ゆっくりいじめ小ネタ262 ある赤ゆっくりの話

  • 赤ちゃんも言葉をきっちり話していますが作者が赤ちゃん語を書くのが苦手なだけです。
  • ぬるいじめ・小ネタです。
書いた人 ・パロ饅


「ゆっくりしていってね! あれ?おかあさんは?」
ゆっくりは産まれたはいいものの、それを祝福してくれるはずの母がいないことに気づいた。
目の前にいる大きな人に聞いてみた。
「おにいさん! おかあさんがどこにいるかしらない?」
「おかあさん?  ……お前の後ろで潰れてるぞ?」
「ゆ?  ゆぁぁぁぁぁぁぁ!? ど、どぉしてぇぇぇぇぇぇ!?」

「いや、そりゃぁ俺が潰したからだし」
「ど、どぉしてなのぉぉぉぉ!?」

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面倒なことになった。家に帰ったらお家宣言してるゆっくりがいたもんで潰した。
よくあることだ。 潰してさぁひと安心……と思った矢先に
「ゆっくりしていってね!」と声が聞こえたとおもったらこれだよ!

「ど、どぉしておかあさんをつぶしたのぉぉぉ!!」
「いいか、お前の母親は野菜を俺の家を乗っ取ろうとした。
 おまえ等風に言うと俺のお家を奪おうとしたわけだ。
 だから潰した。その後におまえさんが生まれてきたわけだ、アンダースタン?」
「ゆ、ゆゆゆ!?」
やはり判らんか……。とりあえず根気良く説明を繰り返す。

「ゆぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
やっと理解したのか、赤ゆっくりは泣き出した。
「さて、飯食うか?」
「ゆ? で、でもおにいさんはれいむのおかーさんのかたきだよ!! てきのほどこしはうけないよ!!」
「難しい言葉知ってんなお前……、だがどうする? 
 今はもう冬だ、おまえさんのようなちみっ子一人じゃすぐにゆっくりできなくなるぞ?」
「ゆゆ……」
親に罪はあれど子には罪はない。まぁしばらく家に置いてやっても罰は当たらないだろう。
「でも…おにいさんはれいむのおかーさんの」
「それを忘れろとは言わん、お前にできるのは二つ。
 そのゆっくりできない感情を抱えて俺の温情にすがるか、仇からは何ももらわんと突っぱねて寒空で死ぬかだ」
「そ、それいがいはないの?」
「お前さんは弱い、だから選択肢なんて無いに等しい」
一泊置いてわざとらしく
「 残 念 だ っ た な !! 」
「ゆぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!! おにいさんのおにぃ! あくまぁぁ!!」
「ははは、最高のほめ言葉だソレは!!」

結局赤れいむは前者を選んだ。春先までコイツはその復讐心を持っていれるだろうか?
まぁ、持ってても持ってなくとも春先にはもう一度選択させてみればいいか。

後書き・
虐待お兄さんの皮を被った愛でお兄さんだよ、これじゃ!

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最終更新:2008年12月09日 18:05
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