遥かに仰ぎ、麗しの

シナリオ 5 ★★★★★
キャラクター 4 ★★★★
CG・演出 5 ★★★★★
音楽 4 ★★★★
システム 3 ★★★
エロ 4 ★★★★
俺の満足度 95

◆感想
2007年美少女アワード最優秀作品。みやび・梓乃ルートは本当に良かった。

本校ルート、分校ルートとに分かれシナリオの内容が大きく異なる
本校の主人公は生徒に最後まで手を出さない完璧超人。分校の主人公は生徒に速攻で手を出す直結性教師。
シナリオの質は圧倒的に本校ルートが良い。綺麗で透き通っている清流のようなイメージ。
ただ綺麗すぎる故の嫌味を感じることも。
分校は本校と比べるとシナリオ的には劣るけど、主人公もヒロインも欲が出て人間臭いところがあるので
妙に綺麗すぎる本校とセットで考えるならちょうど良いと思えた。要はバランスですね。
主人公が性欲に溺れる辺りが本校より好きなところ。

1枚絵のイベントCGが神。立ち絵・イベントCG共に差分が豊かで長くプレイしていても見飽きない。
しかし背景が少なめだったり立ち絵のないキャラの多さが非常に気になった。こういう手抜きが無ければ完璧だったのに。

エロ。本校ルートは量より質で基本的に1キャラ1回のみ。
とても自然な流れでレッツ屋外拘束プレイをする梓乃ルートに感動した。
分校は数が多いだけ。


おきにいり:絵師(藤原々々)・シナリオライター(健速)・みやび・梓乃

発売日:2006年11月
ランク :95点 Class A

FORTUNE ARTERIAL

シナリオ 4 ★★★★
キャラクター 4 ★★★★
CG・演出 5 ★★★★★
音楽 4 ★★★★
システム 4 ★★★★    
エロ 2 ★★
俺の満足度 84

◆感想
そこそこ萌えられて、そこそこ感動もした。

瑛里華ルートが本筋で、他のヒロイン個別ルートは自己紹介とTrueへの布石的な役割。
瑛里華以外のヒロインルートはシナリオが本筋とお察し程度にしか関わってこないので凄まじく眠い。
ぶっちゃけ糞ゲー認定しても良いくらいのレベル。何度Ctrlキーに手を伸ばしかけたことか。
全ヒロインを攻略しなければTrueに行けない構造なのでかなり辛かった。
TrueルートはGood シリアスな流れだけどウザい・鬱な展開にはならないので後味が良い。
ただ起承転結の「結」がやや弱い面も。

CGとBGMはかなり良い。立ち絵は豊富だしイベントCGはかなりの迫力がある。
かなでさんの後ろ向いてる立ち絵とか狸の置物とか、結構芸が細かい。

エロ。とても普通なHシーン。ただヤッてるだけでカタルシスは感じられない。
瑛里華はもっとこう情熱的に持っていけば感動シーンにもなりそうなのに。残念。
CS化を考えればシナリオに関係しないエロがベターなんだろうけど。


【瑛里華・瑛里華True】
 シナリオ上明らかに優遇されてる。このルートだけ主人公やサブキャラ達が大活躍するので眠くならない。
 主人公とヒロインの恋愛は障害が大きいだけあってそれを打破した時のカタルシスが強い。
 そして瑛里華かわいい。ふとももヤバい。会話のやりとりが甘酸っぱくてたまらん。
 絵の美しさや迫力は流石べっかんこう氏。瑛里華個別でのキスシーンCGはカッコ良かった。


【それ以外】
 シナリオに起伏がないので激しく眠い。特に悠木姉妹。シナリオ上空気すぎる・・・
 共通で吸血鬼シナリオに期待させておいて個別で吸血鬼どこいったの?では拍子抜けも良いところ。
 個別ルートはTrueルートのキャラクター自己紹介みたいな感じ。


おきにいり:絵師(べっかんこう)・瑛里華

発売日:2008年1月
ランク :84点 Class B+

あかね色に染まる坂

シナリオ 2 ★★
キャラクター 5 ★★★★★
CG・演出 4 ★★★★
音楽 3 ★★★
システム 3 ★★★
エロ 4 ★★★★
俺のスコア 80

◆感想
エロゲの妹ってのは攻略できない不可侵性が良いのであって、攻略できてしまうとダメになっちゃうんだなと思った。

シナリオ展開について。日常描写は会話が面白くテンポが良いのでまったくダレる事はなかった。
説明がくどい、全体的に厨二病、露骨にパロディが多いと結構癖が強い。
個人的には厨二病大歓迎なので気にはなりませんでしたが。
シナリオ的には前作の「青空の見える丘」より落ちてる。萌えを意識したためかシリアス部分が今ひとつ。
まあシナリオが悪いと言っても所々に感動できる場面もあるので別に糞だとか最低ってわけではない。

優姫ルートでは告白シーンをしっかり決めており、妹としっかり距離を置いた点に関しては良いのだが、
24話以降はやっつけ仕事というか取ってつけたような展開というか。物語の締め方に大きな問題あり。
湊ルート。湊というキャラは最高に良い。他ヒロインルートでの妹というポジションは最高だと思う。
しかし本人ルートがかなり酷い。他ヒロインルートではカッコいい主人公が妹ルートだとヘタレ化しますし・・・

前作ではチープだったBGMは(可も無く不可もなくって程度に)パワーアップ。音声には不満なし。

おきにいり:絵師(和泉つばす)・声優(風音)・優姫・自ルート以外での湊

発売日:2007年7月
ランク :80点 Class B

マジカライド

シナリオ 2 ★★
キャラクター 5 ★★★★★
CG・演出 3 ★★★
音楽 3 ★★★
システム 3 ★★★
エロ 0
俺の満足度 75

◆感想
アクションパートはFEZプレイヤーなら何の問題もないだろう。

王道一直線、1ヒロイン、完全一本道(選択肢すらなし)の実に漢らしいシナリオ。
展開は王道で特に捻りもない。普通。ギャグ路線で突っ走っていて感動するとかそういったことはなし。
キャラ、特に主人公の主人公の面白さが半端じゃない。主人公萌えゲー
ノリと勢いだけでストーリーを展開しているって感じだけど最後まで失速せず突っ走ってる点は良かった。

この作品の最大の欠点は絵。思いっきりB級臭がするしなんかさっぱりしすぎで迫力がない。
ゲームを始めてしまえば温かみが感じられて悪くはないけど、少女漫画っぽい絵柄でエロには根本的に不向き。
主人公の下ネタ会話は面白いんだけど、エロシーンそのものは絵のマイナス補正が強くてあまり面白くない。

アクションパート パズル的な要素でアクションとしてはそこそこ面白いんだけど見た目や効果音がチープすぎ。
ADV本編は声や演出に結構気合入ってるのになぜアクション部分は演出が手抜きなのだろうか。
OP曲はかなり良い。BGMはそこそこ。

おきにいり:主人公・OP・挿入歌(旧fripSide)

発売日:2008年7月
ランク :75点 Class B

プリンセスうぃっちぃず

シナリオ 3 ★★★        
キャラクター 4 ★★★★
CG・演出 4 ★★★★
音楽 4 ★★★★
システム 5 ★★★★★
エロ 2 ★★
俺の満足度 80

◆感想
カードゲームが面白かった。

前半はエロコメディの学園物。後半は一風変わってシリアス。
萌えとエロで面白いんだけどそろそろ飽きてきたな、って頃に爆弾が放り込まれて急に重いシリアス展開になる。
シリアス展開って言っても特に設定が細かい訳でもないし冷静に考えればそれほど深いシナリオではないけれど、
前半萌えゲーとのギャップと戦闘描写でつまらないとは思わなかった。
萌え萌えやってた連中が惨殺されたり斬首したり滅多打ちで肉片になったり。インパクトは十分。

バトルの難易度はNormalなら低く、クリアするだけなら簡単。演出がカッコいい。
Hardでのハイスコアアタックなどのやりこみ要素もあり、結構楽しめました。

可愛らしい絵で演出も豊富。BGMは秀逸。しかしながらバックグラウンド動作が出来ないので
FEZプレイしながらサントラ的な使い方をする事はできない。残念。
恋愛描写が薄い。もっとラブラブさせろよという不満はあった。
エロはCGが可愛いので悪くはないけど、シーンの多くがシナリオとは無関係な成り行きの抜きエロ。
エロが前半に偏っているので愛が感じられるHシーンが皆無。後半に1つくらいは欲しかったなと。


発売日:2005年5月
ランク :80点 Class B

夏少女


夏の山道をハイキングやサイクリングしているような、そんな雰囲気の作品。
萌えや恋愛がどうこうという訳ではないのでシナリオにインパクトはないけど癒されたい人に。

ランク :70点 Class C

プリマ☆ステラ

シナリオ 2 ★★
キャラクター 3 ★★★       
CG・演出 3 ★★★
音楽 3 ★★★
システム 3 ★★★
エロ 3 ★★★
俺の満足度 65

◆感想
シナリオを頑張った抜きゲー。
主人公が万能勇者っぷりを発揮するので爽快感がある。
しかし面白いのは共通ルートのみで、ヒロイン個別ルートに入ると主人公が地味化するんで微妙。

俺自身が濃いだけのエロに興味ない人なんでぶっちゃけあまり書くことがなかったりします。
感動する要素はないし、恋愛描写も薄いので心に残るような衝撃はない。
爽快感があったのでそれほど不満って訳じゃないですけど。

発売日:2008年6月
ランク :65点 Class C

タユタマ -kiss on my deity-

シナリオ 3 ★★★
キャラクター 4 ★★★★
CG・演出 5 ★★★★★
音楽 4 ★★★★
システム 4 ★★★★
エロ 3 ★★★
俺の満足度 80

◆感想
罵られるのが好きな方に。

ヒロインの個性(特にアメリ)と権力がとっても強い作品。思いっきり女性優位のエロゲ。
俺は俺自身が自己中なので自己中わがままヒロインに対しては何とも思わなかったけど、従順なヒロインを好むプレイヤーに
とってはそれが相当にキツイそうだ。勝ち馬乗りタイプの人はこのエロゲは避けた方が賢明かもしれない。

シナリオは共通ルート使いまわしの手抜き構成。ヒロイン毎にちょっとした差分があるだけ。
2周目以降は思いっきり作業プレイになるので周回を重ねれば重ねるほどつまらなくなる。
初回プレイ時に気に入ったヒロインを持ってくることを推奨。
テキストに関しては洗練されており読みやすい部類。文章が幼稚・冗長だなどといった(ヒロインの行動以外に)
不快と思える要素はない。文章水増ししまくってるようなエロゲと比べれば相当マシ。
ただ、シナリオに捻りも重みもないから、感動してしまうような展開はないけどね。

CGやシステム、演出・BGM関連は全体的にレベルが非常に高い。
エロについて。絵のクオリティは高いけどほとんどのシーンで前戯省略していきなり突撃する主人公は頂けない。
ましろの犬耳と尻尾が全く生かされていないことにも絶望した。あと炉ましろはそのままでいいんだ。成長させるなよ。


お気にいり:アメリ・ましろ(のしっぽと耳)

発売日:2008年7月
ランク :80点 Class B

Coming×Humming!!

シナリオ 2 ★★          
キャラクター 4 ★★★★
CG・演出 2 ★★
音楽 2 ★★
システム 3 ★★★
エロ 2 ★★
俺の満足度 70

◆感想
地味だけど良ゲー
ストーリーはまあまあ。ちっとは感動もできるしテンポも良い。それほど凄い訳じゃないから印象にあまり残らないけど。
くっつくまでが早すぎると思った。この程度で好きになるのって疑問に思うほど。
シナリオ展開に何かわざとらしい部分もある。出来立てカップルを追い回して邪魔する外野とか。
それと、美海ルートでの恋人を大事にしない主人公はストレスMAX

原画について。複数原画の特徴がストレートに出てます。複数ヒロインが登場するイベント絵や立ち絵は絵柄が違いすぎてカオス。
CGやBGMにところどころチープさを感じるものの、低予算っぽい作品としては結構頑張っているとは思った。
美海のクオリティが原画、CG、音声それら全てにおいて高め。エロも可愛い。
他キャラのエロは普通。

gdgdと小言は書いたけどどれも致命的な欠点ではない。シナリオ部分は割としっかりしているので次回作には期待したい。


発売日:2008年6月
ランク :70点 Class C

どこでもすきして いつでもすきして

シナリオ 0
キャラクター 1
CG・演出 2 ★★
音楽 1
システム 3 ★★★      
エロ
俺の満足度 30

◆感想
はぴねす!で脳みそがとろけたんで脳みそとろとろ幸せバカップルという売り文句に釣られてみた。
結果はまあ、エロが多いだけの抜きゲーでした。

恋人同士になるまでの過程を端折っていて感情移入度0
おい萌えゲーって恋愛に至るまでの過程だとか告白の感動とかそんなのがメインじゃないのかよwww
ひたすらHしてるだけじゃないか。抜きゲーでシナリオ愚痴ってもしょうがないけどさ。
キャラクターはいろんなタイプがある。元ネタ知らないから良く分からないけど・・・

まあとりあえず、純愛系シナリオだと思って2chの評判見て買った俺の情報収集力不足でした。
評判だったのはエロだったようで。シナリオはほぼ皆無。
エロゲは買う前にどのような作品なのかをしっかりチェックしましょう。

発売日:2008年6月
ランク :30点 プレイ放棄

はぴねす!

シナリオ 1
キャラクター 5 ★★★★★
CG・演出 4 ★★★★
音楽 4 ★★★★
システム 3 ★★★
エロ 2 ★★
俺の満足度 70

◆感想
シナリオを捨ててとにかく萌えさせることのみに特化したエロゲ
いちゃラブ要素多めで甘い展開と萌えゲーとしては申し分ない。

俺は金髪ツインテールのツンデレ好きなんで、もちろん杏璃を一番最初に攻略しましたよ。
感動要素こそなかったものの、萌えとしては素晴らしいデキでした。
絵が凄く賑やか。やや弱くて眠くなりがちなシナリオを立ち絵などの演出でカバーしている。
キャラ毎に異なったED曲があったり。質はともかく気合が入ってるな。BGMもレベルは高いと思う。

どのヒロインもいちゃいちゃラブラブしていて萌えゲーとしての評価は高い。
ヒロインといちゃいちゃしてニヤニヤしたいならお勧めの一品。
ただ、基本的にはどのルートもヒロインと仲良くなってくっつくまでの障害もなくただ普通にくっつくだけ。
1キャラくらいならそれでも良いけど、何キャラも起伏のない展開を見せられると流石に眠くなってくる・・・

萌えは神だけど恋愛深度は浅めなので感動や熱愛といった熱い要素は感じられない。
もっとも、深い恋愛を描くとどうしてもシリアスになるからこの作品はこれで良いと思うけどね
戦闘シーンは緊張感に欠ける。殺る殺られるみたいな熱い展開にもならないし主人公は戦力外で空気。

エロの時だけ巨乳化する杏璃には失望。
製作スタッフは一体何を考えているんだ。大きければ良いという訳ではないだろ・・・
各キャラ初体験の1発目はウブさが強調されて萌え萌えしてる。2発目以降は肉欲に溺れてしまうのが残念。

おきにいり:杏璃

発売日:2005年10月 / 2006年7月
ランク :70点 Class C

彼女たちの流儀

シナリオ 3 ★★★
キャラクター 4 ★★★★   
CG・演出 3 ★★★
音楽 4 ★★★★
システム 3 ★★★
エロ 2 ★★
俺の満足度 75

◆感想
ひんぬーヒロインばっかり。ほとんどのヒロインが攻め。偏った趣味の人にはヨダレの出そうな設定。
絵に結構癖があると思う。

ヒロインがとにかくSなのが特徴。主人公が押し倒される状況ばっか。CGとシナリオ、そしてBGMの織り成す退廃的な雰囲気がいい。
シナリオの質がキャラによって差が有りすぎる。鳥羽莉はシナリオがまあまあ良かった。朱音と涼月は萌えキャラとしての勝利。
ぶっちゃけそれ以外は・・・ ヒロイン個別ルートでなければせせりや火乃香も良いキャラだとは思うんだけど。
一番萌えるのは声まで付いてる主人公。ただし主人公以外の男キャラは声無しの手抜き。
OP、EDがエロゲとしてはかっこいい。堕落というか荒廃というかそんなダークな雰囲気がGood

ストーリー展開としては吸血鬼やキャラの背景を語っている場面が多く、恋愛面に関しては描写がイマイチ。
何で好きになったのか?その説得力が弱いので愛情や絆といったものが感じられず恋愛モノとしての感動力は弱い。
エロシーンは主人公が押し倒されるというシチュが面白いだけで、恋愛的には盛り上がらない。

おきにいり:退廃的な雰囲気、OP・ED曲(旧fripSide)

発売日:2006年6月
ランク :75点 Class B

Clover Point

テキスト 2 ★★
キャラクター 4 ★★★★    
CG・演出 3 ★★★
音楽 3 ★★★
システム 3 ★★★
エロ 2 ★★
俺の満足度 65

◆感想
よるよるだけなら80点

シナリオはごく普通の日常を描いた学園ストーリー。萌えの邪魔になるような余計なシリアス要素はほとんどない。
夜々ルートは共通を抜けて個別に入り恋人関係になるとあまあまな萌えと強烈なバカップル展開が始まる。
とにかく萌えたいバカップルが見たい「だけ」という人には文句なしにオススメ。
この作品はどう見てもよるよる一択ゲー。妹好きならおそらく神。俺は妹属性が苦手だけどそれでもかなり萌えました。

脇を彩る男キャラクターもなかなか魅力的な人物が揃っている。
ただし主人公は顔グラなしの没個性主人公。イベントCGで目が描かれておらず絵が引き締まらない。
特に夜々ルート最後のクローバーを掲げて願いを届けるシーンのCG
カッコいいはずのイベントCGが顔なし主人公のせいで台無し。
萌えに関しても一言。現実離れしたシュールな光景が多いのでちょっと引いてしまうところも。

他のヒロインは夜々が強すぎてぶっちゃけほとんど覚えてない、、覚えているの美緒里のアナルプレイ多すぎって事くらい。
俺の場合は夜々を初回にプレイしたので見事によるよるにハマってしまい他のヒロインを好きになる事ができなかった。
作品全体を楽しみたいのであれば、夜々は最後にまわした方が良いかもしれません。
エロCGは癖の強くて結構キツイと思った。
エロの内容自体は濃いので、エロ目的だと高評価している人も居るようです。


発売日:2007年12月
ランク :65点 プレイ放棄

よつのは

シナリオ 1
キャラクター 3 ★★★
CG・演出 4 ★★★★   
音楽 3 ★★★
システム 3 ★★★
エロ 0
俺の満足度 60

◆感想
絵は可愛いんだけどシナリオが弱すぎて残念な作品。
同窓会で昔の学校に集まって、昔を思い出すってストーリー
シナリオが過去と現在を頻繁に行き来するから感情移入がしにくい印象がした。
会話の内容が薄い。何かどうでも良い会話をぺちゃくちゃ繰り返すだけで・・・
まあ文章のテンションの低さから俺の満足度はお察し下さい。

立ち絵やイベントCGで目や口が動いたり、カットイン等の演出はGJ
しかしながらシナリオが残念すぎるのでこれらの要素が生かされていない。
Hシーン必要なし。エロ突入に至るまでの説得力が乏しすぎ。


発売日:2006年1月
ランク :60点 プレイ放棄

ワンコとリリー


◆感想
まったり散歩ゲー。低価格ゲーとしてはなかなか良くできている。
シナリオは特に書く事がない。お姉さんとまったり犬の散歩をしつつ雰囲気を楽しむための短編作。
エロの甘さが光る作品。とにかくねちっこくて長い前戯であまあま。絵も萌える。

発売日:2006年8月
ランク :65点 Class C

青空の見える丘

シナリオ 3 ★★★
キャラクター 4 ★★★★     
CG・演出 3 ★★★
音楽 1
システム 3 ★★★
エロ 4 ★★★★
俺の満足度 75

◆感想
爽やかな王道学園モノのテンプレート的なエロゲ。
全体的にひんぬー傾向が強いのでその手が好きな人も満足。

シナリオは王道。文章もそれなりに読みやすくて面白いけど突き出して良い部分もないのであまり印象に残らない。
BGMがチープなので作品全体にチープなB級感が漂ってる。これは結構キツイ。
キャラクターは上手く立っており、主人公を含めて全キャラがそれなりに魅力的。
どうでも良いような捨てキャラが居ない(眼鏡委員長とか年上の捨てキャラとかな)のは好印象。
そういうのが居るとコンプする時に面倒だから。

声は普通。良くも悪くもない。システム面も及第点のデキ。
修正パッチを入れないとOPがスキップできないので修正パッチをインスコしましょう。
エロゲで初めてエロが良いって思えた。会話が面白くて萌えていちゃついてラブラブしてる。
ただし興奮度は薄いから濃いエロが目的だと不満だと思う。

おきにいり:伊織・小夏

発売日:2006年4月
ランク :75点 Class B

Clover Heart's

シナリオ 3 ★★★
キャラクター 3 ★★★
CG・演出 3 ★★★
音楽 4 ★★★★    
システム 2 ★★
エロ 2 ★★
俺の満足度 80

◆感想
金髪ツインテールひんぬーロリ娘と一緒に暮らしていちゃいちゃラブラブするエロゲらしいエロゲ。
7顔少女体形を選ぶひんぬー好きなら楽しめると思う。

桃色空間と激鬱空間の起伏が素敵なバカップルゲー。いちゃいちゃやバカップル描写だけではなく心理描写もしっかりしており
いくつかのシーンでは結構泣ける。特に伏線や設定に凝ったシナリオではないので後半のストーリーにカタルシスが足らず
余韻が弱い印象もあるが萌えゲーとしては十分及第点のレベル。
なにしろほとんどの量産型萌えゲは余韻なんてほとんどゼロなのだから。
いちゃいちゃベタベタしてるのは見ててニヤニヤできるんだけど、ちょっと長すぎてダレてくる部分もあった。

注目すべきは白兎×玲亜のダダ甘い究極のいちゃいちゃバカップルぶり。
この作品は それをニヤニヤ眺めて楽しむために存在しているといっても過言ではない。
とにかくいちゃついている。出合った直後から子猫のようににゃんにゃん懐いてる。
他のキャラも素直に良いと思えるレベルなんだけど、喧嘩売りまくってるDQNの癖に外見がのびた君の夷月はちょっと・・・

シナリオボリュームが大きい割にはイベントCGの枚数が少なめでちょっと気になった。
しかしオープニングとBGM、声優関連は最新エロゲと比べても見劣りしないくらいにレベルが高い。
エロは全てが着衣でメインヒロインは絶妙なさじ加減のひんぬーロリっ子。
ただちょっと肉欲に溺れすぎって気も。

おきにいり:BGM全般・オープニング・玲亜

発売日:2003年11月
ランク :80点 Class B

家族計画

シナリオ 5 ★★★★★
キャラクター 4 ★★★★
CG・演出 1
音楽 3 ★★★
システム 2 ★★
エロ 0
俺の満足度 85

◆感想
シナリオの感動度はトップクラス。もの凄く暖かい話。
プレイする前は古臭いなとかアゴが猪木みたいだとか思ってたけどプレイした後は素直に良かったと思えた。
薬だとか児童虐待とか外国人問題だといったかなり重いテーマなのだが極端に暗くなることはなく上手く纏まっている。

シナリオは良いのに絵が古すぎてきっつい(感情移入しにくい)なぁってのが正直な感想。
2002年のエロゲを最新エロゲと比べるのは酷な話だけど、どうしても気になってしまうから仕方ない。
エロは基本的に不要だと思います・・・

おきにいり:オヤジ・末莉

発売日:2001年11月
ランク :85点 Class A

かみぱに!

シナリオ 1 ★              
キャラクター 4 ★★★★
CG・演出 4 ★★★★
音楽 4 ★★★★
システム 3 ★★★
エロ 2 ★★
俺の満足度 70

◆感想
雰囲気ゲー。田舎町でスローライフ(笑)を送っている主人公のまったりした雰囲気が伝わってくる。
しかしダラダラとした日常描写が多すぎテンポ悪すぎ。主人公が所謂ヘタレ没個性でイライラ。
俺がこの作品をプレイしたのはエロゲ2作品目だったので初心者だった当時は気にならなかったけど、
ある程度エロゲ慣れした今の俺がこの作品をプレイしたら途中で投げ出していたかもしれません。

天音と瑞希はバカップル化するっつーか、そのバカップルぶりがこの作品の生命線だろう。
お弁当あーんだとか保健室で湿布張られたりとか学校にお泊りだとか。
くっついた後はカップルって意識した途端に真っ赤になるウブさがかわいい。
妹と何の疑問もなくヤッちゃうのはちょっと疑問。血縁者とレッツ背徳なんて拒否反応でまくりで萎えまくったわ・・・
シナリオで一番マシな恵ルートは悲惨すぎて萌えられないのが難点。あと、男サブキャラが事実上居ない。

BGMのレベルが結構高くて雰囲気は出てる。ダラダラしたこのエロゲを投げずに続けようと思わせてくれた一つの要因。
CGはきれいだとは思うけど巨乳多すぎエロさを強調しすぎで、FEZ♀キャラの露骨なパンチラや巨乳みたいな
下品な印象を受けてしまうのが難。Hシーンのエロ度は高いと思う。回数も(邪魔になるほど)多い。
俺は肉欲中心のエロは苦手だからEnter連打で斜め読みしてたけど。

おきにいり:天音

発売日:2008年3月
ランク :70点 Class C

暁の護衛 / 暁の護衛 ~プリンシパルたちの休日~

シナリオ 2 ★★
キャラクター 5 ★★★★★
CG・演出 3 ★★★
音楽 3 ★★★
システム 3 ★★★
エロ 2 ★★
俺の満足度 75

◆感想
会話が面白い。展開に勢いがあり、終始主人公が俺TUEEEEEして笑わせてくれる。
テキストもまずまず読めるレベルなのでプレイして眠くなるようなことは無かった。
共通ルートは普通に面白いです。
個別に入ると各キャラのストーリーに入るけど、それがどれも尻切れトンボの未完成。
漫才は面白かったところもあるものの、そのノリと勢いもストーリーが進むにつれて落ちてくる。

漫才担当のツキ。高速ツッコミの麗華。影の薄い彩。アホの子の妙とキャラ立ちは結構良い。
何より男キャラの活躍度がすごい。ヒロインより多く登場するのでこれエロゲって思うほどに。
CGや演出、BGM、システム面、エロそれら全て及第点のデキ。
エロは普通にヤッてるだけなのであまり面白いとは思わなかったけど、尺が短いのでダレるって程でもない。


【暁の護衛 ~プリンシパルたちの休日~】
 このライターはアホな話を語らせたら最強だな。前作で未完成だった部分が〆られており、概ね満足。
 アホな話だけかと思ってたけど、主人公の過去編は結構痛々しい。

おきにいり:オープニング・麗華・ツキ

発売日:2008年3月 / 2008年12月
ランク :75点 Class B

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最終更新:2009年11月27日 17:44