- 上半身が人間、下半身が馬の姿をとった神、あるいは種族。
- ギリシャ神話においては、ケンタウロス族として多数の人物が登場する。
「レフカンディのケンタウロス」として知られる、ケンタウロスの
テラコッタ像が出土している。
鋸歯文などを描かれた像で、二つに割られた状態で前9世紀の二つの墓にばらばらに副葬されていたという。
- なお、ウェルギリウス『アエネイス』第五巻にて、船競争をする場面で用いられた船の名前の中に
「ケンタウロス号」が見られ、こうした怪物の名前を船につけていた事が知られる。
(詳細は
アイネイアスの項目参照)
参考文献
『アエネーイス(上)』ウェルギリウス
『図説ギリシア』周藤芳幸
最終更新:2016年01月28日 00:06