Knowledge Domain
知識の神々―オグマ、ボカブ、ギレアン、オーレオン、そしてトートが含まれる―はあらゆる物よりも学習と理解というものに価値を置く。幾柱かは知識とは図書館や大学で収集され共有されるものであり、実践的な技術や発明の知識を促進させるものだと教えている。幾柱かの神々は知識をため込み、それらを自分達だけの秘密にしている。そしてまた幾柱かは、その信者たちに多元宇宙の秘密を解き明かすことによって途方もないパワーを獲得できるだろうと約束している。これらの神々の信徒は深奥な伝承知識を学び、古文書を収集し、大地の底の秘密の場所に潜り、可能な限りのあらゆることを学ぼうとする。幾柱かの知識の神々は技術や発明といった実践的な知識を促進しており、その中にはガンド、レオルクス、オナター、モラディン、ヘファイストス、ゴブニュのような鍛冶の神々が含まれる。
表:知識の領域呪文 |
クレリック・レベル |
呪文 |
1 |
アイデンティファイ、コマンド |
3 |
オーギュリィ、サジェスチョン |
5 |
スピーク・ウィズ・デッド、ノンディテクション |
7 |
アーケイン・アイ、コンフュージョン |
9 |
スクライング、レジェンド・ローア |
知識の祝福
Blessing of Knowledge
1レベル時、君は自分が選択した2つの言語を修得する。また君は次の技能から2つを選択してそれに習熟する:〈自然〉、〈宗教〉、〈魔法学〉、〈歴史〉。
これらの技能のどれかを使用して行なうあらゆる能力判定に対し、君は習熟ボーナスを2倍にして適用できる。
神性の利用:世代の知識
Channel Divinity: Knowledge of the Ages
2レベル以降、君は神聖なる知識の泉を呼び覚ますために“神性の利用”を使用できるようになる。アクションとして、君は1つの技能か道具を選択する。10分間、君は選択した技能や道具の習熟を得る。
神性の利用:思考読解
Channel Divinity: Read Thoughts
6レベル時、君は“神性の利用”を使用してクリーチャーの思考を読むことができる。それから、君はそのクリーチャーに命令を下すためにその精神にアクセスすることができる。
アクションとして、君は60フィート以内の君が見ることができる1体のクリーチャーを選択すること。そのクリーチャーは【判断力】セーヴィング・スローを行なわなければならない。もしそのクリーチャーがセーヴィング・スローに成功したなら、君は大休憩と取り終えるまでは、この特徴を再び使用することはできない。
もしそのクリーチャーがセーヴに失敗したなら、その者が君の60フィート以内にいるとき、その表層の思考(その心の中の主要な、現在の感情を反映し、積極的に思考しているものごと)を読むことができる。この効果は1分間持続する。
この時間の間、君は自分のアクションを使い、この効果を終了させることと、呪文スロットを消費せずにそのクリーチャーにサジェスチョン呪文を発動することができる。その目標はこの呪文に対して自動的にセーヴィング・スローに失敗する。
強力な呪文発動
Potent Spellcasting
8レベル以降、あらゆるクレリック初級魔法で与える
ダメージに君は【判断力】修正値を加える。
過去視
Visions of the Past
17レベル以降、君が持っている物品や、君がいまいる場所周辺に関連する過去の映像を呼び起こすことができる。君は少なくとも1分間を瞑想と祈りに費やし、それから最近の出来事の夢のような、おぼろげな映像を受け取る。君はこの方法での瞑想を【判断力】の値あたり1分間持続させることができ、その間はあたかも呪文を発動しているかのように精神集中を維持しなければならない。
いったんこの特徴を使用したなら、小休憩か大休憩を取り終えるまでは再びこれを使用することはできない。
物品を読む:瞑想している間1つの物品を手にし続け、その物品の過去の持ち主の映像を見ることができる。1分間の瞑想の後、君はその持ち主がどのようにしてその物品を手に入れ、それを失ったかという事と、その物品とその持ち主に関連する最も最近起こった重要な出来事について知る。もしその物品が最近の過去(君の【判断力】の値あたり1日以内)に別のクリーチャーによって所有されていたなら、君はそれぞれの持ち主について追加1分間を費やすことで、そのクリーチャーに関する同じ情報を知ることができる。
場所を読む:瞑想している間、君はすぐ近くの場所(部屋、通り、トンネル、広場、あるいはそれに類する最大50フィート立方までの場所)で最近起こった出来事を、最大で君の【判断力】の値に等しい日数まで遡って映像を見る。最も最近のものから順番に、瞑想している1分毎に1つの重要な出来事について知る。重要な出来事とは、一般的に戦いや裏切り、結婚や殺人、誕生や葬式といった強力な感情が関わっている。しかしながら、それらは君の現在の状況にとってはまるで重要ではない、ごくありふれた出来事も含まれているかもしれない。
出典:『Player's Handbook』
最終更新:2016年09月12日 23:20