魔道:心術の系統(秘術の伝統)

101413版
Wizardry: School of Enchantment
君は他の人々やモンスターを魔法的に魅了したり、欺いたりする方法を知悉している。心術士のいくらかは調停者であり、怒れる者を魅了して彼らの武器を収めさせ、残忍な者に慈悲の心を芽生えさせる。また別の心術士は同意しない者たちに奉仕を強いるべく呪文で呪縛する専制者である。そしてそれ以外の多くの心術士は、こうした者たちの中間のどこかに位置する。
心術士が他者とうまくやっていける事はめったにない。彼らは他人の精神を支配するパワーを持っており、同じような扱いを受けないとは言い切れないためである。
心術系統の特徴
レベル 特徴
2 反感のオーラ
5 本能的魅了
12 心術分割
16 高速化心術
20 記憶改変

反感のオーラ

Aura of Antipathy
2レベル以降、君は近くにいる攻撃者に対し、君を攻撃する決意を鈍らせるような魔法のオーラを放射するようになる。君の10フィート以内にいるあらゆるクリーチャーは、君がアクションを取ることができる間に君に対して行なう近接攻撃に“不利”を受ける。

本能的魅了

Instinctive Charm
5レベル時から、君が見ることができるクリーチャーが君の50フィート以内で君を攻撃するとき、リアクションを使ってその攻撃者の攻撃をどこか他の場所に向けさせることができる。君はその攻撃が命中したか失敗したかの結果を知る前に、この特徴を使用するかどうかを選択しなければならない。
もし使用するなら、攻撃者は君の呪文セーヴ難易度に対する【判断力】セーヴィング・スローを行なわなければならない。魅惑状態にされることがないクリーチャーは自動的に成功する。セーヴに失敗すると、攻撃者は最も近くにいる―君以外の―クリーチャーを目標にしなければならない。最も近くに複数のクリーチャーがいるなら、攻撃者はどの者を目標にするか選択する。距離内に適切な目標が存在しないなら、その攻撃は無駄に浪費される。

心術分割

Split Enchantment
12レベル以降、君が1体のクリーチャーだけを目標とする1レベル以上の心術呪文を発動するとき、君は第二のクリーチャーも、その目標とすることができる。

高速化心術

Rapid Enchantment
16レベル時、君はより素早く心術を発動する能力を得る。発動時間が1アクションである1レベル以上の心術呪文を発動するとき、その発動時間は“即行”となる。

記憶改変

Alter Memories
20レベル時、君が発動した呪文によってクリーチャーが魅惑状態にされたとき、君はそのクリーチャーの知識を改変し、それによって君がその者に対して呪文を発動した事実に気付かせず、その魅惑されたことによる行動が非魔法のものであるかのように認識させることができる。
加えて、呪文が終了したなら、君はアクションを使って、魅惑された状態で過ごした時間のいくばくかを忘れさせようとすることができる。そのクリーチャーは君の呪文セーヴ難易度に対する【知力】セーヴィング・スローを行なわなければならず、失敗するとその時間から最大で1+君の【魅力】修正値に等しい時間分だけ記憶を失う。
もしそのクリーチャーがセーヴィング・スローに失敗したなら、君はその【知力】判定に対抗する【魅力】〈ごまかし〉判定による対抗判定をも行なうことができる。もし君が勝利したなら、そのクリーチャーに対して、忘却した時間の間に経験した事柄んぼ描写説明をし、君の嘘の説明を真実と信じ込ませることができ、その新たな記憶の元が君にあるという事には気付かせない。

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最終更新:2014年06月07日 23:15