竜の血筋

Draconic Bloodline
君の生来の魔法は、君の血に混じっているか、君の祖先の血に混じっているドラゴンの魔法に由来している。最も多くの場合、この起源を持つソーサラーは、ドラゴンと契約を結んだか、ドラゴンの親を持つと言われている、古代の強力なソーサラーにまでその血統を辿る。これらの血筋のいくつかは世界の中にしっかりと確立されているが、その大部分は世に知られていない。契約や他の何らかの例外的な状況の結果として、特定のソーサラーの誰であれ、新しい血筋の始祖になることがありうる。

ドラゴンの祖先

Dragon Ancestor
1レベル時、君は自らの祖先であるドラゴンの種類を1つ選択する。各ドラゴンと関連するダメージ種別は、君が後日獲得する特徴によって使用される。
表:ドラゴンの祖先
ドラゴン ダメージの種別
カッパー [酸]
グリーン [毒]
ゴールド [火]
シルヴァー [冷気]
ブラス [火]
ブラック [酸]
ブルー [電撃]
ブロンズ [電撃]
ホワイト [冷気]
レッド [火]
君は竜語を喋り、読み、書くことができる。加えて、君がドラゴンと対話するときに【魅力】判定を行なうときにはいつでも、その判定に習熟ボーナスを加算するなら、習熟ボーナスは2倍になる。

ドラゴンの抵抗力魔法

Draconic Resilience
君の肉体を流れる魔法によって、君のドラゴンの祖先の肉体的特徴は君に融け込んでいる。1レベル時、君のヒット・ポイント最大値は1上昇し、このクラスのレベルを獲得するときにはいつでもさらに1上昇する。
加えて、君の皮膚の一部はドラゴンの鱗の薄い光沢で覆われる。君が鎧を着用していないとき、ACは13+君の【敏捷力】修正値に等しくなる。

エレメンタルとの親和性

Elemental Affinity
6レベル以降、君がドラゴンの祖先と関連する種別のダメージを与える呪文を発動するとき、そのダメージに【魅力】修正値を加算する。同時に、君は1魔術ポイントを消費して、1時間の間そのダメージ種別に対する抵抗を獲得することができる。このダメージへのボーナスは1つの呪文の1つのダメージ・ロールに適用され、複数のロールには適用されない。

ドラゴンの翼

Dragon Wing
14レベル時、君は背中から一対のドラゴンの翼を生やし、現在の君の移動速度に等しい飛行移動速度を得る能力を獲得する。君は自分のターンにおけるボーナス・アクションとしてこの翼を作り出すことができる。これらは君のターンにおけるボーナス・アクションとして君が消すまで持続する。
それに適応して作られた鎧でない限り、鎧を着用している間は翼を出現させることができず、翼に適応して作られた衣類は、君が翼を出現させたときに破壊されてしまう。

ドラゴンの畏怖すべき存在感

Draconic Presence
18レベル以降、君はドラゴンの祖先の畏怖すべき存在感を利用し、君の周辺にいる者たちを畏怖させるか、恐怖状態に陥らせることができる。アクションとして、君は5魔術ポイントを消費してこのパワーを引き出し、60フィートの距離の畏怖か恐怖のオーラ(君が選ぶ)を発散することができる。1分間か、君が精神集中を失うまでの間(あたかも君が精神集中の呪文を発動しているかのように扱う)、そのターンをこのオーラの中で開始した敵対的なクリーチャーそれぞれは、【判断力】セーヴィング・スローを行なわなければならず、失敗するとオーラが終了するまでの間、魅了状態(畏怖を選んだ場合)か恐怖状態(恐怖を選んだばあい)に陥る。このセーヴィング・スローに成功したクリーチャーは24時間の間、君のオーラに対する完全耐性を得る。

出展:『Player's Handbook』

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最終更新:2016年09月11日 23:28