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選択肢①

正直なところ、ここからどんなことをすればいいか、分からなかった.
いつもなら、こうやって押し倒されたあとは、すべて有希に委ねてしまうのだから、
有希がしてくれるそれと同じ事をすればいいはずなんだけれど。
有希の表情は全く変わらない。目をつぶってくれればやりやすいのかな、
そう思いながら、見つめあう。
突然、有希が私の頬をなでた.
「ひゃ」
間抜けな声を出してしまう。有希の手が、私の頬から、顎へ、首筋へ滑ってきた。
背中に、電気のような快感が走る。とまらない。
「これくらいで止めてあげると思う?」
声が震えないように、このまま有希の上に倒れこんでしまわないように、結構必死に
強がってみせた。
でも、有希に通用しないことも、自分で分かっていたと思う。
「なら、こうする」
有希の指が、首筋からカーディガンと、制服の間にすべりこんできた。
胸をなでられ、有希の指はそのまま背中に抜けてくる.
胸は、もっと念入りに撫でて欲しかったのに…そうじゃなくて、このままだと、
有希を押したおした意味がなくなってしまうじゃないの.
「ちょっと、有希、どこ触ってるのよ」
有希の指は、スカートの上から私のお尻をなぞっている。触るなら、もっと…
「体中に力がはいっている。力を抜いて」
有希は、いつもの表情で、私を見上げていた。負けるもんですか。
「有希、キスするから、目を閉じなさい」
私は必死になっていた。ここで、有希に任せてしまいたい誘惑に負けたら、有希に
気持ちよくなってもらえなくなるわ。
有希は、目を閉じてくれなかった.また見つめあい.
「今日のあなたは、いつものあなたではない」
有希はそういうと、私の脚の間にはいっていた膝で、スカートの中、熱を持っている
部分をなでた。
体の中から、何かがこぼれ出る。自分の体を支えていた腕の力が抜ける.
そして、有希の体の上に、私は自分を投げ出していた.
有希は、そのまま私の背中やお尻や、腿をなでまわす。
私は、快感に流されるのを耐えるために、有希にしがみついた。
「これで、いつものあなた」
耳元で、そう囁かれて、ようやく私は素直に言えた.
「私ばかり気持ちいいのじゃだめなの、気持ちいいのも一緒がいいの」
有希の手が止まる。私を気持ちよくするために、体をまさぐっていた手が止まる。、
その手が、私の背中にまわった。
ぎゅっと抱き締められる。

「わたししか知らないあなたがここにいる。それが全て」

次からは、有希を押し倒すのじゃなくて、有希の上に乗っかって素直に甘えようと思いつつ、改めて私は自分を有希に差し出した.

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最終更新:2009年02月11日 10:00
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