ゆっくりいじめ小ネタ269 虐待が好きでない虐待お兄さん

初投稿なのでいろいろ拙いよ!!
虐待成分軽め。
そしてオリキャラ&俺設定てんこ盛りなので、嫌いな人は回れ右、というより左(ブラウザバックボタン)



















「やあ、僕は虐待お兄さん!!」

…んむぅ。
やっぱりこの挨拶は何か好かないな。
僕は、確かに虐待お兄さんなんだけど、虐待する事があまり好きではなかった。
それよりも、色々なゆっくりの調査、研究する事の方が好きである。

では、何故虐待お兄さんと名乗るのか?
答えは簡単、僕は人間ではなく、妖怪であり、ゆっくり虐待種だから。
簡単に言ってしまえば虐待お兄さんというのは僕の種族名である。
妖怪といっても、僕の種族の場合、見た目は人間と変わらず、身体能力や食事等も人間とさして変わらないため、普通の人間と一緒に生きる事も可能な種族ではある。
ちなみに、ゆっくり虐待好きが高じて妖怪になった人間もいるらしいが、そっちは根本的に別の種族らしいので、僕らとは生態が違うと思う。

僕らが虐待をする理由として、妖力を得るため、という事がある。
ゆっくりを虐待し、そこから出る負の感情を取り込み、それを妖力に変換する事により初めて、他の妖怪も持っているような能力、つまり、飛行能力、弾幕等が
使えるようになる訳だ。
さらに、本来は人間並みの寿命である僕らだが、妖力を得続けている限り、半永久的に寿命が延びる。
また、その妖力さえあれば、食事もあまり必要とはしなくなったりもする。
そのため、何らかの理由(大抵は人間とねんごろになった者だが)でもない限り、ゆっくりを虐待しない者はいない。

ちなみに、ある意味難儀な事にゆっくり以外の負の感情は受け付けなかったりする。
…まあ逆にそれが幸いして、弾幕といえどゆっくり以外には大して強くない(雑魚以上中ボス以下)僕らでも退治されていないのかもしれないが。
他の種族でも、という事になれば、人間どころか妖怪からも懸念されて良くてフルボッコ、下手すれば幻想郷追放とかもありえない話ではない
…というのは考えすぎか。


話を戻そう。
つまり、僕らが必要としているのは虐殺ではなく虐待。
なので、僕が虐待があまり好きではなくても、

「ゆっ、くり、こない、でね!!」

調査、研究に必要な時間を得るには、

「ゆぐ…ゆぐ…。」

このような、

「ゆっくりにげてね!!ゆっくりちかづかないでね!!」

虐待をする必要がある訳で。



現在、コンクリートが打ちっぱなしの部屋の中にいるのは親ゆっくりれいむ1体と子ゆっくりれいむ2体。
そのうち親ゆっくりと子ゆっくり1体は部屋の中にある透明な箱に入れられているが、他に家具等はないため、広い部屋の中を子ゆっくり1体が
自由に動きまわれる状態にある。

そして、その自由に動き回れる子ゆっくりれいむが最初に声をあげたほうで、器用にも飛び跳ねながらも言葉を発している。
最後に声を上げた方は親ゆっくりれいむ。
助けたくても透明な壁に止められ、見ているしかない自分にどうしようもない悲しみを感じているようだ。
その隣には、2番目に声を上げた、

「ゅぅ…ゅぅ…。」

無残にも口がごっそりと吹き飛び、餡子が見えてぐったりしている子れいむ。
吹き飛んだ原因、それは、現在部屋にいる子れいむが追われているものと同じ原因である。
口と言う当たり所が悪かったせいか、呻き声しか聞こえない。
まあ、食べ物と間違えて食べようとしたのだから、口が吹き飛ぶのも当然と言えば当然だが。

子ゆっくりを追っているもの、それは僕が出した弾幕であった。
弾幕という割には1発しか出していないが。
それは、子れいむよりも若干遅いスピードで、ゆらゆらと子れいむの後を追っていた。

これは、対ゆっくり虐待用の弾。
見た目はまさに雑魚敵の通常弾だが、ホーミングゆミュレット…なんて名前をつけたら巫女さんが怒るだろうか。
見てのとおり、ゆっくりより若干遅い速度の弾であり、当たった場合の威力は、箱にいる子れいむを参照。
つまり、ゆっくりをゆっくりさせない、でも一撃で葬らない、と、標的にされた方、見ている方両方に絶望を与える実に都合の良い弾である。
ちなみに間違って人間その他に当たったとしても、威力は一般成人女子が利き手ではない方の手で殴った位しかないため安心だったりする。

「おにいさん!!何でこんなことするのぉー!!」

「何を今更。」

群れのボスであるドスの忠告を無視して畑に押し入り食い散らかし、畑を自分達のゆっくりプレイス宣言、畑所有者の説得を聞かず、
逆に襲い掛かるとまさにテンプレの行動をとっておいて今更何を言うのやら。
ちなみに、つがいであるゲスまりさは速攻で畑所有者に潰されていた。
ドスとの協定により、正当防衛以外でゆっくりを制裁する場合は僕に預ける事になっているので、残りのこいつらが僕の所に来た訳で。
普段は協定破りのゆっくりは他のゆっくりに対する見せしめとして、群れの前で出来るだけ苦しまないように弾幕で殺していたが、
今回は畑所有者の出来るだけ苦しめてから殺して欲しいとの強い申し出があり、群れでも何かやらかしていたのかドスからもあっさりと許可を貰えた。
そして、僕としても最近はあまり虐待をしておらず、妖力が切れそうだったので、丁度良い栄養補給。

なお、余談だけど、人間とゆっくりの間に第三者であり、一応中立という事になっている妖怪である僕が入っている事により、協定は珍しく3年も続いている。


「ゆひぃっ、ゆひっ!!」

どうやらすでに声を上げる余裕もないようで、先ほどのようなこないでと言う言葉も発せず逃げ惑う子れいむ。
流石に五分以上ずっと休まず逃げ回るのは子ゆっくりにとっては大変なようだ。

「ゆぶべっ!!」

あ、転んだ。
足?がもつれでもしたのか、顔面から地面に突っ込む子れいむ。
そして晒した底面に突撃する弾幕。

ゴブバッ!!

「いだい゛い゛い゛あ゛んよがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああぁああぁぁぁぁ!!!」

「がわ゛い゛い゛でい゛ぶのごどぼのあ゛んよあ゛あ゛あ゛ああぁぁぁぁああ!!!」

当然、吹き飛ぶ底面。
そして親子の悲痛の叫びが重なる。

「…ふむ、まあまあ。」
そして一段と流れ込んでくる負の感情。


疲労と怪我でぐったりしている子れいむを持ち上げると、透明な箱へと戻す。

「う゛がっ!!いだい゛い゛い゛い゛ぃ゛い゛い゛!!!」

吹き飛んだ底面を下にしておいてやったためか、ものすごい表情で痛がる子れいむ。
でもこう置けば、変に動かなきゃ餡子が漏れて死ぬ事はないんだよね。

そしてあわててわが子に跳ね寄る親れいむ。

「だが残念。」
「ゆっ!!やめてね、ゆっくりはなしてね!!」

しかしその前にがっしと捕まえ箱の外へ。

「さて、次は君の番だよ。」
「ゆ゛っ!!」

今まで子供2体の惨状を見ていたばかりであるので、その言葉を聞いて硬直するのも当然である。

親を床におろし、右手を目の前にもって来、手のひらを上に向け、弾幕を1つ作る。

「よっ、と、こんなものかな。」
「ゆっくりやめてね!!ゆっくりやめてね!!」

涙をだくだく流しながら抗議する親れいむ。2回言ったのは大事な事だからか。
でも当然やめる理由は僕にはない。

「やめてぇぇ!!たすけてぇぇぇぇ!!!!」

泣き叫びながらも僕から離れていく親れいむ。

「ふっ。」

弾幕に軽く息を吹きかけると、ゆっくりと親れいむのほうに進んでいった。


さて、この親れいむが弾幕に当たるころには妖力も大分回復するだろうし、畑所有者に対しての面目もこれで立つかな。
回復しきらなくても、親れいむが弾幕に当たったら虐待を終わらせて一思いに全員一気に潰してやろう。
そしてそれが終わったら、永遠亭から依頼のあった、『ゆっくりありす同士の場合、栄養補給されている状態なら、連続何時間すっきりし続けられるか』
の実験をはじめるかな。
そう色々思いつつ、負の感情を回収しながら、親ゆっくりの逃げる様子を眺め続けるのであった。





あとがき
虐待が、か、軽い…。
つかほぼお兄さんの説明になってる…。
実際に書いてみると、やはり先人たちは偉大だって事が良く分かりました。

設定に対する突込みや意見、質問や誹謗中傷なんでも( ゚Д゚ )バッチコーイ!!



                               by ノーム・ライヴ



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最終更新:2008年12月09日 18:36
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