ペルセウス



  • ダナエの父アクリシオスは、ダナエの産んだ子が自分を殺すであろうという神託を受けて、
   ダナエとペルセウスを箱に入れて海に投じたが、その箱がセリポスに漂着し、ディクテュスによって養育されたという。

   ディクテュスの兄弟のポリュデクテスがダナエに恋したが、ペルセウスによって阻まれたので、
   ヒッポダメイアとの婚礼を装ってペルセウスから「贈り物にはゴルゴンの首といえども否とは言わぬ」という
   言葉を引出し、それをもってゴルゴン討伐に向かわせたという。



   と述べるくだりで、そのエジプト領の境界線のうち、海岸線は「ペルセウスの監視所」から
   ペルシオンの塩干魚工場に至るまでである、と述べている。
   ここでペルセウスの監視所と言うのは、ペルセウスがアンドロメダを助け海の怪物を退治した場所だとか。



      参考文献
『ギリシア神話』アポロドーロス
『歴史(上)』ヘロドトス


最終更新:2015年08月08日 04:03