『連邦軍NT開発計画』
RX-78NT1 ガンダム・アレックス
連邦軍におけるNT対応兵器の開発は、U.C.0079年8月に開始されたものの、NTそのものの基礎研究が始まったばかりであり、
また、ジオンの唱えるコントリズム自体の価値を認めない連邦軍首脳は、例証も少なく再現性の低い事象の軍事利用には消極的だった。
それでも、MSの開発計画に「NT対応機」が盛り込まれている以上、開発は進展させなければならない。
そこで、ようやく量産体制が整った数機種の設計をもとに、コンピュータシステムや機体の基礎機能の向上を主眼とする
複数の高性能機の開発を行っていた。
そして、訓練もなしにMSを稼働させた上、目覚ましい戦果を挙げ続けているというMSパイロットのアムロ・レイを
基準としたNT対応機の模索も始まった。
彼はMSの操縦に習熟するにつれ、機体の追従性にストレスを感じていったという。
それらの報告をもとに、機体各部の構造を改善しマグネット・コーティングを標準とした追従性の高い機体を開発した。
それが RX-78NT1 ガンダム・アレックスであった。
最終更新:2015年02月24日 13:48