硫黄島




  • 安徳天皇がこの硫黄島に落ちのびてきたという伝説がある。
   この島で櫛笥局(くしげのつぼね)という女性と結婚、若宮を設けて六十六歳まで、天寿を全うしたという。

   島内の山常に火が燃え、硫黄というものが落ちていることから「硫黄が島」とも名づける、
   という記述があり、このことから同作中の鬼界ヶ島を硫黄島に比定する説もある。


      参考文献
『平家物語(二)』
『日本伝奇伝説大事典』


最終更新:2014年08月03日 03:19