空の散歩をしていたら、いきなり頬に冷たくてドロっとしたものが当たった。ビックリした私はバランスを崩し、急降下。
「ゔぁっ」
グチャッ。落下の衝撃で足が折れるが、多少は痛いのだが問題ない。シュッと足が正しい向きに戻る。頬に当たったものを触ってみると泥だった。誰がこんなことを?
「ざまぁないどぅ!髪にバナナ付いてるから食べてあげるどぅ!」
ゆっくりれみりゃだ。縄張りの外から出てしまったみたい。訳あって私達ゆっくりフランとゆっくりれみりゃは隔離されているのだ。
そんな事より、頭の右側に弱い痛みを感じる。
「何するんだど〜」
「あ、これバナナじゃないど〜!まずいど〜!まずいゴミはぽいっ♪」ブチィッ!
髪を数本引き抜かれその辺に捨てられた。てかこいつ私の髪しゃぶったな。面倒臭いし、私の寛大さに免じて見逃そうと思って足早に去ろうとしたら、足が急に地面につき体制を崩す。
「いたっ」
地面にうつ伏せになった所で頭を掴まれ硬い地面に擦り付けられる。目は開きっぱだったので目の表面はボロボロ。襟を掴まれ起き上がった途端に太い木の枝が私の目に突き刺さる。
「逃げるひきょーものはこうだどぉ♪」
「はぁ、そんな事してもいいのかど?」
このプリン脳のれみりゃを見逃すのはやめることにする。
2秒くらい後に目が再生したあと、れみりゃを誘ってみる。
「楽しい所に連れてってあげるど〜」
「う〜?行くどぅ☆すぐでいいど♪」
私はれみりゃの襟を掴み、飛ぶ。着いたところは沼の縁の岩場。ゆっくりどころか人間まで寄り付かない為、私の秘密基地になっている。
「何やってるんだど、早く遊園地に連れていくd…ぶぎぃっ!」
れみりゃの襟から手を離す。計画通り、岩場の地面に叩き付けられたれみりゃの体勢はうつ伏せになった。れみりゃの頭をガシッと掴み、岩場のザリザリした地面に顔を中心に擦り付ける。
「ゆっくりしね♪ゆっくりしね♪」
「ゔぁっ!ゔぁっ!ゔぁっ!ざぐやにいいづげでやるぅ〜!」
また襟を掴み起き上がらせ、真っ赤になった目を爪で引っ掻く。可哀想だから薬の代わりに、沼の水でも塗ってあげよう。
「いやぢぁ〜!ゔぁぁぁん!だずげでぇ〜!ゔぎぃっ」
うるさくてムカつくので、そこら辺の小石をコイツの目にぶっ刺してから大きな穴の空いた岩に頭だけ入れる。
「ぐらいよぉぉ〜!ごごがらだじてぇ〜!」
気にしない、気にしない。そしてその突き出た間抜けな尻を蹴り上げる。頭だけではなく肩までハマったようで、私が助けないと抜けられないみたい。
「いだいよぉ〜!おてて動かせないよぉ〜!ざぐやぁぁ〜!」
容赦なく右腕の肘までと左足、左の翼を千切る。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
腹が減ったので背中に浅い穴を開け餡子を吸い出そうとするとびっくり。そういえばこいつら中身肉まんだった。なかなか美味しいので左腕の皮をベロリと捲り中身を鷲掴みにして食べる。出して出してとうるさいので右足を持って引っ張り出そうとすると、右足が千切れちゃった。四肢と左の翼は再生に失敗し奇形になっている。そして腰を強く引っ張ったらようやく抜けた。皮の剥けた頬を少し食べてから、楽にしてやろうと思い頭を何度も踏み付けたらヤツは絶命した。満足した私は死骸を放置してそのまま帰った。
ここまで閲覧頂きありがとうございました(*^^*)
始めて作ったのがコレなので、内容がグダグダです
最終更新:2025年06月27日 16:58