崑崙山

  • 中国の西方にあったとされた、伝説上の山。


  • 劉勰(きょう)『新論』巻七に、
「崑山ノ下、玉ヲ以テ鳥ヲ抵(う)ツ、
 魚ヲ以テ犬ニ食マス」とあり、
   物が豊富だと尊く思われないことのたとえに使われる。
『梁塵秘抄』にも、
   「崑崙山には石もなし 玉してこそは鳥は打て
    玉に馴れたる鳥なれば 驚く気色ぞさらになき」
   とある


      参考文献

『新編日本古典文学全集 神楽歌・催馬楽・梁塵秘抄・閑吟集』


最終更新:2015年06月17日 00:11