ゆっくりいじめ小ネタ311 ゆっくり牧場

ここはゆっくり牧場。
のどかにゆっくりと暮らすゆっくり達。

「ゆっくりおいしくなるよ!」
「いっぱいゆっくりしてもちもちになるよ!」
みんな、饅頭としての誇りにあふれている。
少しでも美味しくなって、消費者に届きたい。
そんな願いを持っていた。




だが、牧場出身のゆっくりから大量の危険物質が発見されてしまう。
被害を抑えるため、同時期に出荷されたゆっくり達はすべて廃棄処分に。

「どぼじでええええ?!れいむおいじいのにいぃぃ!!ぢゃんどだべでよぉおお!!!」
「まりざ、きけんじゃないのにい!ちゃんとおいじぐなっだんだよぉおお!?」
「おねがいだがらだべでよぉおおっ!!」
牧場に返品されてきたゆっくり達は、みなプライドをズタズタにされていた。
せっかく美味しくなったのに。
せっかく一生懸命育ったのに。



「おねがいだよぉおお!!のござないでだべでええええ!!!」
とある家では、オヤツにゆっくりを食べている最中にニュースで事件を知った。
半分だけ食べられ放置されたれいむ。
その半分の眼には涙があふれていた。
痛いけど嬉しかった。
ちゃんと人間に美味しく食べてもらえていたのに。
自分の体のことは自分が一番よく知っている。
「れいむにはめらにんはいっでないのにぃいいい・・・」
「うるさい汚染饅頭!死んだらどうすんだボケクソ!」
あまい、と笑顔でいっぱいだった顔はそこにはない。
その目はまるでウンコでも見ているよう。
半分になったれいむは声をあげずにないた。
なんのために生まれたのだろう。
なんのために痛い思いをしたのだろう。
れいむは足りない餡子で答えを探したが、結局それは見つからなかった -- 2008-10-07 18:30:30

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最終更新:2009年01月18日 12:39
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