6月24日


   クルミの大木があり、この木は他の木々が春に葉を芽吹かせ花を咲かせ果実を実らせても冬枯れのままだが、
   洗礼者ヨハネの祝日が近づくとだしぬけに葉と果実を鈴なりにつけ、その数と上質さは他のクルミとは
   比べ物にならない、という逸話が載る。


      参考文献
『西洋中世奇譚集成 皇帝の閑暇』ティルベリのゲルウァシウス



最終更新:2016年11月01日 02:45