シュトゥック炉

  • 中世ヨーロッパで使用された製鉄用の炉。

  • 最大の特徴は、水車を動力源としたフイゴが据え付けられている事。
   これにより人力よりも強い送風力を得る事が出来、古代の低シャフト炉よりも背の高い
   3~4mほどの規模の炉が成立した。

  • ただし、これでもまだ鉄を完全に溶融させる事はできず、ルッペを取り出して鍛冶による精錬が必要な事は
   変わらなかった。


      参考文献
『鉄の文明』大橋周治
最終更新:2012年08月04日 02:59