M-086
ガッシュ・ベル
魔物 4000
《前進あるのみ!》このカードが場にある→バトルフェイズ中、自分も相手も、魔本をもどす効果を使えない。
パートナー=高嶺清麿
やさしい王様。それ以外に私の王はない。
LTD2
ページもどしを使う相手を無力化。
自分のページもどしも使えないから注意。
登場した当時だとまだ数の少ない魔本戻しメタとなるカードで、
PR-007 やさしい王様や
ジェム《大好きよ》といった環境でも活躍するカードを封じる事ができた。
自分自身も封じられてしまう点は魔本戻しを使わない構築にすれば問題はなく、魔本戻しが横行する環境には刺さる一枚と言えた。
しかし後にスターターセット「
ファウードの封印」にてこのカードの上位互換となる
ガッシュ・ベル《振り向くな》が登場。
あちらは魔本戻しを封じる対象が相手だけになった上、今より前のページのカードの使用も封じる効果を持っている。
《振り向くな》との違いとしては「相手によって自分の魔本が戻される事はない」点が言える。
魔本を戻してもらえるのは通常なら嬉しいが、戻されるページの役割が攻撃ページやめくりページだと不利な状況にもなりえるため、このゲームにおいて相手に魔本を戻してもらうのが万事嬉しいと言い切る事はできず、そこを封じられる違いが意味を持ってくる。
というのが理屈の上では言えるのだが、
「相手の魔本を戻す」効果はE-243 to be continuedしか登場していないため、
《振り向くな》よりも有利に働くと考えるのは極めて厳しい。
単純に考えて使用される機会が少ない上に、
《振り向くな》がいる時に「
E-243 to be continuedで妨害のためだけに相手の魔本だけを2枚戻す」というプレイングが取られる可能性も非常に考え難い。
よってこちらは既に役目を終えたカードと言って差支えないだろう。
収録パック
最終更新:2023年07月11日 21:24