101413版
Wizardry: School of Illusion
君は感覚をくらませ、精神を惑わせ、最も賢明な人々さえも詐術にひっかける魔法を学んでいる。君の魔法はとらえがたいものだが、鋭い精神と組み合わせるとき、幻術はひとつの王国全体をもその膝下に置くことができる。君は私的な家庭教師や、もしかすると恥辱を受けたウィザードやウィッチであったり、あるいは同じ志を持つメイジたちの小集団の中で学んだのかもしれない。ノームたちの間では、幻術の学習は非常に称賛されるものである。
通常、幻術の専門家は幻術士と呼ばれ、その詐術を好む性質ゆえに、なにがしかの悪評を負っている。幻術士の中には、他者の疑いを大いに喜び、自分自身を謎めいた人物としておこうとする者もいる。反対に低姿勢を保つのを好み、この伝統の学習をしていることを決して明らかにしない者もいる。
幻術系統の特徴 |
レベル |
特徴 |
2 |
強化版下級幻術 |
5 |
消え去りのトリック |
12 |
幻の自分 |
16 |
幻の現実 |
20 |
幻術の体得 |
強化版下級幻術
Improved Minor Illusion
君はマイナー・イリュージョンの初級魔法を収録する。もしすでにこの初級魔法を修得しているなら、君は自分で選択する別のメイジ初級魔法1つを修得する。
マイナー・イリュージョンを発動するとき、君はこの呪文の発動1回で、ゴースト・サウンドとサイレント・イメージの両方の効果を使用できる。
消え去りのトリック
Disappearing Trick
5レベル以降、君は常にインヴィジビリティ呪文を準備している状態となり、それは君が準備できる呪文数の勘定に入れない。
ダメージを受けた直後、君はインヴィジビリティをリアクションとして発動できる。
もし君がまだこの呪文を修得していないなら、それらを呪文書に新たに加えることができる。
幻の自分
Illusory Self
12レベル以降、ほとんど危険に対する本能的な反射反応として、君は即席で自分自身の幻の複製を作り出すことができる。もし君が戦闘における最初のターンを取る前に攻撃されたなら、君はリアクションを使い、君自身と君に対する攻撃者の間にその幻の複製を割り込ませることができる。君に対するその攻撃は自動的に失敗し、その幻を破壊する。
幻の現実
Illusionary Reality
16レベルになると、君は影の魔法を、君の幻術に織りこみ、それに擬似現実を付与する秘密を修得する。
1レベル以上の幻術呪文を発動するとき、その呪文の持続時間の間の君のターンの任意のとき、幻術の一部である自律行動能力を持たない、非魔法の物体1つを現実のものとする。そうするためには君はアクションを取ることができなかえればならず、その物体は君の次のターンの終了時まで現実のままとなる。君が選ぶ物体は呪文の効果範囲の中で任意のサイズとすることができる。たとえば、君は裂け目にかかる橋の幻を作り出し、その後それを君の味方が渡り切るまでの間現実のものとすることができる。
この物体は誰に対しても、ダメージを与えたり、その他の直接的な被害を与えることはできない。
幻術の体得
Illusionary Reality
20レベル時、君はメジャー・イメージを、呪文スロットを消費することなく発動できるようになる。また君は常にそれらを準備してあるものと見なされ、それは君が準備できる呪文の数の勘定に入れない。
もし君がまだこれらの呪文を修得していないなら、それらを呪文書に新たに加えることができる。
最終更新:2014年06月07日 23:15