ゆっくりいじめ小ネタ446 ゆっくり王国北門

初SSです

いろいろお見苦しい点があるかと思いますが
読んでいただけたら嬉しいです








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ここはゆっくり王国

ゆっくりしか存在せず、右を向いても左を向いてもゆっくりだらけの街

そこが無法地帯かと思えばそう言うこともなく
しっかりした「国ゆー」がまとめている、まさに「ゆっくりによるゆっくりのためのゆっくりの国」なのである

しっかりとした宮殿を中心に東西南北に関所があり、警備隊が常駐している
それは外敵から国、ひいては民を守るためだ

ところが北の関所は一月前に警備隊長とゆっくり王国高官との賄賂が発覚して牢屋に入れられた
隊長不在では指揮系統に問題が出てくるため、国務大ゆんは新隊長として名門出身ゆっくりである、まりさを呼んだ

「お前に北門警備隊長を命ずるよ!!ありがたく任に就いてね!!」

「ゆゆっ!ありがたき幸せなのぜ!粉餡砕皮の思いでがんばるのぜ!!」

……こうしてまりさは北門警備隊長として国に尽す身となった



そしてまりさが警備隊長として北門に入った日…
まりさはまず北門警備隊を集めてあいさつをした

「ゆっくりしていってね!!」

「「「ゆっくりしていってね!!」」」

「今日から警備隊長として北門に来たまりさだぜ!ゆっくりよろしくたのむのぜ!!!
 さっそくだけど北門のルールを大幅に変更するからゆっくりしないでさっさと理解するのぜ!!」

まりさの提示した新しい警備体制はこうだ

      1.くらくなってからのきたもんへのしんにゅうはどんなゆっくりであろうときんし!!
      2.きたもんをつうこうするときにはすぃーからおりること!!
            これをやぶったゆっくりにはきびしいばつをあたえるよ!!!


周りのゆっくりがどよめく

「ゆ!静かにするのぜ!まりさのいうことは絶対なのぜ!!」

静まるゆっくりたち

「まったくまりさの話を聞かないなんて無能にも程があるのぜ!
 とにかく今日からこのルールで北門の警備体制をとるのぜ!わからないバカはゆっくり死んでね!!」


――
その日の夜

この日は周りのゆっくりに自分の立場をわからせるためにまりさも警備に出ていた

「ゆゆ!?そこの無能なありす!まりさに会ったらきちんと挨拶するのぜ!」
「そこのれいむ!!まりさは歩き疲れたから早くあまあまを持ってくるのぜ!ゆっくりしたら罰を与えるのぜ!?」


警備隊のゆっくりからすればたまったものではない
いくら隊長とはいえ今日来たばかりのよそ者にここまで偉そうにされてはストレスがマッハである
しかし下手に上官に逆らうわけにはいかない

どのゆっくりもゆっくり出来ないくらいイライラしていたその時だった


「こんな暗くなっても見回りとはご苦労だねーわかるよー」
ちぇん外務大ゆんがスィーの乗って現れたのである
主な仕事は国の外にいるゆっくりの群れを見つけて、国に来るように勧めること
ゆっくりの理想郷を目指す国ゆーのために全力を尽くすちぇんは、国ゆーからはもちろん、国ゆんからの信頼も厚かった
この日も危険を顧みずゆっくりの群れを見つけては交渉してきた帰りである


警備隊のゆっくりがちぇんに対し全員「ゆゆー!!」と頭を下げるのに対し、まりさは「しめた!」とでも言わんばかりの勢いで
「暗くなったら北門は通行禁止なのぜ!あとスィーからもゆっくりしないで降りるのぜ!!」

と言い放った

警備隊の顔が一気に青ざめる
「た、たいちょう!なにいってるの!!?ちぇんだいゆんだよ!?ゆっくりしないであやまってね!!!!」
「ゆ!?いくら大ゆんでも北門のルールには従ってもらうのぜ!」

「こまったねーちぇんは国ゆーにゆっくりしないでお話しすることがあるんだねーわかってねー」
「ゆゆ!?警備隊長であるまりさに口答えは許さないのぜ!罰を一つ追加するのぜ!!」

まりさはそういうと帽子の中から木の棒を取り出しちぇんを叩き始めた
「ゆげぇ!?ちぇんがなんで叩かれるのー!わからないよー!!」
「偉いゆっくりのくせにまりさの決めたルールを守れないゆっくりなんてゆっくり死ね!!」

まりさは勢いに任せてちぇんを殴り殺すほどの雰囲気だった
「死ね!!ルールは絶対なのぜ!!まりさが決めたルールはぜったいあびぇえ!!!?」

しかしただでさえ配属された初日
そして早速周りから疎まれているまりさである

「そこまでだよ!ちぇんだいゆんをいじめるゆっくりはゆっくりしね!!」
警備隊のれいむがまりさに体当たりしたのだ

「な゛に゛ずる゛んだぜえ゛え゛え゛え゛え゛!!!!ばでぃざばぎだも゛ん゛の゛だい゛ぢょう゛な゛の゛ぜえ゛え゛え゛え゛!!!!???」
「ゆ!ここのけいびたいはひとりもまりさをたいちょうだなんておもってないよ!!!」
「そうだよ!なにもしないくせにただえらそうなだけのぐずなたいちょうなんていらないよ!」
「ちぇんだいゆんはこのくににひつようなゆっくりだよ!しぬならまりさがしんでね!!」
「まりさはこのくにどころかきたもんにもいらないよ!!ゆっくりしないでどこかへきえてね!!」

「ゆ゛があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!う゛る゛ざい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
まりさは叫びながら警備隊に突っ込んでいった

しかし、さすがに多勢に無勢
武器を持っているとはいえ勝てるわけもなくあっけなく瀕死になった
「ゆ゛っグ…ゆ゛っ…ゆ゛…」
「ここまで痛めつければもう動けないね!」


「ちぇんだいゆん…ゆっくりごめんなさい…」
「いいんだよーあのまりさがわるいんだねーわかるよー」


「ちゅうおうのけいびたいにれんらくしてきたよ!」
「ゆ!あとはまりさをれんこうしてもらったらゆっくりらくちゃくだね!!」




その後まりさは中央で裁判にかけられた
『死ぬまでゆっくり出来ない刑』に処され、捕食種に生かさず殺さずを死ぬまで繰り返させたわけだがそれはまた別のお話




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最終更新:2009年04月07日 03:38
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