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石山寺 - (2011/12/18 (日) 11:08:59) の編集履歴(バックアップ)
- 女人禁制の寺が主流を占める中、女性の参籠を受け入れていた数少ない寺として知られる。
- 紫式部がこの石山の名月を見て『源氏物語』の着想を得た、という伝説がある。
『更級日記』(
菅原孝標女)のいずれにも石山詣での記述があり、
同時代の女流文学者や日記作者が皆訪れていた模様。
- 金春禅竹の作になる能『源氏供養』に、紫式部が石山寺の観音であり、
仮にこの世に現れ『源氏物語』を残して世のはかなさを知らしめたのだ、とするくだりがある。
よくよく物を案ずるに、紫式部と申すは、かの石山の観世音、
仮にこの世に現れて、かかる源氏の物語、これも思へば世の夢と、
人に知らせん御方便、げにありがたき誓かな
(『季刊 怪』No.34)