海幸彦・山幸彦

  • 日本書紀』において、山幸彦がなくした釣り針を呑んでいた魚を「赤女(あかめ)」としているが、
    魚名研究において「アカメ」がヨロイダイあるいはフエフキダイを指す鹿児島県の方言とする報告があり、
    またタイが網ではなく一本釣りの対象となる魚である事からも、「アカメ」がタイである可能性が高いという。
    また、この神話と九州南部の関係性も推定される。


   室町時代には同市の新八幡宮に所蔵されていたと言われる。
   この新八幡宮は若狭国一の宮・二の宮である若狭彦神社若狭姫神社の近辺、もしくはその境内に所在していたと推定されている。
   若狭彦神社の祭神若狭彦は、彦火火出見尊ともされる。


      参考文献
『日本神話の考古学』森浩一


最終更新:2013年09月10日 04:57