松井横穴群


   横穴群全体では300~400の墓があると見られるが、現在調査中。

  • そのうちの一つから、小型陶棺が出土。
   陶器でできた小型の棺で、長さ約80センチ、高さ約30センチ、幅約35センチ、
   上面を方形にくり抜き蓋をかぶせる構造であるという。
(同様の陶棺は奈良県奈良市の宝来横穴第6号墳で出土例があるとのこと)

  • 副葬品に刀剣や鏃などの武具がほとんど見られない事から、
   農業に携わる有力者の墓ではないかという見解もある。

  • また『日本書紀』でこの地の周辺に土師部がいたという記述がみられるため、
   そうした記述との関連性を主張する見解もある。


      参考文献

産経WEST 2015年1月20日記事
最終更新:2015年01月23日 13:25