦しめれば美味しくなると言うがその美味しさは植物にとって同じか
もしれない。
わざわざ自らの命をもって野菜をゆっくり美味しくしてくれてくれるんだから
つくづくゆっくりってのは便利な饅頭だとほくそ笑みながら俺は思ったのだった…。

あとがき
漫画トラ●ガンでの虐殺がやりたかったんですが何だかよくわからないものに
なってしまった……。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2022年05月19日 14:38