注意事項

虐待が薄い
文章力低い
死なないゆっくりがいます。
ゆっくりの言葉に漢字が紛れ込みます。



実験を始めてみたいと思う(前


私にはゆっくりを虐待する趣味はない、しかしゆっくりには興味がある。
虐待お兄さんでもないし愛でお兄さんでもない、お兄さんと呼ばれるほど若くもない。
私というのはそういう男だ、それ以上でも以下でもないと認識しておいてほしい。


今回はゆっくりで簡単な実験をしてみようと思う、手順は以下のとおり

1・ゆっくり2匹を何もない部屋に入れる。

2・どちらか片方を喰い殺せば助けると説明。

3・残ったゆっくりを1の状況に戻す。

基本的にはこんな感じだ、しかし2の項目ではそのまま2匹とも何もしないで餓死されると
時間の無駄になる。
なので餌は朝昼晩と3食与えることにする、しかしそうするとゆっくりは相手を喰い殺さない。
そうなると3に進めないので時間制限を与えることと家族などを人質にすることで対処する。
また3で2の約束と食い違うことになるがそこでも人質などで対処できるだろう。



そして今回の実験での目的はこの状態を生き残ったゆっくりはどうなるのか?ということである。
さぁそれでは実験を始めてみたいと思う。














何もないコンクリートの部屋に二つの饅頭が転がっている。
片方には黒色のトンガリ帽子、もう片方にはリボンが付いている。
ゆっくりまりさとゆっくりれいむだ、この2匹は別の群れに暮らしており面識はない。
この実験ではできる限り面識がない個体の方が扱いやすいからだ。
2匹はついさっきこの部屋につれてこられたので周りの状況を把握しようと、
あたりを見回している。
「ゆゆっまりさがいるよ!ゆっくりしていってね!!」
「ゆっれいむもゆっくりしていってね!!」
お互い挨拶もすんだのでさっそくゆっくりし始める。
まぁ周りには何もないが危険なわけでもないので当り前の反応だ、ここで私の登場だ。
「こんにちわ、ゆっくりしてるかな?」
「ゆゆっおじさん!まりさのゆっくりプレイスに何か用なのかだぜ!?」
「れいむはとってもゆっくりしてるよ!!」
私は二匹の状態を見る、発育も野生にしてはよく育っている、そして2匹とも同じくらいの大きさだ、この実験ではできる限り力の差が少ない方がいい、そのほうがゆっくりがお互いを喰い殺そうとするとき精神的に追い詰められやすくなるからだ。
「おじさん!!れいむはゆっくりおなかがすいてきたよ!ゆっくりご飯を持ってきてね!!」
「れいむの言う通りなんだぜ!じじいはさっさと食べ物を持ってくるんだぜ!!」
れいむはゆっくり持ってこいと言ってるのにまりさはさっさと持ってこいと言っている、なんだか矛盾しているように感じるのだがまぁ餌を持ってこいという点では同じなので納得しよう。

「わかったよ二人とも、すぐに持ってくるから少し私の話を聞いてくれないかい?」
「なんなのゆっくり話してね!それからご飯を持ってきてね!!」
「そんなことはいいから早く持ってくるんだぜ!!ノロマは嫌いだぜ!!!」
どちらもイライラする発言をしているのにれいむの方が私の話を聞こうとしている分はましか、できるなら生き残ってほしいものだ。

「君たち二人には殺しあってもらいます。」
「「・・・・・・・・・・・」」
2匹はいきなりすぎて一瞬思考停止、そして
「なんでそんなことしなくちゃいけないの?バカなの?死ぬの?」
「そんなこと言ってないでさっさとご飯をもってくるんだぜ!!」
まぁこうなることはわかっていた、なので条件の追加だ。
私は隣の部屋から子ゆっくりが入った箱と成体ゆっくりの入った箱を持ってきた。
子ゆっくり(5匹)はれいむの子供で成体ゆっくり(ありす)はまりさのつがいだ、箱は防音仕様になっていてあちらからの声もこちらからの声もお互いに届かない。

「ゆゆっ!おちびちゃんたちが何でここにいるの?」
「なんでありすがここにいるんだぜ!?」
「実はね、君たちを捕獲した時に一緒につかまえてきたんだよ、まぁ眠らせていたから知らないのも無理はないか。」
「はやくおちびちゃん達を箱から出してね!一緒にご飯をむーしゃむーしゃしたいよ!!」
「ありすをその箱から出すんだぜ!それと森にかえすんだぜ!!」
まだ状況がのみ込めてないみたいだ、まず彼らにはこの部屋を脱出できるすべはない、コンクリートの壁で覆われた部屋、届かないのぞき窓、鋼鉄の扉、ちなみに扉の外に出られたとしても2重になっているので私が出る時に出ようとしても一枚目の扉の所で部屋にかえされてしまう。

「ルールの説明をしようじゃないか、君たちでもわかるような簡単なものだ、この箱の中身が大切ならよく聞きたまえ、一回しか言わないからな。」
と言いながら私は箱を優しく撫でる。
「ゆっ!!そんなことはいいからおちびちゃんとご飯をゆっくり持ってきてね!!!」
「ありすはどうにでもしていいからまりさを森にかえすんだぜ!!」
さりげなくゲス発言しやがったがまぁ気にしない、私はルールの説明を続ける。
「まず相手を体当たりなどではなく喰い殺してもらう!相手を一欠けらも残さず喰いきれば他のゆっくりはすべて元いたところにかえしてやろう!!」
私は箱とともに取ってきたものを二匹に見えるように壁に掛ける。
その時計は文字盤の部分が3色で均等に色分けされていて短針一本しかない、ゆっくりには時計の読み方がわからないのでゆっくり用に改造したものだ。
「これは君たちに最初の食事を与えたと同時に針が回り始めるようになっている、色の境目に来ると次の食事が来る。」
「ゆゆっ!ごはんくれるの!?それなら早く持ってきてね!!」
「そうだぜじじい早く持ってくるんだぜ!!そのあとまりさを森にかえすんだぜ!!」
「あぁわかったすぐ持ってくるよ。」

私はいったん隣の部屋に行きあらかじめ用意しておいた食事を取ってくる。
「さぁ一回目の食事だ、針を動かすからな。」
「じじい遅いんだぜ!まりささまをあんまり待たせるんじゃないぜ!」
なんだかこのまりさはどんどん態度が大きくなっている気がするな、それに食事をもってくるのに30秒も立ってはいないと思うが・・・
まぁそんなどうでもいいことは脳の片隅に追いやり残りのルールの説明もしてやるとしよう。
「二人とももう一つだけルールがある、これが君たちにとっては一番大切なルールだ、よく聞きたまえ。」
「ルールなんて知らないよ!!れいむはごはんを食べてるんだよ!!それとおちびちゃんたちをはこからだしてね!なんどもいってるのに出してくれないなんてばかなの?しぬの?」
れいむがゆっくりらしい発言をするが私は無視してルール説明に移る。
「ちなみにこの針が一周した時にどちらも生きている、もしくは形を残しているときは箱の中にいるゆっくりはすべて潰す君たちも潰す。」
「「ゆう!!?」」
「それじゃあ時間切れまであと12時間、頑張ってくれたまえ。」
「ゆゆっ!まってねれいむはこんなことしたくないよ!!ご飯を食べたら森にかえしてね!」
「まりささまも森につれてかえるんだぜ!!」
まぁゆっくりの中では同族食いは禁忌だからこの反応は当たり前なのだが、
「賽は投げられた」
ゆっくりには意味がわからんだろうが私はその言葉だけ残し部屋を後にした。




部屋を後にし私はのぞき窓から2匹の様子をうかがう、お互い食事を終えてゆっくりしているようだ、相手を襲おうとする気配は全く感じない。
それもそのはず現実感がたらなすぎるのだ。
脅威が目に見えず、今まで繰り返してきた日常からあまりにも逸脱したこの状況にゆっくりたちは『自分たちが殺されるわけがない』と思っているだろう。
だから同族食いという禁忌を犯そうとしない、日常生活をするように自分たちのルールを守ろうとする。


まぁこれも予想していたことだ、もともとこの実験はじっくりと行っていくつもりだ、このゆっくりがだめでも代わりはいくらでもいるのだから。




結果としてはこのれいむとまりさは最後までお互いを襲おうとはしなかった、三回目の食事を運ぶ頃には二匹で仲良く遊んでいたくらいだ。
針が一周して私が部屋に入ってきた時に二匹は仲良く餌を要求してきた、もう彼らと言葉を交わす必要はなかったので手に持っていたハンマーで子ゆっくりが入った箱を
全力で叩き潰した。

箱の砕ける乾いた音の中に柔らかいものがつぶれる湿った音が混じってとても不快な音がコンクリートの部屋の中に響いた。
次に聞こえたのは悲鳴だ、もちろんゆっくりれいむの。

「ゆぎゃああああああああああああああああ!!!!!!!!!!でいぶのおぢびじゃんがぁぁぁあああああああああああああああああああああああああ!!!」
私はその声を聞き終える前にもう一つの箱めがけてハンマーを振り下ろしていた。
次は箱だけを砕くように手加減して、だ。
がしゃんと音を立てて崩れた箱だったもの、中のありすは先ほどつぶされた子ゆっくりたちを見ていたので驚愕の表情で涙を流し、その場でにとどまっていた。
ありすはいったんこのままにしておいてまずはまりさとれいむだ。

いまだにれいむのほうは耳障りな悲鳴を上げ続けていた、ふと次の実験はゆっくりの肺活量でも調べてみようかと思った。
私は実験の方法をいくつか思いつきそれを頭の中でシュミレートしてみる、ひとつなかなか面白い実験方法を思いつき、それは十分実現可能な方法であるし私自身も
十分楽しめそうではないか、少し顔がにやける。
しかしいまは彼らをつぶす作業に戻ろう、私の悪い癖だ、実験中にほかの実験をしてみたくなって今やっている実験をおろそかにしてしまう。

ぶちゃん!!

汚い音だ。

次はまりさだな、とさっきまでまりさがいたところにはなにもいなかった。
代わりに私の後ろから「そろーりそろーり」と声が聞こえてきた、振り返ると扉の前にまりさがいるではないか、ここが畑なんかだったら逃げられていたかもしれない、
なんてことはまるでないだろう、私とまりさは1mも離れていなかった、私が一歩踏み込めばハンマーの射程に入る。

「まりさ、どこへ行こうというんだい?君はれいむを食べなかったから潰す。時計の針が動き出した時に言っただろう?」
「まっまりさはそんなこと知らないよ!だからゆっくりしないでまりさを森にかえしてね!!それでさっさとしんでね!!!」
「君はつがいのありすのことはなにも言わないんだな、それにさっきまであんなに仲の良かったれいむが潰されても悲しむ素振りを一切見せない。
私は君が野生で生きていたとしても潰しただろうね、それくらい私から見たら君は汚い。だから潰すんだ、君が覚えていようがいまいが構わないよ。」
私はことばを言い終えたと同時に踏みだし、ハンマーを振った。




同族が殺される様を見て、自分のことなど一度も気にかけずまりさが潰されたのを見て、これから自分も同じ目にあうのだと理解し、ありすは涙を流していた。
人間が自分の方に歩いてくる、餡子で汚れた服に餡子で汚れたハンマーをもって、ゆっくりと。

「なんで涙を流しているんだ?まりさがゲスだったから?同族が目の前で殺されたから?自分も潰されるとわかったから?」
人間はすぐにありすをつぶそうとはせずに話しかけてきた。
「ぜんぶだよ。」
ありすは人間が最後にひどい目にあわせようとしているのだろうかと勘繰った、人間はありすの表情が少し変化したことに気づいたようだ。
「早く殺してほしい?」
人間の言葉にありすはうなずこうとしたが、心のどこかではそうは思っていなかったのか、動作が止まった。
「君が殺してほしいなら私は君をつぶす、けど君が死にたくないのであれば殺さないよ、どっちがいい?」
「ありすが殺されなかったらあなたはありすのことをどうするつもりなの?」
「次の実験に使おうと思うんだ、今回の実験より少しは命の危険性はないと思うんだけど。」
ありすは死にたくない方に傾いていたがまだ少し疑問があった
「どうしてありすだけを助けてくれるの?」
そこがどうしてもわからなかった、ほかの同族は殺されたのになぜ自分だけなのか、自分はほかのありすのように性欲は旺盛ではないから普通のゆっくり
と大して変わらない、自分を選ぶメリットがわからなかったのだ。
「君は自分の身のほどがわかる程度の知性があったからだよ、これから教育すれば次の実験にぴったりの実験台になる、それ以上のことはないよ。」
結果としてはありすはこの提案をのんだ。
そして彼女は実験に使用されたのち天寿を全うした、その実験の詳細は機会があれば披露することにしよう。




私は部屋を出て、二枚目の扉をくぐりのぞき窓がある部屋に入る。
そこには棚と机、イス、そしてマイクやスピーカーのような機材が少々ある薄暗い部屋だった。
のぞき窓の前に棚がありその上には箱が2つ置いてある、どちらにもゆっくりが入っている、丁度さっきと同じようにれいむの家族とまりさとありすのつがいが入っていた。
私がさっきまでしていたことはすべて(ありすを部屋から出すときはリモコンでのぞき窓を閉じておいた)みていた、音声もスピーカーでほとんど聞いていただろう(ありす
との会話以外)

先程のゆっくりたちは彼らを今までの日常から引き離し、驚異を目で見えるようにし、ゆっくりのルールを破壊する手助けをさせるためにあえて失敗させた。
箱に入ったゆっくりたちはみな一様に震えて、泣いていた。
彼らはもう自然の中でゆっくりと過ごすことができなくなる、一つのグループ以外。
本能で彼らはそれを理解したのだろう、しかしもう賽は投げられた。
私はこの実験を始めてしまった、そしてこの実験に楽しみを覚えてしまった。

さぁそれでは実験を始めたいと思う。




あとがき

はじめてかいたSSなので文章力が足らないのは多めにみてほしかったりします。
なんかむしゃくしゃしてやった後悔はしているし、懺悔したい気分です。
しかし僕の心の中はなぜだか晴れ渡っているんだ、なんてことはまるでないです。
深夜のテンションで書き上げましたどうも駄文を長々とすいませんでした。

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最終更新:2022年05月21日 22:55