表面部分から解離する銀イオンに殺菌効果があるほか、
そのイオンによって発生する活性酸素にも殺菌効果がある。
西洋で、
ヒ素を盛られても察知できるからという理由で銀食器が使用される事があったが、
実際にはヒ素の生成過程で混入する硫化ヒ素と反応していたと思われる、との事。
また、同様の性質のため、銀製品を温泉に持っていくと黒化するので注意が必要。
- 十六世紀の三十年代からの日本の産銀量は著しく増大しており、
その少し後には世界の産銀量の三分の一を占めた時期もあったとみられる。
参考文献
『「金属」のキホン』田中和明
『
江戸時代の科学技術』市立長浜城歴史博物館
『要説日本歴史』
最終更新:2016年03月24日 04:01