アイアコス



(ただし異説もあり、ペレキュデスはテラモンはアイアコスの子ではなく、ペレウスとは兄弟ではなく友であったとする)

  • 人間の中で最も敬虔な人物であったとされる。
   ペロプスがアルカディアの攻略に失敗したのち、友情を装ってアルカディア王ステュムパロス
   殺して八つ裂きにしたためギリシア全土が不作に見舞われた際、アイアコスがギリシアのために
   祈ったならば禍から逃れるであろうという神託があり、アイアコスの祈りによりギリシアの不作が解決した、
   といったエピソードもあるとされる。

  • また、その敬虔さゆえに死後も冥府において尊敬され、冥府の鍵を預かる役を受け持っているという。


  • プリニウス『博物誌』第七巻によれば、ある人々はの発見をアイアコスの功績に帰しているという。
   同様に、の発掘と精錬もアイアコスの発見とする説があるとか。



      参考文献

『ギリシア神話』アポロドーロス
『プリニウスの博物誌 Ⅱ』


最終更新:2016年03月24日 03:39