一つ目の人間





  • ヘロドトス『歴史』巻三
   →ヨーロッパの北方にアリマスポイという一つ目の人種がおり、
    怪鳥グリュプスから奪うことで多量の金を得る、という記述がある。

  • プリニウス『博物誌』第六巻
   →アフリカ大陸の内陸部にニグロイ族という部族があり、その王はただ一つの眼が額にある、という記述がみられる。

  • プリニウス『博物誌』第七巻
   →アルプス以北の地に、食人習俗があり額の真ん中に目が一つだけあるアリマスピ族という種族があり、
    金鉱山で金を探掘しているが、この鉱山を守護しているグリフォンと相争っているという。


  • 『グリム童話集』「一つ目、二つ目、三つ目」
   →あるところに一つ目、二つ目、三つ目の三姉妹がおり、二つ目だけが、人間と同じだということで
    親や姉たちにいじめられる。




      参考文献

『歴史(上)』ヘロドトス
『プリニウスの博物誌 Ⅰ』
『プリニウスの博物誌 Ⅱ』
『完訳グリム童話集(4)』


最終更新:2016年03月06日 03:55