ゆっくりしてね 2

「おにいしゃん、おはようなのじぇ!きょうもゆっくりしていってね!」

朝になりゆっくりフードを入れた皿を持って子まりさ達の所へ行く。
既に起きていた子まりさが今日も元気良く挨拶をする。

「おはようまりさ。朝ご飯だよ」
「ゆ?ごひゃんしゃん?」

タオルやクッションが敷かれた寝床から、ご飯というのを聞いて眠っていた子れいむが起きる。そのまま子まりさの隣りに来ると、ご飯を早く寄越せと催促してくる。

「かわいいれいみゅのぽんぽんしゃんはぺーきょぺーきょなんだよっ!ゆっくちしないでしゃっしゃっとごひゃんしゃんちょうだいね!」
「いもうちょ、ごはんしゃんをもらうまえにちゃんとおにいさんにかんしゃしないとだめなんだじぇ!」
「ゆぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁ!れいみゅはおなきゃぺーきょぺーきょなんだよっ!」
「落ち着け、ほらご飯をあげるから」

皿を置くと子れいむが真っ先に跳ねて行き宣言する。

「かわいいれいみゅのすーぱーむーちゃむーちゃたいむはじまるよっ!」
「まりちゃもごはんしゃんたべるんだじぇ!」
「むっちゃ、むっちゃ!うっめぇっ!ぱねぇっ!まじぱねぇっ!」

子れいむはゆっくりフードに顔を突っ込んで激しく尻を左右に振りながらがっつき始める。子れいむがちあわせーと叫ぶ度に、口から餌や涎が飛び散りとにかく汚くて仕方ない。野良のゆっくりでもこれよりはまだ綺麗に食べる。
逆に子まりさは静かにゆっくりフードを食べていた。食べ方も丁寧でフードが皿からこぼれないように注意している。

「ちあわせえぇぇ!」
「おにいさんおいしかったのじぇ!」

俺は皿を片付けると子れいむと子まりさはプレイス内で遊び始める。
2ゆを世話を始めて1週間が経過し赤ゆから子ゆへと成長したが、子まりさは馬鹿のれいむとゲスのまりさの間に産まれたゆっくりとは思えないくらい賢かった。俺が何かをすれば子まりさは必ずありがとうと言うし、試しに銀バッチ試験の勉強させるとあっさり出来てしまい金バッチ試験の勉強も余裕でこなしてみせた。
しばらくすればゲス化すると思いそうなればさっさと処分だと考えていたが、その真面目でゆっくりして貰おうと頑張る姿に俺は子まりさを気に入っていた。

「ゆびやああああああぁぁぁぁぁぁ!」

しかし、問題はあの子れいむだ。わさ種、わされいむと呼ばれるそいつらは、ゲスで性格も凄まじく悪い。わがままで気に入らなけれ馬鹿でかい声でいつまでも泣き叫ぶ。

「きょきょをれいみゅのおといれしゃんにしゅるよ!」
「ゆぴいいぃぃ!やめちぇね、やめちぇね!」

妹の子れいむは暴力的で、他のゆっくりを泣かせる事が大好きなわさ種の中でも飛び抜けてゲスなゆっくりだった。
休みの日に2ゆを連れて公園に行った時は、野良の子ゆっくりの上に登りしーしーをするわ体当たりするわの大騒ぎ。

「ゆびゃあああぁぁ!」
「ゆっくちできないぃぃ!」
「げすなゆっくりはせいっさいなんだよ!」
「せいっさい!せいっさい!」

怒り狂った野良の親ゆっくり達に制裁されかけ、俺がお詫びに持っていたゆっくりフードを渡し何とか解決する事が出来た。
これが野良ゆっくりでは無くバッチ付きの飼いゆっくりであれば、大問題になるのだがこの馬鹿な子れいむは何も分かっていない。

「おにいしゃん、まりちゃのかわいいいもうちょをゆるしてほしいんだじぇ!まりちゃがいもうちょにおしえりゅかりゃおねがいするんだじぇ!」

俺としては今すぐに子れいむを処分したいが、赤まりさは自分が教えるから何もしないで欲しいとお願いしてきた。

「分かった。お兄さんはれいむには何もしないよ」
「ありがとうなのじぇ!」

子まりさにはそう言ったが俺は心配だった。仕事に行ってしまえば家には2ゆだけになってしまい、子まりさに何かあっても助ける事が出来ない。
俺は悩みに悩んで一つの決断をした。

「まりさ、れいむ」
「おにいしゃんどうしちゃの?」
「くちょどれいがきやしゅくれいみゅをよばないでね!」
「まりさだけだと大変だろうし、お兄さんは仕事で行くから2ゆだけだと寂しいだろう?」

俺は持っていた箱を開けると、中から大人のありすが出てくる。

「はじめまして、かわいいおちびちゃんたち。ゆっくりしていってね!」
「「ゆっくりしていってね!」」

ありすの挨拶に子れいむと子まりさが返す。
赤まりさはありすに興味がある様で色々と話し始める。

「ゆぅ!ありすおねいしゃんはどこからきたんだじぇ?これからいっちょにくらしゅのじぇ?」
「ありすはゆっくりしょっぷで、あなたたちのようなかわいいおちびちゃんにきょういくしてたの。これからはおにいさんがいないあいだもさびしくないようにこれからはありすがいっしょにいるわ」

このありすはゆっくりショップで3年間子ゆ達の教育係をしていた。ありすが今まで教育した子ゆは3000以上で教育を受けた子ゆ達の殆どが金バッチを取っている。どんなゲスでも矯正して教育してしまうその活躍から、ゆっくりショップ会長から表彰を受けている。
そんなありすも後継の教育係が育ち、寿命も残り少なくなり引退後は野良として捨てられるか加工所に送られるか。俺はその事情を知り店長に訳を話し相談するとありすを譲って貰う事が出来たのだ。

「ありすおねいしゃん!」
「おちびちゃんはげんきだね。ほらこっちにおいでね」

子まりさはすっかりありすと仲良くなり、ありすに甘えてゆっくり過していた。

「ゆぎぃぃぃぃぃぃ!」
「おちびちゃん、おといれはあそこよ。そこでうんうんするのはとかいはじゃないわ」
「ぷくぅぅぅ!あいどりゅのれいみゅがうんうんなんてぇしにゃいんだよおぉぉぉぉぉぉ!」
「まりちゃはちゃんとおといれでうんうんをしているのに、それじゃあれいみゅのとなりにあるうんうんはだれがしたの?」
「そんにゃごどじらにゃいいいいいいぃぃぃ!しゃっしゃっとうんうんをかたじゅけるんだよ!」
「うそはだめよ。ちゃんとうんうんをかたずけなさい」

それと同時にありすの子れいむへの教育は始まった。

「むーちゃむーちゃ!うめぇっ!ぱねぇっ!」
「れいみゅ、ごはんさんはもっとしずかにたべないとだめよ」
「だみゃりぇぇぇぇ!かわいいれいみゅのすーぱーむーちゃむーちゃたいむをじゃますりゅにぁぁぁ!じゃましゅるげしゅのありしゅはせいっしゃいしゅるよ!」
「ありすにはそんなのきかないわよ。りっぱなれでぃになりたいならちゃんとやらなきゃだめよ」

食事やトイレなど様々な事をありすが教えるが、返ってくるのは邪魔するゲスは黙れの一点張り。最近では制裁すると叫びありすによく体当たりしている。

「ありすどうだ?」
「れいみゅはだめね。わさしゅはてのかかるおちびちゃんがおおかったけどみんなおぼえてくれたわ。でもれいみゅはずっとおしえたけどなにひとつおぼえないわ」

ありすは溜息を吐く。
多くの子ゆ達を立派に育ててきたありすでも、あの子れいむを教育する事が出来なかった。

「もう駄目だ。処分するぞ」
「まりちゃにはかわいそうだけどそれしかないわ」

ここで一つでも覚えてくれれば俺も考えは変わったが子まりさへの八つ当たりが酷くなってきていて、子れいむをこのままにしておくのは危険と判断した。そのまま潰ししまう方が簡単だが、流石に子まりさの前でする勇気が俺には無かった。なので3日後に来る子れいむを廃ゆっくり回収業者に引き渡す事に決めた。

「それじゃあありす、まりさ達を頼んだ」
「おにいさん、おしごといってらしゃい」

俺はいつもの様にありすに子ゆ達の面倒を頼み仕事に向かった。子れいむの処分まであと1日。
仕事中、子れいむがいなくなり悲しむ子まりさが頭から離れなかった。

「ただいま」
「お、おにいしゃあああああああぁぁぁぁ!」

玄関を開けると子まりさが泣き叫びながら飛び出て来る。

「ど、どうしたんだ!」
「ありすおねいしゃんがああぁぁぁぁ!しんじゃううううううぅぅ!おにいしゃん、はやくたちゅけてぇぇ!」

俺は急いでリビングに向かうと頭がへこみ破れた体から大量のカスタードクリームが出てしまい動けないでいるありすがいた。
その隣りには苦しむありすを嬉しそうに見て笑う子れいむがいる。

「かわいいれいみゅをいじめるげしゅのありしゅをせいっしゃいしちゃよ!とっちぇもゆっくりできりゅよ!こんにゃとこりょにたくしゃんのあみゃあみゃしゃんがありゅよ!むーちゃむーちゃちあわちぇぇぇ!」

子れいむはありすの心配をするどころかありすを制裁したと自慢する様にもみあげを振り、カスタードクリームを貪ってしーしーを漏らしながらしあわせと叫ぶ。
俺は子れいむを払い除け、急いでオレンジジュースを取って来てありすに振りかける。

「ゆ………おに………………さん………?」
「待ってろよ!すぐに病院に連れて行くからな!」
「む、むりよ。ありす………もうだめだから」

ありすの言う事は事実だった。体から致死量を超えるクリームが出てしまい、あと数分もしない内にありすは死んでしまう。
こうやって意識を取り戻し話せる事の方が奇跡だった。

「おにいさんみじかいあいだだったけどたのしかったわ。おちびちゃん、あなたならおにいさんをゆっくりさせられるりっぱなゆっくりになれるわ」
「やじゃあああああああぁぁぁぁ!ありしゅおねいしゃんともっちょいっしょにいりゅううううううう!だかりゃしなないでええええぇぇぇ!」
「もうおちびちゃんはほんとうにかわいいわね」

大泣きする子まりさを優しくぺーろぺーろするとそのまま動かなくなった。
子まりさはありすの傍で泣き続ける。しかし、それを嘲笑うかの様に子れいむの笑い声が響いた。

「げーりゃげーりゃげーりゃ、げしゅのありしゅがちんだよぉぉぉ!これでぇかわいいれいみゅはゆっくちできりゅよおぉぉ!しょこのぐじょじじぃはかわいいれいみゅにしゃっしゃっとあみゃあみゃしゃんをもってきちぇね!」
「まりさ、ゆっくりプレイスに戻ってくれ」
「わかってりゅんだじぇ。まりちゃのいもうちょでもゆるちぇないんだじぇ」

子まりさは俺がこれから何をするのか察した様だ。
前までなら必死に止めていたが、最早まりさでも許せない所に来ていた。
子まりさがゆっくりプレイスに戻ったのを確認し、馬鹿みたいに騒ぎ続ける子れいむを見る。

「くちょじじぃ!かわいいれいみゅのいうこちょがわかりゃにゃいの!ゆっくりしにゃいであみゃあみゃしゃんをよこしぇっ!」
「うるせぇな」
「れいみゅはおおじょらをしはいしちゃんだよ!」

俺は子れいむを掴み、あのれいむ達が入っていた透明な箱に放り込む。

「れいむ、沢山のあまあまが欲しいか?俺の質問に答えれば沢山のあまあまをお前にやる」
「あみゃあみゃ!あみゃあみゃしゃん!」
「れいむはどうやってありすに制裁したんだ?」
「ゆゅっ!そんにゃのかんちゃんじゃよ!れいみゅがたかいたかいにいっちぇ、げしゅのありしゅにたちゅけてってさけべばばかだかりゃくりゅんだよ!たかいたかいにょしたにいたとこりょにおちてなんっかいもせいっさいしちゃよ!」

子れいむはべらべらと話す。
優しいありすは子れいむの助けを呼ぶ叫びを聞いて動いてしまったのだろう。そのありすを騙して殺し、馬鹿だのゲスだのと呼ぶこの子れいむがムカついてしょうがない。

「そうかそうか。れいむ、頭に何かついているぞ」
「ゆ?にゃにをしちゃの?」

俺は子れいむの頭のリボンを取る。
それだけで子れいむはゆっくり出来ないと叫び出す。

「ゆぎゃああああぁぁ!れいみゅのおりぼんしゃん!」
「汚いリボンだな。持ち主に似て臭くて汚いリボンだ。こんなに汚い物はさっさと破いて捨てないとな」
「やめちえぇぇぇぇ!れいみゅのおりぼんしゃんをかえじで、ゆぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

俺はわざと子れいむの前でリボンを小さく破き箱の中にばら蒔く。子れいむは急いでリボンだった布切れを集め、ぺーろぺーろして治そうとするが無駄な事だ。

「そのもみあげ、前々からむしりたかったんだよ」
「い、いぢゃいいいぃぃぃ!れいみゅのてんししゃんのつばさのようなもみあげしゃんが!」
「こんなにゴミが沢山付いて」
「ど、どぼぢでごんなごどずりゅのぉぉぉぉぉぉ!」

子れいむの叫びなど無視して毛を全て毟り、次にあんよを焼くためにライターの火を付ける。
狂った様に叫び出すと体をぐねぐね動かし、うんうんとしーしーを漏らした。

「あぢゅいあぢゅいよおおおぉぉぉぉ!れいみゅのびきゃくさんがあぢゅいんじゃよおぉぉ!」

子れいむの底部がじっくり焼いて、真っ黒く焦げた所で解放する。

「ゆっぐじ……ゆっぐ……………ゆっぐじ………………………」
「何をもうゆっくりしてるんだ?まだまだ始まったばかりだぞ」

俺は子れいむがしなない様にオレンジジュースをかける。

「ゆぴいぃぃぃぃ!やめちぇ!もうやめちえぇぇぇぇ!」
「そんなに楽しいか?ほら、お兄さんともっとゆっくりしようか」

それから俺は毎日のように徹底的に子れいむを虐待した。

「れいみゅをむちしゅるなあぁぁ!ゆっくりしにゃいでさっさとたしゅけろおぉぉぉ!」

子れいむは防音性の箱に閉じ込め、子まりさがゆっくりしている姿を見せつける。俺が家に帰れば何時間も殴る蹴るの暴力が襲い、死にそうになるとオレンジジュースをかけて回復させられる。

「ゆぎああぁぁぁ!うるしゃいぃぃぃぃ!すーやすーやできにゃいいいぃぃぃぃ!」

すーやすーやをしようとすれば箱の中のスピーカーから大音量の音が数分置きに流れ叩き起される。ゆっくり出来るすーやすーやが好きなゆっくりにとって、すーやすーやが出来ずにいることはとてもストレスになる。

「どうした?元気が無いな?」
「ご、ごはん………ごはんしゃん…………………」
「ごめんごはん忘れていたな。ほら、これがれいむがこれから食べるご飯だ」
「ゆびゃあああぁぁ!くしゃいいいいいいい!」

ゆっくりは眠っている間は空腹を感じることが無いが、眠る事が出来ず夜通し起きていた子れいむを空腹が容赦なく襲い食べる物が無いので子れいむは飢えて虫の息だった。
可哀想だと想い俺は腐った野菜や生ゴミを食べさせる。子れいむは抵抗するが無視して口に突っ込んで行き、吐いた餡子も無くなるまで食べさせ続けた。子れいむはゆっくりする暇が無くなり、体は衰弱して追い込まれていく。

「ゆっぐぢぢだいぃぃ!ゆっぐぢゆっぐぢゆっぐぢいいぃぃぃぃ!」

追い込まれた子れいむはゆっくりしたいと叫ぶ様になり、それからさらに数日が経過すると自分を殺せと叫ぶ様になった。

「ゆっくぢできにゃいよおぉぉ!しゅーやしゅーやもむーちゃむーちゃもゆっぐぢできにゃいいいぃぃぃぃ!ごろぢでえぇぇ!れいみゅをごろぢでえぇぇ!」

生き汚いゆっくり、それもわさ種のれいむが死を望んで叫んでいる。それだけこの状況が子れいむには耐えられないのだろう。
しかし、俺はそれを無視して子れいむへの虐待を続けた。
今まで散々やりたい放題して、ありすを騙し殺した報いをその身で味わせ続けた。
それから1ヶ月が経過して、子れいむは非ゆっくり症を発症した。呻き声しか発さなくなった子れいむを俺はそのまま潰しさっさとゴミ箱へ捨てた。



───一年後───
成体になったまりさに番としてありすを飼った。
店長にまりさの番を相談すると、死んだありすの子ゆを紹介された。流石はあのありすの子ゆで、頭が良く優しいありすをまりさはすぐに気に入った。2ゆは番になると赤まりさ2ゆと赤ありす2ゆを出産した。

「おにいさん、おはようなのぜ!」
「おにいさん、ゆっくりしていってね!」
「「「「ゆっ!ゆっくりしちぇね!」」」」
「おはよう。ゆっくりしていってね」

俺はゆっくりフードが入れた皿を置くとまりさ達は仲良く食べ始める。

「おちびちゃん、ごはんさんはゆっくりしずかにだべるのぜ。ほら、ごはんがこぼれているのぜ」
「おちびちゃんたち、とかいはのりっぱなれでぃになりたかったらちゃんとまりさのいうことをきかないとだめよ」
「「「「ゆっくちりかいしちゃよ!」」」」

まりさとありすは赤ゆ達に教え、赤ゆ達は素直に聞いて言われた事を守っている。
バッチ試験の勉強も進み、あと3日もあれば合格出来るレベルになるだろう。

「おちびちゃんたち、ありすについてくるのよ」
「「「「ゆっくち!」」」」

プレイスの中でありすと赤ゆ達が遊んでいる。
静かに眺めていると隣りにまりさがやって来る。

「おにいさん、まりさ達をいっぱいゆっくりしてくれてありがとうなのぜ」
「お兄さんもゆっくりさせてくれてありがとう」

俺とまりさは元気良く遊ぶ赤ゆ達を眺め続けた。
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最終更新:2024年10月11日 19:15
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