カザニラの壁とは、
バールトンが率いる弓兵専門の傭兵軍団の名称である。
実際の傭兵団名は「風を射る者」だが、傭兵団として名よりも、カザニラを護る戦いしか行った事が無い事から、傭兵団名よりもこちらの通商の方が有名に成ってしまった。
傭兵に属する者は
バールトンの実力と魅力に惹かれ集まった者達であり、その信頼からなる結束は絶対の物とも言えた。
ロング・レンジでの攻撃能力しか基本は持たず、故に敵を近づけない事が絶対で有る為、弓者は絶対的な力量を誇る者が多い。
鳥の
目を持つ者が多い為、夜襲に対しては防備が薄いと考えられがちだが、それを補う為にだけ
猫を雇い入れて夜の襲撃に備えている。
夜襲があれば其処に向かって猫が火矢を放ち、その周りに矢を射込めば大概は逆に目が見えない分劣勢が強いられ撤退を余儀なくされる。
カザニラを防備を終えた後、彼らは
キリシア王国の正式軍に編入される事と成る。
最終更新:2012年08月30日 02:44