藤原定子




   十四歳で入内、立后。
   1000年(長保二年)に二十四歳で崩御。

  • 漢籍・和歌などを中心に深い教養を持ち、清少納言らと闊達な応酬を繰り広げる様子が『枕草子』に詳しい。
   ただし、995年(長徳元年)に父道隆が死去、翌996年に兄の伊周らが政変で左遷にあい、
   同年五月に落飾(仏門に入る)。その後一条天皇の寵愛篤く事実上の還俗をするも、
   肩身の狭い身分のまま、没落の中で亡くなった。


      参考文献

『枕草子(下)』講談社学術文庫


最終更新:2013年03月04日 03:24