重い荷を背負って返礼をもらう

  • 『グリム童話集』「泉のそばのがちょう番の女」〈KHM179〉
   →とある伯爵が、老婆に言われて大荷物と、カゴに入れたナシとリンゴを親切で運んでやることになるが、
    背負うと恐ろしく重く、老婆にせかされて大変な思いで運ぶことになる。
    途中で飛び上がった老婆が荷物の上に乗り、老婆も一緒に運ぶ。
    どうにか運び終えると、老婆は礼として小箱を与えるが、この箱の中にはとある国の
    追い出された王女が涙として流した真珠が入っており、これをきっかけに行方不明だった王女の居場所がわかる。
    (「涙が真珠になる」も参照)



      参考文献
『完訳グリム童話集(5)』



最終更新:2016年01月11日 04:34