トタン

  • (Fe)の上に亜鉛(Zn)を被覆したものを指す。


  • トタンの被覆が部分的に剥離した場合、露出した鉄と残存する亜鉛の被覆との間に
   電池が形成され、陽極となった亜鉛が溶出し、陰極である鉄の溶出が阻止される。
   これにより鉄の大気腐食が防止されるという特徴がある。
   この防食法を「カソード防食法」と呼ぶ。



(『江戸時代の科学技術』市立長浜城歴史博物館)


最終更新:2012年07月06日 02:01