- オウィディウス『変身物語』では、幼い少年姿の神とされ、「とこしえの青春にめぐまれた永遠の少年」と形容される。
また、その神威は「肌黒い
インドの人たちのもと、はるかなガンジスの流れのあたりにまで及んでいる」
という記述がある。
(zsphereコメント:
アレクサンダー大王の東征の後だからか、
ローマ神話にはガンジス川などインドの地名が
ちらほら出てくるように見える。ギリシャ神話にはあまり見かけなかったのだけど)
- また『変身物語』には、テバイの町に新しい神としてやって来たバッコスを拒絶し排斥しようとした
ペンテウスが、その報復として狂乱した実母や妹たちに両腕や首をもぎ取られた、というエピソードを載せる。
(zsphereコメント:同書の中でもとびきりの猟奇的エピソード。なにそれ怖い)
参考文献
『変身物語(上)』オウィディウス
最終更新:2014年09月17日 03:17