デウス・エクス・マキナ

  • 機械仕掛けの神、の意味。

  • 演劇で、舞台上部に大きな機械仕掛けの神の人形を登場させ話を収束させる事から、収集のつかなくなった話を無理やり終わらせる急展開を指す意味で使われる。
アリストテレス『詩学』やニーチェ『悲劇の誕生』などではあまり好意的でない書き方がされている。

 おそらく、滑車をつけた起重機で吊り上げて舞台上へ登場させたものと考えられる。

(『ものと人間の文化史 からくり』立川昭二)


最終更新:2011年08月08日 11:14