羊の目とは、瞳が横に伸びている形状を持つ者に対して冠される。
耕す者として神から任じられ、俊敏性は無いが高い持久力を持ち、農耕や放牧などに従事する者が多い。
住む場所は農地及びそれに接する地、それ以外の居住は教義から外れる。
日常的な変化は好まず、日々の安寧を求め農耕などの安定した生活を求める傾向が高く、逆に変化の多い生活にはストレスを感じる。
主には生産者、土と共に生きる事に喜びを見出す為、人を纏める事は苦手である。
孤高の者と言われる程に、個人として存在が確立し、他人や周りを顧みない傾向もあるが、組織として動く場合は強い力を発揮する。
身長は200cm~220cm、大柄な体格を持ち、足は短いが手が長く、鍬や鋤を扱う事が巧みであり、太く大きな指であるが手先が器用な者も多く見受けられる。
褐色の肌、髪はくすんだ黄、赤、黒、瞳は猫と同様にカラフルな場合が多い。
体格を生かして大きな武器を扱う事が多いが、性格は大人しく戦うよりも逃げる、避ける事を望む者が多い。
ただし、田畑を守る為には非常に強い闘争心を現す場合があり、羊を窮する事は基本的に厳禁とされている。
温厚、従順の性格が大半の性格であるが、実際の所コミニュケーション能力は高く無い。
カウマ経典からの抜粋。
「羊、静なる者。 汝、その生、産するを良しと、農地に住み、食す物を作るべく生きるべし」
最終更新:2012年09月16日 06:57