城の山古墳


  • 楕円形をした、直径約41mの円墳。
   ……とされていたが、2014年の発表により、新たに全長62mの前方後円墳である事が判明し、
   同時に菖蒲塚古墳にかわって日本海側最北の前方後円墳となった。
   ……とされていたが、2015年、前方後円墳と判断した根拠であるコの字型の溝が
   15世紀のものであると判明したため、訂正され円墳であるとされた。
(zsphereコメント:勘弁していただきたい)

  • 古墳時代前期(4世紀前半)の築造とみられる。

  • 2013年、この古墳から発掘された銅鏡が、中国製の可能性の高い「盤龍鏡」である事が発表されている。
   この鏡は直径約10センチ、龍の姿が描かれており、
   作られた時期は後漢(1世紀後半~2世紀前半)もしくは魏晋(3世紀中ごろ)時代の可能性があるという。

  • また、同古墳からは、弓につける鉄製の飾り「両頭金具」2点も発掘されている。



    参考文献

毎日新聞2013年1月16日朝刊
47ニュース 2014年11月12日記事
最終更新:2015年09月09日 16:26