「日記/2007年01月29日/理論的かつファンタジー」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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#blognavi
皆様は「魔法」、若しくは「魔術」など「魔」だとかそういう特殊な能力に対してどんな考えを抱いているだろう。
まぁ、大抵の場合は「万能」だとか、「何でもできる」みたいな感じだと思う。
さて、ここで「万能」に対しての考えを述べておきたい。
大変長いので無視しても良い。てか相当興味のある人間以外は無視を推奨する。
「万能」とは全てにおいて完璧、詰まる所非の打ち所が無かったり、所謂絶対的なものでなければならない。
故に、何らかの能力行使においての万能を定義付けるとするならば、その一つに
「使用不可能な状態が訪れてはならない」。
つまり「いかなる状態においても使用可能でなければならない」。
しかし、「魔法」にせよ、「魔術」にせよ所謂「魔力」などの代償とするものが無ければ発動は不可能である。
その代償とするものが必要な時点で既に「万能」の定義から外れなければならない。
何故かならば、何らかの代償を必要とする=仕様不可能な状態が訪れる可能性がある。という事を指し示しているからである。
故に、何らかの特殊能力の行使に関しても、殊更たかが人間の行使できるものに関しては「万能」、「絶対」はありえない。
精精が「限りなく万能に近しい」程度である。
そこは履き違えてはならない点であると考える。
次に、「魔法」や「魔術」(以下統合して「魔術」と呼ぶ)を行使する世界では基本的に戦闘行使が付いて回る。
戦闘においての「万能」を定義するとするならば
「回避・抵抗されること無く、行使すれば必ず望んだ結果のみ起こす」とならなければならない。
勿論、上で述べた使用不可能な状態が訪れないのも含まれる。
さて、何故このような定義が出来るかというと、
まず回避・抵抗されるという事は、「万能」つまり「不可能の無い能力」とは矛盾が生じる。
その時点で「万能」とは言い切れない。故に、「万能」である以上不可能があってはならないし、矛盾が生じる自体「万能」であることはできない。
次に、「望んだ結果を起こす」だが、行使して何も相手を屠ることのみが万能とはいえない。
真に万能というのならば、生殺与奪は勿論、人の言動の全ても、自然現象の全ても操作できなければならない。
何故かならば万能である時点で不可能は無いからだ。
ここまでが僕の考える万能に対しての考えである。
ここから述べたいことだが、万能に対しての理解が必要であるという事。
そして、軽々しく万能という言葉を使うのはどうかという事だ。
まぁ、結局は言葉を行使する側の人間の考えに依存するのだから、僕がこうして意見を述べようが、否定的な考えをする場合は否定するだろうし、無視した人間はこれを知る由も無かろうが。
しかし、これだけは分かっておいて貰いたい。
ゲームにおいて、殊更、RPGのようなものと「万能」は酷く相性が悪い、と。
#right{
カテゴリ: [[[ゲーム作成>日記/カテゴリ/ゲーム作成]]] - &trackback() - 2007年01月29日 11:32:25
}
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皆様は「魔法」、若しくは「魔術」など「魔」だとかそういう特殊な能力に対してどんな考えを抱いているだろう。
まぁ、大抵の場合は「万能」だとか、「何でもできる」みたいな感じだと思う。
さて、ここで「万能」に対しての考えを述べておきたい。
大変長いので無視しても良い。てか相当興味のある人間以外は無視を推奨する。
「万能」とは全てにおいて完璧、詰まる所非の打ち所が無かったり、所謂絶対的なものでなければならない。
故に、何らかの能力行使においての万能を定義付けるとするならば、その一つに
「使用不可能な状態が訪れてはならない」。
つまり「いかなる状態においても使用可能でなければならない」。
しかし、「魔法」にせよ、「魔術」にせよ所謂「魔力」などの代償とするものが無ければ発動は不可能である。
その代償とするものが必要な時点で既に「万能」の定義から外れなければならない。
何故かならば、何らかの代償を必要とする=仕様不可能な状態が訪れる可能性がある。という事を指し示しているからである。
故に、何らかの特殊能力の行使に関しても、殊更たかが人間の行使できるものに関しては「万能」、「絶対」はありえない。
精精が「限りなく万能に近しい」程度である。
そこは履き違えてはならない点であると考える。
次に、「魔法」や「魔術」(以下統合して「魔術」と呼ぶ)を行使する世界では基本的に戦闘行使が付いて回る。
戦闘においての「万能」を定義するとするならば
「回避・抵抗されること無く、行使すれば必ず望んだ結果のみ起こす」とならなければならない。
勿論、上で述べた使用不可能な状態が訪れないのも含まれる。
さて、何故このような定義が出来るかというと、
まず回避・抵抗されるという事は、「万能」つまり「不可能の無い能力」とは矛盾が生じる。
その時点で「万能」とは言い切れない。故に、「万能」である以上不可能があってはならないし、矛盾が生じる自体「万能」であることはできない。
次に、「望んだ結果を起こす」だが、行使して何も相手を屠ることのみが万能とはいえない。
真に万能というのならば、生殺与奪は勿論、人の言動の全ても、自然現象の全ても操作できなければならない。
何故かならば万能である時点で不可能は無いからだ。
ここまでが僕の考える万能に対しての考えである。
ここから述べたいことだが、万能に対しての理解が必要であるという事。
そして、軽々しく万能という言葉を使うのはどうかという事だ。
まぁ、結局は言葉を行使する側の人間の考えに依存するのだから、僕がこうして意見を述べようが、否定的な考えをする場合は否定するだろうし、無視した人間はこれを知る由も無かろうが。
しかし、これだけは分かっておいて貰いたい。
ゲームにおいて、殊更、RPGのようなものと「万能」は酷く相性が悪い、と。
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カテゴリ: [[[ゲーム作成>日記/カテゴリ/ゲーム作成]]] - &trackback() - 2007年01月29日 11:32:25
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- あ、使用が仕様になってる -- 紫音 (2007-01-29 16:51:28)
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