槲葉冠

  • 古代ローマで業績に対して授与された栄冠。

  • カシワの葉を模しており、市民を救済した者へ授けられた。
   →日本では「カシワの葉」と訳される事が多いが、英語では「オークリーフ(Oak leaf)」。
    オークならカシかと思いきや、英語でのオークは実際にはヨーロッパナラを指す。
    日本のナラと違い、葉の形がカシワに似ているため、こう訳されることが多い模様。
    なので、この冠もヨーロッパナラの葉を模していたと思われる。



      参考文献
『プリニウスの博物誌 Ⅱ』



最終更新:2016年07月30日 04:24