「れいむのかあいいおちびちゃん♪」
「うぜぇ・・・」
「娘よ、お前もそう思うか?」
「可愛いおちびちゃんはないな」
まりさが沢山虫さんを取って帰ってきたら、はにーとおちびちゃんがおかしな事になっていた。
「ゆ、ゆゆっ!
ゆっくりただいま!」
「「ゆっくりしていってね!」」
「ゆっくりしていってね!まりさ、おいしいむしさんをいっぱいとってきたよ!」
「娘と妻に虫責めか・・・」
「おお、きもいきもい」
「どほぢでぞんなごどいうのおおおおおおお!?」
はにーとおちびちゃんはきめぇ丸みたいな表情でにやにやとまりさを見つめている。
「いい年こいて泣くなよ?」
「おお、泣き虫泣き虫」
「ゆっぐ・・・れいむぅ、おぢびぢゃん・・・どうぢだの?なんだかゆっくぢしてないよぉ?!」
「どうもしていないよ。いつも通りゆっくりしているだけだよ」
「おお、ゆっくりゆっくり」
「ゆぅ・・・ならいいけど・・・」
そう言ってうなだれるまりさ。
しかし、天はゆっくり落ち込む暇を与えてくれなかった。
「ひゃあ!我慢できねぇ!ぎゃく・・・」
「「覇王翔吼拳を使わざるを得ない」」
「ふべらばっ!?」
「ゆゆっ!?」
まりさには何が起こったのかさえも理解できなかった。
最終更新:2009年02月22日 00:20