心術系統

School of Enchantment
心術系統のメンバーである君は、他の人々やモンスターを魔法的に魅了したり、欺いたりする能力を磨いている。ある心術士たちは暴力を為す者に武器を置かせ、残酷な者に慈悲を示させるように魅了する調停者である。また別の者は同意しない者に奉仕するよう魔法的に束縛する暴君である。大部分の心術士はこの両者の間のどこかに当て嵌まる。

心術の大学者

Enchantment Savant
2レベル時にこの系統を選択したとき以降、心術呪文を呪文書に書き写す際に君が消費しなければならない金と時間は半分で済むようになる。

催眠術の凝視

Hypnotic Gaze
この系統を選択した2レベル時以降、君の柔らかい言葉と魅惑的な凝視は他のクリーチャーを魔法的にとりこにすることができる。アクションとして、君の5フィート以内にいる、君が見ることができる1体のクリーチャーを選択すること。目標が君の姿を見、声を聞くことができるなら、その者は君のウィザード呪文のセーヴ難易度に対する【判断力】セーヴィング・スローを行なわなければならず、失敗すると君の次のターンの終了時まで君によって魅了状態にされる。この魅了状態のクリーチャーの移動速度は0まで減少し、そのクリーチャーは無力状態になり、目に見えてぼうっとした状態になる。
続くターンには、君はこの効果を維持するために自らのアクションを使うことができ、それによって君の次のターンの終了時までその効果を延長できる。しかしながら、君がそのクリーチャーから5フィートより遠くに移動したか、そのクリーチャーが君の姿を見ることも、声を聞くこともできなくなるか、あるいはそのクリーチャーがダメージを受けたなら、その効果は終了する。
この効果が終了したか、あるいはそのクリーチャーがこの効果に対する最初のセーヴィング・スローに成功したなら、大休憩を取り終えるまでは、そのクリーチャーに対して再度この特徴を使用することはできない。

本能的魅了

Instinctive Charm
6レベル以降、君が見ることができる30フィート以内の1体のクリーチャーが君に対する攻撃ロールを行なうとき、その攻撃の距離内に別のクリーチャーがいるのであれば、君は自分のリアクションを使ってその攻撃をそらすことができる。その攻撃者は、君のウィザード呪文のセーヴ難易度に対する【判断力】セーヴィング・スローを行なわなければならない。セーヴに失敗すると、その攻撃者は君と自分自身以外で最も近くにいるクリーチャーを目標にしなければならない。複数のクリーチャーが最も近くにいるなら、その攻撃者は目標をどれにするかは攻撃者が選択する。セーヴに成功したなら、君は大休憩を取り終えるまで、その攻撃者に対して再びこの特徴を使用することはできない。
君はその攻撃が命中したか失敗したかを知る前にこの特徴を使用するかを選択しなければならない。魅了状態になることがないクリーチャーはこの効果に対する完全耐性を有する。

心術分割

Split Enchantment
10レベル以降、君が1体のクリーチャーだけを目標とする1レベル以上の心術系統の呪文を発動するとき、その呪文の目標として第2のクリーチャーを目標とすることができる。

記憶改変

Alter Memories
14レベル時、君は1体のクリーチャーに対する君の魔法的影響に気付かせないでおく能力を得る。君が1体以上のクリーチャーを魅了する心術系統の呪文を発動する時、君は1体のクリーチャーの理解力を改変することができ、それによって魅了状態にされたことに気付かないままにしておく事ができる。
加えて、いったん呪文が消失した後、君は自分のアクションを使って選択したクリーチャーに魅了状態で過ごした時間のいくばくかを忘れさせることができる。そのクリーチャーは君のウィザード呪文のセーヴ難易度に対する【知力】セーヴィング・スローを行なわなければならず、失敗すると1+君の【魅力】修正値に等しい時間数(最低でも1時間)だけその記憶を失う。君はそのクリーチャーに忘れさせる記憶の時間をより短くすることができるし、この時間の量が君の心術呪文の持続時間を超えることはできない。

出展:『Player's Handbook』

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最終更新:2016年09月11日 21:50