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マルファス(痕跡霊)

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マルファス、回る羽根 MALPHAS, THE TURNFEATHER

痕跡霊レベル2
呪縛難易度15
マルファスはその召喚者に対し、見られることなく物を見、何ら痕跡を残すことなく周囲を通り過ぎ、視界から消え去り、そして敵に毒を盛る能力を与える。
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伝説:

自分たちの歴史を良く知るエルフだけが、古代エルフ王国の王族の小公子マルファスの物語を知っている。マルファスは、自然への強制的な献身によって、エルフの伝統と生活様式への大きな敬意を教えたいと考える古老たちの圧力の下、ドルイド教団に参加した。けんか腰で始まったものの、この計画はうまくいったように見えた。常に一家の持て余し者であったマルファスは、すぐにエルフ貴族の模範的なメンバーとなった。善なる行いが為された場所では、彼のトレードマークである白鳩の羽根が発見されたが、誰もそれを彼が為したことであるとは考えなかった。
この印象もマルファスの行いの一部であった。ドルイド的伝統を学んでいる間に、彼はもう一人のエルフのドルイドと出会った―狡猾さと力を与える約束によって彼の心を勝ち取った女性である。彼らは共に、マルファスを玉座につかせるという計画を練った。善なる行ないが為された場所には彼の白い羽が発見されていたのであるが、その一方で、王族の殺人事件現場に黒い羽根が発見され始めた。すぐにエルフの占術士たちが、この事件の裏にはマルファスがいる事を突き止めると、この裏切り者のエルフは逃亡せざるを得なくなった。
マルファスは木立の中の恋人の隠れ家へと逃げ込み、彼女に警告して共に逃げるつもりであった。しかし彼の話を聞いた彼女は怒り狂い、彼の愚かさと愛情の申し出を嘲笑った。より一層彼を傷つけるために、彼女はその本当の姿を明らかにした―彼女はドラウであったのだ。エルフの政府がマルファスを見つけた時、彼は地面に倒れたままで、魔法でも肉体的な障害によるものでもなく、心臓が破れ、魂を失ったことで死んでいた。

霊の発現:

マルファスは、白い鳩の大群による猛り狂った羽ばたきと共にその発現を開始する。このクリーチャーたちは薄い空気を噴出させ、その後互いに飛び交って視界の外へ消えて行き、最後に黒い衣装を着たハンサムな男性のエルフが現れる。マルファスは青白い皮膚、黒い瞳、そして髪の毛代わりの黒い羽根を持っている。彼が微笑むと黒い歯が現れ、彼が話すと蛇のような黒い舌が空気を舐め回す。マルファスは貴族の華美な黒い喪服を着用し、鴉の頭部と羽根で作られた外套を肩から引っ掛けている。彼が動き過ぎた時にはいつも、その鴉の頭部が耳障りな叫びを上げ始めるため、彼はほとんどにおいて静かにしており、その黒い手袋をはめた手でちょっとしたジェスチャーを示すだけに留めようとする。マルファスが話をする時には、しわ枯れた声でガーガーゲーゲーと、彼を大いに苛立たせるような音が出てくる。

徴候:

君の歯と舌は黒色に変色する。

影響:

マルファスの影響下にある間、君は簡単に恋に落ちてしまうようになる。親切な言葉、優しげな仕草といったものだけで、君に自分の身をすっかり他人に預けさせてしまう事ができる。その人物が君の愛情を拒絶したとしても、君の恋破れた心はすぐに、君に親切を見せた別の魅力的な人物の方に惹きつけられるようになる。さらに、もし毒を利用できるのであれば、マルファスはあらゆる機会において敵に対してそれを使用するように要求してくる。

付与能力:

マルファスは探知されずにひそかにに見張ったり、姿を消したり、毒を安全に使ったり、弱点のある敵に対して強烈な一撃を見舞ったりする能力を付与してくれる。

鳥目視覚:

回数無制限で、君の観察力を援助する鳩か鴉を召喚する事ができる。(クリーチャーの形態に関わらず、レイヴンのデータを使用する事。)その鳥は君の肩にとまった状態で姿を現す。君はその鳥の行動を完全にコントロールすることができ、その鳥が見た物を見、聞いた事を聞く事ができる。そのアクションや観察(たとえば〈はったり〉、〈捜索〉、〈視認〉、〈聞き耳〉判定など)にあたっては鳥の技能判定を使用するが、その観察から得られる情報については(たとえば、〈知識〉、〈真意看破〉、呪文を識別するための〈呪文学〉判定など)君の技能ボーナスを使用する。もし君が“罠発見”の能力を有しているなら、物品を操作する必要がない限り、鳥を使って罠を発見する事ができる。鳥は喋る事はできない。この召喚した鳥は、一度に1羽しか持つことはできない。君が他の鳩か鴉を召喚するか、心の中で退散を命じる(標準アクション)か、あるいはマルファスの呪縛を中止するまで、鳥は存在し続ける。

不可視化:

全ラウンド・アクションとして、君は自分自身を不可視状態にすることができる(インヴィジビリティの呪文と同じように)。攻撃を行うと(通常通り)不可視状態は終了するが、そうでなければ、この効果は有効バインダー・レベルに等しいラウンド数だけ持続する。5レベルになると標準アクションで、10レベルになると移動アクションで、15レベルになると即行アクションでこの能力を起動できるようになる。一度可視状態に戻ったなら、君は5ラウンド間は再びこの能力を使用することができない。

毒の使用:

毒を取り扱ったり、武器に毒を塗布したりする時に、自分自身に毒の被害を与えてしまう危険がなくなる。

急襲攻撃:

近接攻撃に対し、攻撃目標がアーマー・クラスへの【敏捷力】ボーナスを適用できないなら、1d6ポイント+4有効バインダー・レベルあたり1d6ポイントの追加ダメージを与える。この追加ダメージは遠隔攻撃に対しては目標が30フィート以内にいる時にのみ適用される。急襲攻撃による追加ダメージは、同じ目標に対して両方が適用されるような状況であれば、急所攻撃による追加ダメージと累積する。

出典:

『Tome of Magic』p.39

関連項目

最終更新:2013年11月16日 20:12
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