兎の目とは、瞳が球体にして見開かれた眼球の80%以上を有する形状を持つ者に対して冠される。
商う者として神から任じられ、商業、物品の売買を生業にする者が多い。
住む場所は道に面する地、それ以外の居住は教義から外れる。
主としては商人、行商人、物流全般を扱い、または加工品、製造業にも従事する。
他の目よりもやや眼球が飛びだした感があり、計算能力、経済感覚が高い事から、王国の経済を扱う者から市井の商人まで幅広く活動している。
身長は140cm~160cm、小さな体だが存外高い持久力を有し、他の目では見られない程の忍耐力を持つ。
男は褐色、女は白い肌を持ち、髪は千差万別で斑である場合もある、瞳は黒、赤が多く、それに準じて青、紫が続く。
体格が小さい事から大きな武器は扱えず、短槍、短剣、短弓などを扱うがどれを取っても武芸者の域には達しない。
経済活動が最大の武器であると共に生甲斐であり、豪商人、資産家の殆どはこの目を持つ者が多い。
カウマ法典からの抜粋。
「兎、流なる者。 汝、その生、物を伝えるべく、路側に住み、商を営み芸を伝えるべく生きるべし」
最終更新:2012年09月16日 07:09