アットウィキロゴ

長門×ハルヒ キス

とても静かな放課後。我がSOS団には有って然らざるべき物とも言えるけどたまにはこんな日もいいのかもしれない。
今この部室にはあたしと有希しか居ない。あたしはネットで情報収集で有希は読書。会話は少ないけれど気詰まりというわけではなくあたしが何か言えば有希が応えてくれる。
それにしても、いろんなページを見ていても目に付くのは恋人がどーだ好きがあーだという事ばっかり。みんなそんなに恋愛したいものなのかしら。
一応あたしも中学のときに恋愛の真似事をしてみた事はあったけど碌なものじゃなかったわ。
「ねえ、有希、キスってした事ある?」
本当に何の気なしに聞いてみた。有希はきっちり一往復分だけ首を軽く横に振る。ふ~ん。まあそうね。この子奥手そうだし。変な男に引っかかったことが無いとわかっただけでもいいわね。
「ちょっとしてみよっか?あたしと。」
有希をからかうつもりで続けてみた。案の定有希は中空を見つめたまま固まった猫のような表情であたしを見つめている。
「冗談よ。冗談。」
あんまり妙な空気が続いても困るので一応断っておいた。そうすると有希も冗談だと理解したのか少し考え込むような仕草をしてからまた手元の本に視線を落とした。あたしもパソコンのモニターに視線を戻す。
まああの子もかなりかわいいから有希とキスできる男はきっと幸せ者よね。もう少し愛想がよければ人気も出るのだろうけど、それで悪い虫とかがついちゃったら困るからやっぱり有希は今のままがいいのかも。
そんなことを考えながらしばらくパソコンをいじっているといつのまにか有希がそばに立っていた。いつの間に立ちあがってこっちまで来たのかしら?ぜんぜん気付かなかったわ。
「有希?どうかし…」言い終わる前に柔らかい感触で唇をふさがれる。信じられないことに有希があたしにキスしてきたのだ。
「ちょ、ちょっと有希。な、何してるよの!?」動転したままあたしがたずねると
「キスとよばれる行為。」「してみようかと思ったから。」有希はそれだけ言ってさっさと自分の椅子に戻り平然と読書を再開してしまう。
動転したり慌てたりで赤くなっているのは私だけってわけ?そりゃあ不意を打たれたんだから仕方ないといえば仕方ないけどこのSOS団団長たるあたしがこのざまであしらわれるのはとても癪だわ!
「ちょっと有希!あんなのは唇と唇を触れ合わせただけでキスとは言わないわ!
あたしが本当のキスっていうのを教えてあげるわ!」
高らかに宣言して座っている有希に詰め寄り強引に唇を奪おうとしたところで逆に有希が立ち上がり急にあたしの肩を掴み窓際まで押し寄せてくる。あれ、もしかして怒ってる?
「興味が湧いた。是非教えてほしい。」
そう言って私の肩をつかんだまま有希が顔を近付けてきて……     
(省略されました。続きはありません。)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2009年01月10日 11:40
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。