兄を殺され、そのうえ犯人扱いにされて、レイプされ、愛する人に裏切られ、心身共にボロボロにになった佐伯優子。彼女にはもはや、生きる気力はなかった。
「これで、楽になろう・・。」
愛する人が残したナイフで自らの腕の動脈へ切り付ける。だが、人体のもつ自己防御のちからで、強く切り付ける事ができない。ただ、無駄にいく筋の傷跡が増え出血と激痛が襲う。
「痛い、痛いよ・・お兄ちゃん・・・・青山さん」
痛みと深い悲しみに死ぬこともできないもどかしさに、冷たい雪の中で彼女は埋まり泣きじゃくった。丸くなる、か細い優子の体に凍てつく風が雪とともに虚しく吹き付けていた。
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「ん・・?暖かい。もしかして?ここは天国?」
暖かくなにか大きなものに彼女の体に被さっている。布団ではない。触ってみれば、肌のよう、まるで人間の。
「!!、い、いやっ」
先のレイプの嫌な記憶が脳裏を過ぎる。恐怖で上に乗る人らしきを力づくて押し退けようとした時。聞き覚えのある声がした。
「気がついたか。佐伯の妹」
「あ、あなたは根岸‥、さん」
それは、黒いスーツの男、兄の友人の男、根岸俊介だった。
「すまないな。お前は雪の中うずくまり凍え死ぬとこだった。だからこうして暖めていたとこだ。許せ。」
よくみると、先の雪景色ではなく、暖房のあるベットの上。
その男は上半身のみ裸ではあったが、彼は肌で優子を暖めてくれていた。
下半身を下着一枚で裸ではあったが、逃亡中にできた傷、先の男達につけられた痣以外は何もなく、ホッとした優子は同時にいままでになかった、本当の安心感で礼もいわずすぐさま根岸の広く逞しい胸にに顔を埋めて、すがるように抱き着き泣いた。
「ううっ・根岸さん・・」「お前も大変だっただろう。辛かったな」
拒むこともせず、むしろ優しく自分を抱きしめ頭をなでる根岸。優しい声だった。どこか亡き兄の腕の中いるようで、優子はようやくおとずれた安らぎに身を委ねるように男にもたれかかった。そして、頭をあげ根岸を見つめ言った。
「忘れたいんです。」
男はふっと笑い。優子の細い肩を優しく抱きしめ、そしてその大きな手で優子の小さな顔をそっと触れてから優子の紅い唇に自分の唇を重ね、塞いだ。
「ぁ!・ふ・っ・」
優子は突然で驚いたが、唇を離そうとはしなかった。それははじめての感触で、口の中で転がる根岸の舌の感触が堪らなく快感であったから。
だからそれを味わいたくて、大人のキスに不器用ながらも同じように舌を動かしていた。
もはや男の口付けに虜になっていた。時々角度をかえながら、何度吸い付いて、離れ、また吸い付く。くちゅくちゅと重ねあった唇からは銀糸が糸をを引き、唾液で唇の回りに零れる。
次第に優子の体は力を失い徐々にに倒れ、再び横になった。下半身を隠していた布を根岸の手から取り外された。何も身につけていない優子の体を根岸の舌と指が遊ぶ。男のは優子の双丘の先の色のよい乳首を口に含み転がし遊んでいた。
「あっ・・ぅんっ」
それだけで優子は感じていた。根岸の舌が身体を滑る優子の度に体をくねらせ、弓なり体をそらせていく。乳首はつんと立ち、黒光りて覆われた秘所からは快感から漏れる女性の分泌物でじゅくじゅくと湿る。
根岸は腿を撫でながら、徐々に手を秘所の裂け目へ指を差し込んだ。さらに一本二本と。くちゅりとなり、男指に優子の漏らした分泌物がからむ。
「ひぁぁっ・・ぁあっ」中をまさぐる指の動きにじわっと下腹部がぎゅっと熱くなり、膣が痙攣する。
「酷い使われ方をしたな 」
その言葉で、快感を味わいながらも無理矢理ペニスを押し込まれた事が脳裏によぎり優子は涙した。痛くて強引に何度も何度も抜き差しくりかえされ、汚い液を何度も流し込まれた自分の膣。あの人もただ、性欲をただ、満たす道具になっただけ。
「今、忘れさせてやるからな」
「‥お願いします、ん!」優子は根岸の身体に抱き着き目をつぶっていた。
根岸は優子の両脚を開き腿へキスし持ち上げると、潤りきったった秘所へ、日本人離れした己の巨根を少しづつ付け根まで埋めた。
「うぅっ!・あっああ!」
はり裂けるような痛さ、それいじょうに貫くような差し込みの強さに身体が破れたのではないかと思った。、たが、男のそれが中を擦りはじめると次第に快感へと変わっていた。
「あンっ・・あん」
ビチビチと音をたてて根岸の巨根が上下する。優子は身体を突かれると自然に声がでて、全身に響く快感。下腹部へ与える刺激に反応して膣が締まる。
もっと、もっと奥に、と根岸に促すように、腰を揺らし根岸の腰へ脚を組んだ。
「はあ・はあっもっと、・・も・もっとぅ・」
もはや優子は優子でなくなっていた。頬は紅く目は虚ろで力ない口からは唾液が漏れる。ただ、繋がる腰
だけを振って。
「ふっ、」
根岸は体位をかえ、優子を膝に載せ、跨がせて脚を引っ張り、下から突き上げていった。
「あんっ・うんっ・・あっ・あっ」
優子はようやく貫かれる快感さをしった。上体を反らせ半開きの瞳からはポロポロと涙が溢れた。今の優子には理性はなくなっていたが、何度も何度も根岸に突かれながら口からは、
「あ・・お・・山・・・さぁん、青山さ・・ん」と無意識に言っていた。やがて熱さが身体に入った感触があると優子は達して気を失った。
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―翌朝―
「ではこいつを保護してやってくれ。」
根岸は優子をパトカーに乗せた。
「あのぅ・・根岸さん、ありがとう・・ございました・・気持ちよかったです。」
「そうか、お前も使われ後にしてはなかなかだったな。しかし、失礼なな女だ。俺に抱かれているのに、別の男の名前を呼ぶとはな。まったく。青山も幸せなやつだ。どこがいいのか」
「え・・?」
「ふっ、なんでもないさ、じゃあな。」
そういうと根岸は別に呼んだ車で去ろうてした。
「待って下さい・・あの、あの・また、会えますか?」
「まあ、お前が生きていれば会える。お前の兄に、頼まれた依頼の報告しなくてはならないからな。では、またな。」根岸は去っていった。
「・・・根岸さん。助けてくれてありがとう。また、会えたらいいな。」
傷心の底にいた佐伯優子。根岸の本当の優しさに彼女は救われた。だが、どこか心の奥底には彼がいた。
“青山透”
「ごめんなさい・・青山さん・・。」
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走る車を必死に追い掛ける男がいた。
「根岸!お前は絶対許さない、絶対にコロス!!よくも佐伯さん!!僕の優子を!!」
―END―
最終更新:2006年09月21日 12:10