『ガーベラ・テトラ』GERBERA-TETRA
元々は
ガンダム開発計画においてガンダム試作4号機、GP04Gとして開発されていた機体。
GP04Gの名残は強襲・突撃・白兵戦用というコンセプトと機体名に表れている。
(ガーベラはGP04Gの愛称、テトラはギリシャ語で“4”を意味する。)
背部と肩部に計3基の大型スラスターを備えており、同時期、あるいはグリプス戦役期のMSと比較しても加速力には優れている。
更にシュツルム・ブースターを装備することにより、この時期のMSとしては破格の推力(316,000kg)を誇る。
ガンダム開発計画に漏れた後に、外観をジオン系MSであるかのように偽装する形で仕様変更を行い
(ちなみに内装については変更されておらず、連邦系コクピットのままである)、
アナハイム・エレクトロニクス社との裏取引によりシーマ艦隊に譲渡、シーマ・ガラハウの乗機となる。
星の屑作戦の最終局面においてデラーズ・フリートを離反したシーマにより運用されるが、ガンダム試作3号機との戦闘中に
メガ・ビーム砲の砲身に胴体を貫かれ、その状態から零距離射撃を受け撃破される。
武装は、速射型ビーム兵器、ビームサーベル、腕部の実弾速射砲と、そのコンセプトはシーマ専用ゲルググMと類似する部分が多い。
ビームマシンガン
速射性を重視したビーム兵器であり、後端部にEパックを備える。
また、その特性上過熱しやすい欠点があるため冷却剤のタンクも備えており、過熱時には後端上部がスライドし排熱を行う。
ビームサーベル
左右の腰部側面に収容されており、使用時には装甲が展開しホルダーがポップアップする構造となっている。
110mm速射砲
左右前腕部に各2門装備される。ガンダムNT-1の90mmガトリングガンとは異なり砲口部は露出しており、肘部分にマガジンを備える。
最終更新:2015年02月19日 21:13