- 『ギルガメシュ叙事詩』に登場する、ギルガメシュたちに征伐されるフンババは、レバノンスギの森の守護者とされる。
(zsphereコメント:ちくま文庫版では「
スギの森の守護者」となっているが、どうもあちこち検索した限りでは
スギではなくレバノンスギが正解な様子。翻訳ものはこういうのが怖い)
フンババはギルガメシュが木を切り倒したことを契機に戦いを開始し、また
フンババが殺された後にギルガメシュたちは多量の木材を
ユーフラテス川の河岸へと運んだとあるので
彼はギルガメシュたちの文明が木材を得ることに対する敵対者として登場しているらしい事が読みとれる。
参考文献
『ギルガメシュ叙事詩』
最終更新:2016年04月21日 03:54