キュクロプス


  • 言葉の原義は「丸い目」あるいは「丸い顔」。

   その名の由来は円形の隻眼が額の真ん中にあるから、としている。
   また、ゼウスに雷鳴を贈り、雷電を作ってやったのもキュクロプスであるとする。

  • 古代ギリシャのアルゴスがあった地域での発掘調査で、『オデュッセイア』第九歌で
   オデュッセウスがキュクロプスの目に焼いたオリーブの枝を突き刺す場面を描いた
   土器片が発見されている。



      参考文献

『オデュッセイア(上)』ホメロス
『神統記』ヘシオドス
『図説ギリシア』周藤芳幸


最終更新:2014年12月06日 00:37